2009年7月12日 (日)

【楽】須藤もんサイトにYouTube映像掲載

須藤もんサイトの「ニュースリリース」コーナーに、須藤もんさんのソロ映像と、MOTEL(須藤もん+対馬照)さんのライブ映像(YouTube)を掲載しました。

須藤もん 公式サイト
 http://homepage2.nifty.com/sudomon/

 ※トップページ下部にリンクがあります。

 ニュースリリース
  http://homepage2.nifty.com/sudomon/news.htm

■ 須藤もん/めし 西荻のみ亭バージョン  2005/4/24 西荻窪 のみ亭 Live
■ MOTEL(須藤もん+対馬照)/流れ者  2009/6/27 三鷹 バイユーゲイト Live


須藤もんさんからコメントをいただき、掲載しました。

    このたび、カメラマンの高松重美さんのご協力を得て
    動く須藤もんを見て頂けるようになりました。
    まだ音源のないMOTELの歌も聞いて頂くことができます。
    酒でも呑みながら見てやって下さい。
    またライブにもお出かけ下さい。お待ちしております。 須藤もん


また、須藤もんさんのプロフィールページを久々に更新。
最新ライブ情報も、須藤もん公式サイトでご確認ください。

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【読】『インディアスの破壊についての簡潔な報告』

ずっと気になっていた本を読みはじめた。
200ページほどしかない薄い文庫本なのに、なかなか進まない。

この本は池澤夏樹さんの著作で知ったのだが、池澤さんのどの本に書かれていたのか忘れてしまった。
購入してからずいぶん日がたつ。
『魔法としての言葉 アメリカ・インディアンの口承詩』(金関寿夫)を読んだあと、そうだ、こんな本があったっけ、と思いだしたのだ。

Las_casas_indias『インディアスの破壊についての簡潔な報告』
 ラス・カサス 著  染田秀藤 訳
 岩波文庫(青427-1)
 1976/6/25 第1刷発行/2005/5/24 第36刷発行
 205ページ 560円(税別)

インディアス(las Indias)――スペイン人が発見、征服した地域をの総称して、当時インディアスと呼んでいた。おおむね現在の西インド諸島、南アメリカおよび北アメリカの一部を指す。ラス・カサスはインディアスがインドの一部であると信じ、「新大陸」であることに気付いていなかった。 (本書巻末訳注による)


この「報告」が書かれた時代背景は、本書巻末解説によれば、こうだ。

<1492年10月12日、スペイン王室の援助をうけたイタリア人 クリストバル・コロン(コロンブス)がカリブ海に浮ぶ小島グワナハニ島に到着した。 その後、コロンは三回にわたって航海を行ない、アンティール諸島、中米、南米北部を探検し、また、その後多くのスペイン人征服者(コンキスタドール)が、自らの生命と財産を賭してインディアスへ渡り、数々の探検、征服を行なった。 その動機は未知なる土地への憧れ、金銀財宝に対する欲望、あるいは熱烈な宗教心など種々様々ではあったが、彼らは、コロンの第一次航海より僅か半世紀余りの間に不撓不屈(ふとうふくつ)の精神を発揮して南北両アメリカ大陸をほとんど踏査した。 彼らは金銀財宝のみならず、トマト、玉蜀黍(トウモロコシ)、タバコ、カカオ、ジャガイモ等当時ヨーロッパでは知られていなかった数々の産物をヨーロッパにもたらした。>

ラス・カサスについては、Wikipediaから引用する。

<バルトロメ・デ・ラス・カサス(Bartolome de Las Casas, 1484年8月24日 - 1566年7月17日)は16世紀スペイン出身のカトリック司祭、後にドミニコ会員、メキシコ・チャパス教区の司教。当時スペインが国家をあげて植民・征服事業をすすめていた「新大陸」(中南米)における数々の不正行為と先住民(インディオ)に対する残虐行為を告発、同地におけるスペイン支配の不当性を訴えつづけた。主著に『インディアス史』、『インディアス文明誌』などがあり、『インディアスの破壊についての簡潔な報告』でも有名。生前から激しい批判を受け、死後も相反する評価を受けることが多かった。「インディオの使徒」とも呼ばれる。>


ところで、ネット検索してみたら、池澤夏樹さんのサイト 「Cafe Impara」 の中の 「異国の客」 という連続エッセイに興味深い記事をみつけた。
自著の 『静かな大地』 と、この 『インディアスの破壊についての簡潔な報告』 に触れ、「敗者の歴史を誰が書くか」 をテーマに池澤さんらしい考えを述べている。

Cafe Impara
 http://www.impala.jp/

 「異国の客」 063 冬の到来、エッフェル塔、敗者の歴史 その2
 (池澤夏樹 執筆:2006‐11‐25)
  http://www.impala.jp/ikoku_wp/?p=66


池澤さんが言うように、ラス・カサスの報告書は 「告発調で、ある意味では紋切り型」。
読みにくいものだが、書かれている内容は驚くべきものだ。
ヒトという生物は、よくもまあ、ここまで残忍なことができるものだ、という思いを重ねながら読んでいる。

その、ごく一部。
読んでいて胸が悪くなる、当時のスペイン人たちの悪逆非道ぶりである。
引用中の「彼ら」はインディオ。

<そこで、彼らは馬を落し入れるための罠を考えた。彼らは道に穴を掘り、そこに落ちこんだ馬の腹部に突き刺さるよう、先を尖らせ、焦がした棒をその中へいっぱいうめ込み、穴の上には小枝や草をかぶせて何もないように見せかけた。しかし、スペイン人たちはそれから身を守る術を心得ていたので、馬が罠にはまったのは僅か一、二度であった。その仕返しに、スペイン人たちは、老若男女を問わず全員インディオたちを生け捕りし、その穴の中へ放り込むことにした。こうして、彼らは身重の女や産後まもない女、それに、子供や老人、そのほか生け捕りにしたインディオたちを穴の中に放り込み、その穴の中は、しまいには串し刺しになったインディオたちで一杯になった。ことに、母親とその子供の姿は胸の痛む光景であった。スペイン人たちは残りの人びとを全員槍や短刀で突き殺し、獰猛な犬に分け与えた。犬は彼らをずたずたにして食べてしまった。>
 (「グワテマラ地方と王国について」 P.77-78)

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2009年7月10日 (金)

【雑】平岡正明さん死去

今朝、ラジオを聴いていて知った。

評論家の平岡正明さん死去 asahi.com
http://www.asahi.com/obituaries/update/0709/TKY200907090217.html

 評論家の平岡正明(ひらおか・まさあき)さんが、9日午前2時50分、脳梗塞(こうそく)のため、横浜市内の病院で死去した。68歳だった。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/c?g=obt_30&k=2009070900461


【2009/7/10夜 追記】
死亡記事の紹介だけじゃあんまりなので、追記。

私はそれほど平岡さんの著作を読んでいないが、いろんな刺激を受けた人だった。
今年になって、『石原莞爾試論』 という幻の著作を手に入れて読んだところだし、中国大陸シリーズも読み返してみようとしていたところだった。

私より少し歳上だとおもっていたが、いわば叔父さんの世代であることが死亡記事の年齢をみてわかった。
1941年(昭和16年)1月生まれだった。
年長の人たちが少しずついなくなることは、さびしいものだ。

死亡記事(朝日)のタイトルに、『山口百恵は菩薩である』 があげられていたが、とても刺激的な内容の本だった。
思うに、平岡さんは法華経とかかわりが深かったのではないか。
だからどうなんだ、ということもないのだが。

Hiraoka_momoe1Hiraoka_momoe2 『山口百恵は菩薩である』
 平岡正明 著  講談社文庫
 1983/6/15発行 351ページ
 (親本 1979年講談社刊)

平岡節がうなる、快著(怪著?)である。

<……自分の煩悩を歌に昇華させた山口百恵は、他人の煩悩にも鋭敏に反応するだろう。他人の煩悩を自分の悲劇にくり込んで山口百恵はさらに大きくなるだろう。すなわち菩薩である。>


もう一冊、平岡さんの桂枝雀論も面白い。
(全部読んでいないが)

Hiraoka『哲学的落語家!』
 平岡正明 著  筑摩書房
 2005/9/20発行 326ページ

<俺が落語に目覚めたのは数年前だ。/志ん生・文楽から現在の若手までをヨーイ・ドンで聞いた。/最も衝撃を受けたのは「彼」。/どえらい上方落語の爆笑王だ。/「彼」の思想の偉大さよ。/俺はナマの高座を聞いていない。/残された音と映像だけから「彼」の思想の深さを言いたい。/松本留五郎の鼓腹撃壌を、夢野久作との相似を、天地の逆転を。/この一冊を泉下の「彼」に捧げる。>

その平岡さんも、桂枝雀さんを追うように、逝ってしまったのか。



【2009/7/11追加】
 東京新聞 2009/7/9(木) 夕刊 (左)
 朝日新聞 2009/7/9(木) 夕刊 (右)

20090709_tokyo_hiraoka20090709_asahi_hiraoka

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2009年7月 8日 (水)

【楽】MOTEL―YouTube

You Tube
須藤もん+対馬照/流れ者

http://www.youtube.com/watch?v=mB_P9iBRAXY

いつのまにか、こんなライブ映像が・・・。
「MOTEL」 は、お二人のユニット名です。

つい先日の、下のライブの模様のようです。
私は行けなかったのですが。

■2009/06/27(土)  三鷹 「バイユーゲイト」

 JR中央線 三鷹駅北口 徒歩2分
 武蔵野市中町1-17-2 アビエス1F2号
 TEL 0422-55-5782
 出演  鎌倉研(from大阪) MOTEL(須藤もん+対馬照)
 19:00 開場  19:30 開演
 2,000円 (別途ドリンク・オーダー)

 http://bayougate.voxx.jp/


これから先の 「MOTEL」 のライブ予定は、こちらをご覧ください。

【楽】須藤もん・対馬照(MOTEL) 最新スケジュール
 2009/6/20(土) 掲載
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/motel-7617.html


さらに、最新情報は 「須藤もん公式サイト」 でご確認ください。
いくつか、ライブ詳細情報(開演時刻など)をアップしています。

須藤もん公式サイト
http://homepage2.nifty.com/sudomon/

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2009年7月 7日 (火)

【読】アメリカ・インディアンの詩

日曜日に図書館から借りてきた本。
昨日と今日でいっきに読んでしまった。

Kanaseki_america_indian『アメリカ・インディアンの詩』 金関寿夫
 中公新書(中央公論社) 1977/6/25発行

よく知られているように、インドに行こうとしたコロンブスが、1492年にたまたま「発見」した大陸に、その二万年も前から住んでいた原住民(この言葉も近ごろは嫌われているようだが)――彼らを呼ぶ便宜的な名称が 「インディアン」 である。

この本では、アメリカ・インディアンの素晴らしい口承文学が紹介されている。
( 「文学」 と呼ぶのも、便宜的なカテゴリーだろう。なぜなら、彼らはこれを 「文学」 とは考えていないから)

たとえば、次のような短い詩。

<トウモロコシの種子を植えたあと、アリゾナのパパゴ・インディアンは、その順調な生育なを祈って(古来のリズムに合わせて足拍子を踏みながら)つぎの詩をとなえる。

  青い夜が下りてくる
  青い夜が下りてくる
  ほら ここに ほら あそこに
  トウモロコシのふさが震えている >


文字を持たない民族の口承が英語に翻訳され、それをさらに日本語に翻訳することには、どだいムリがある。
著者も、それを承知のうえで、魅力的なたくさんの詩を紹介し、アメリカ・インディアンの精神・文化を論じている。
1977年に、このようないい本が出ていたことに驚く。

それにしても、なんと豊饒な世界だろう。
アイヌ民族の口承文学(ユカラなど)に通じるものを感じる。


Kanaseki_oral_poetry_2引き続き読んでみようと思う本。

『魔法としての言葉 アメリカ・インディアンの口承詩』
 金関寿夫 思潮社 1988/5/1発行

星野道夫さんの書棚に残されていたのがこの本だ。
中公新書版が絶版になった後、同じ著者が書き改めたもの。

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2009年7月 5日 (日)

【楽】上々颱風名曲選 I

そのうち買おうと思いながら、そのままになっていたアルバム。
昨夜、花園神社のライブ会場で購入。

これまで発売されたアルバムからのピックアップなので、目新しくない内容なのだが、紅龍氏が曲目解説を書いているというので気にはなっていたのだ。

Shangshang_best上々颱風名曲選 I
 ポニー・キャニオン/M&Iカンパニー
 MYCD-30360 2005年
 2800円(税込)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000BU6PY4

(収録曲 全12曲)
愛より青い海/Let it be/ハラホロの涙―GREAT JOURNEY 2001―/心の花/ものみな歌に始まる/けもの道/ヒマワリの海/東京の夜/愛が誰かを呼んでる/平和が戦車でやって来る/青空/いつでも誰かが

アルバム 「上々颱風8」から後の曲が多く、エピック・ソニー時代の古いアルバムの曲がほとんどない。
所属事務所もレコード会社も転籍したので、版権の問題がじゃまをしているのかもしれない。

これからアルバムを聴いてみようという人には、いい内容かもしれない。

もう一枚、過去のシングル盤を収録した名曲集も出ているので、あわせて聴いてみるのもいいと思う。

 GOLDEN☆BEST 上々颱風
  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002206V2C


紅龍氏による曲目解説が、期待していた以上に私にはおもしろかった。
ひと頃、紅龍氏と接する機会が多かったのだが、私は酒を飲まないし、あまりお話をしたことはなかった。
ただ、こういう人なんだなという感じは、私なりにもっている。
人となり、というか。

今回、この解説を読んで、なるほどと思うことが多かった。

「平和が戦車でやってくる」 は昨夜の花園ライブでも演奏されて、いつになくジーンときたものだ。
紅龍氏の一面が強くでている楽曲だと思う。
もっとも、上々颱風の曲のほとんどは、座付作者といっていい(リーダーなんだが)この人の作詞作曲によるもの。
すぐれた楽曲が多い。

楽曲のよさ、プラス、ツイン・ボーカルの歌唱、それにキーボードとリズム・セクションのサポート。
あとはアレンジのよさ(アレンジはメンバー全員のチカラか?)――これらが上々颱風の音楽の魅力を生みだしているのではないか、と私は思っている。


ところで、これが第一集なら、第二集はいつ発売されるんだろう?

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【楽】花園神社 七夕ライブ 2009(続)

昨夜の花園神社野外ライブのことを、もう少し書きたい。
「いいライブだったな」 だけじゃ、あんまりだから。

新宿花園神社の境内は、さほど広くない。

東京新宿鎮座 花園神社
  http://www.hanazono-jinja.or.jp/mt/top/


昨夜のライブでも、私が着いたときは整理番号1000番台の入場を案内していたが、どう見ても1000人も入れるような場所ではない。
何人ぐらいいたのか、見当がつかない。
300とか400ぐらいかな。

明治通り沿いの大鳥居(ここが会場入口)から、ステージのある拝殿まで、距離にして60~70メートルぐらいか(地図ソフトでざっと計測)。
立派な拝殿は階段を登ったところにあり、ステージはその下で、もちろん座席などないからお客は勝手に立って見る。
ステージ下が少し坂になっているので、腰をおろすと上り坂に向かって座るようなもので、とても疲れる。
(とても腰をおろす余裕などないほどステージの前は密集するが、始まるまでは腰をおろして待っていたりする)

ゆるい登り傾斜のせいもあって、ステージのすぐ近くだと、前に立っている人の陰になってあまりよく見えない。
私など背が低いのでなおさらだ。

ステージ全体をよく見るには、ずっと後ろの方、大鳥居と拝殿のなかほどの参道がいい。
このあたりだと、人もまばらだ。
シートを敷いて、座って見ている人もいる。
ベビーカーにこどもを乗せた人が通ったり、バケツが置かれた喫煙コーナーで一服したり、入口近くの売店でアルコール類やおでんなどを買う人も、このあたりにいる。

私は、はじめのうちはステージからすこし離れた、群衆がまばらになるあたりに立っていたが、疲れてくると後ろの広々とした場所に移ることにしている。

暗闇に拝殿下のステージがライトアップされ、幻想的な絵になる。
ステージ全体が見えるのでいい感じだ。

昨夜このブログに 「場の力」 と書いたのは、境内の好きな場所で勝手に見られて、会話も飲み食いも移動も好きなようにできる、祭りの場がもたらす雰囲気だろう。

私の近くに、おもしろいおじさんがいた。
密集した聴衆のなかで、携帯折りたたみ式の椅子の上に立って双眼鏡でステージを眺めていたかと思うと、とつぜん座ってコンビニ弁当を食べはじめた。
ステージの演奏そっちのけで、もくもくと食べていた。
よほどおなかがすいていたのだろう。

こういう光景も、祭りっぽくていい。
上々颱風というバンドがもっている「ちから」は、野外ライブでこそ発揮されるように思う。


入口で配っていたちらしの中の一枚。
椿組の公演がおもしろそうだ。

「新宿ジャカジャカ」 その日ギターは武器になったのか?
 椿組09年夏 花園神社野外劇

  1969年、新宿は熱く燃えていた!
  その新宿西口広場を占拠した
  フォークゲリラ達。
  手にしたのはゲバ棒ではなく、
  やわなフォークギターだった。  (ちらしより)

 椿組のサイト 「椿のこや」
  http://homepage2.nifty.com/tubakigumi/


この境内は、昔から野外演劇の場としても提供されている。
大鳥居を入ってすぐの右側に、大きな仮設芝居小屋を「建築中」だった。

Tsubakigumi_hanazono2009_2Tsubakigumi_hanazono2009_2_3

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2009年7月 4日 (土)

【楽】花園神社 七夕ライブ 2009

いいライブだったな。
きっかり一時間半、アンコールも一曲だけで、ちょっともの足りなかったけれど。

ゲスト・プレーヤー(予告なし)の、ミン・ヨンチさん(チャンゴ演奏)が光っていた。
西川郷子さんのケンガリと、ミンさんのチャンゴの掛け合いなんか、最高だった。

「鳥の歌」(サトちゃんはケンガリ演奏、ミンさんがチャンゴでサポート)や、「町工場の女の子」がよかった。

 Min(ミン) YoungChi(ヨンチ)
  http://www14.ocn.ne.jp/~santa/profile.html
 SANTA“散打” オフィシャル・サイト
  http://www14.ocn.ne.jp/~santa/index.html

 【参考サイト】 チャンゴ(チャングとも言う)、ケンガリ についてはこちら
  http://taakyonguso.hp.infoseek.co.jp/menu6-jp/gwenggwari.htm
 伝統打楽器研究所
  http://taakyonguso.hp.infoseek.co.jp/home.htm

 韓国伝統楽器専門販売店 BBD_SHOP
  http://www.bbdjp.com/index.php


なんといっても花園神社の「場の力」が大きいんだな、と今年も思う。

境内の一画には、準備中の芝居小屋があった。
「椿組」 の芝居があるらしい。
そういえば、去年の夏にはこの芝居小屋で、山崎ハコさんのライブと芝居を観たのだった。

 2008/7/19(土)
 【楽】花園神社(山崎ハコライブと芝居)
  http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_c064.html


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【読】キムン・カムイとウェン・カムイ

花園神社のライブまで時間があったので、新宿西口のジュンク堂書店に立ち寄った。
さすがに本の数が多い。
理学書コーナーでこんな本をみつけて、購入。

Kayano_kamui『よいクマ わるいクマ』
 ― キムン・カムイ ウェン・カムイ
    見分け方から付き合い方まで ―
 萱野茂 前田菜穂子
 写真 稗田一俊
 北海道新聞社 2006/1/15発行
 259ページ 2400円(税別)

最近読んだ 『ベア・アタックス』 巻末の解説にも、アイヌ語のこの言葉が引用されていた。

キムン・カムイ kimu-un-kamuy (山に住む神) → 熊・ヒグマ
ウェン・カムイ wen-kamuy → 悪い神
 → 畑を荒らしたり、家畜を襲ったり、人を襲う悪いクマ
(アイヌ語表記は、萱野茂 『アイヌ語辞典』 三省堂を参考にした)

アイヌの人たちがヒグマとの長いつきあいの中で育んだ、クマと人間が共存するための知恵である。


― この本の内容(目次より) ―

第一章 実践編
 出発前の準備/出会わない方法/もしも出会ってしまったら
第二章 応用編
 安全なキャンプ/安全な登山、山菜採り/安全な釣りと狩猟
第三章 アイヌ民族の知恵編
 対談 萱野茂(二風谷アイヌ資料館館長)・前田菜穂子(ヒグマ博物館学芸員)
第四章 基礎知識編
 ヒグマってどんな動物?/ヒグマを知って共に生きよう
第五章 海外編
 対策と成功例/スウェーデンの実践
第六章 資料編
 生物学データ/ヒグマ対策/もっと学びたい人へ


第三章が、ことに興味ぶかい。

北海道に住む人たちにとって、ヒグマとのつきあい方には悩ましいものがある。
これまでは見つけしだい「駆除」するというやり方を続けてきたが、ここにきてようやくクマとの共存・共生を模索しだしたようだ。


― まえがき(はじめに) より ―

<ついに、というか起こるべくしてと言うべきか、ヒグマによる死亡事故がとうとう起きてしまいました。 1999年5月、渡島管内木古内町で、…(中略)…オスのヒグマが、釣り人の男性一人を襲い死亡させ、山菜採りの女性2人に重傷を負わせました。…(略)…>

<このままでは、またこのような悲惨な事態が起きかねません。 クマにとっても人間にとっても悲劇です。>

<悲しいことに、クマを有害獣として駆逐する 「日本の常識的方法」 は 「世界では非常識」 なのですが、現状はそのままです。 でもちょっと待ってください。 人間とヒグマは共存できないのでしょうか。 いいえ、それは可能です。 北海道にはクマと上手に付き合っていた先駆的な人たちがいます。 アイヌ民族の人々です。>

<狩猟民族のアイヌは、ヒグマを 「キムンカムイ(山の神様)として尊敬し、問題を起こすクマを 「ウェンカムイ」(悪い神)と呼んで全く別に扱い、共生してきました。>

萱野茂さんがまだご存命の頃に出版された本。

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【読】魔法の言葉

絶版(あるいは版元品切れ)で手に入りにくいと思っていた本が、Amazonで新本が残っていて、手にはいった。

Kanaseki_oral_poetry_american_india『アメリカ・インディアンの口承詩 ― 魔法としての言葉 ―』
 金関寿夫 著  平凡社ライブラリー
 2000/6/15発行 306ページ 1200円(税別)

Amazon
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582763472

思潮社刊の単行本の文庫化。
単行本のタイトル 『魔法としての言葉 ―アメリカ・インディアンの口承詩―』 を改題。 といっても順序を変えただけだが。

文庫なので解説が付いている。 詩人の吉増剛造が担当。
単行本の装幀(下の写真)も魅力的だが、この文庫版の表紙もいい。

<彼らは、ヴィジョンを求め、孤独な旅に出る。/苦行の果て、魔法の歌や祈りを持ち帰る。/動植物や人間の尊厳を知るものだけがもつ/深いやさしさにみちた歌――。/これが彼らの歌=詩である。/アメリカ現代詩が見出した<古典>、/先住民族が伝えた口承文学の世界。> (本書カバー)


Kanaseki_oral_poetry単行本
『魔法としての言葉 ―アメリカ・インディアンの口承詩―』
 金関寿夫 著  思潮社
 1988/5/1発行

1993年9月発行の思潮社刊新版はいまも入手可能
(ISBNコード 978-4-7837-1558-0)
e-honサイト
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000018877056&Action_id=121&Sza_id=GG


元の本はこれ。
『アメリカ・インディアンの詩』 金関寿夫 中央公論社(中公新書)
 1977年刊 絶版
Amazon
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000J8TYE6

Kanaseki_america_indian

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