2024年3月 1日 (金)

【読】2024年2月に読んだ本(読書メーター)

2月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:3388
ナイス数:160

古本大全 (ちくま文庫 お-34-11)古本大全 (ちくま文庫 お-34-11)感想
時間つぶしに立ち寄った書店で発見。私が好きなオカタケさんの新刊。これは買わずにいられない。同じちくま文庫の『古本でお散歩』『古本極楽ガイド』『古本生活読本』『古本病のかかり方』(いずれも、現在、品切れ)掲載の文章を集めて再構成し、さらに二章を加えて、これぞ古本尽くしの一冊。新書にしては分厚く425ページある。岡崎さんの軽妙な語り口で、古本好きにはたまらない。カヴァー写真は、岡崎さんのご自宅の地下書庫で本を開く著者。話には聞いていたが、どこかの古本屋かと思うほどの本の量。
読了日:02月07日 著者:岡崎 武志

短篇コレクションI (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第3集)短篇コレクションI (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第3集)感想
岡崎武志さんの『古本大全』にブローティガンが紹介されており、読んだことのなかったこの作家の作品を読んでみようと探してぶつかった本。目取真俊「面影と連れて」だけは既読作品。パレスチナ出身の作家ガッサーン・カナファーニーの作品「ラムレノ証言」は、今のパレスチナ/ガザの事態を彷彿させる。村上春樹訳のレイモンド・カーヴァー作品は、さすが。金達寿「朴達の裁判」(短編というには、やや長いが)が、いい。この一冊で、世界中には豊饒な小説の世界があることを知った。さすが、目利きの池澤夏樹さんらしい選書。
読了日:02月12日 著者:コルタサル他

隆明だもの隆明だもの感想
書名『隆明だもの』が秀逸。この書名に魅かれて読んでみたようなもの。長女・ハルノ宵子さんが、晶文社刊「吉本隆明全集」の月報に2014年3月から2023年5月まで連載した短い文章が、じつに味わい深い。一緒に暮した家族ならではの吉本隆明観は、あんがい本質をついているかも。「うちの家族は全員”スピリチュアル”な人々だった。…論理とスピリチュアルは、決して相反するものではない。まずインスピレーションありきで、そこに経験や修練によって得た知識の強固な裏打ちがあってこそ、父はあそこまでの仕事ができたのだと思っている。」
読了日:02月15日 著者:ハルノ宵子

人新世の「資本論」 (集英社新書)人新世の「資本論」 (集英社新書)感想
評判になったこの本を、なんとか読了。カバー裏に並んだ著名人たちの推薦コメントがスゴイ。第6章までは、外国の(カタカナの)学者の名前が頻出するのが鬱陶しく、途中で投げ出しそうになったが、著者の言いたいことは伝わってきた。最後のふたつの章(第7章、8章)になって、ようやく「脱成長」「脱資本主義」を目指す具体的な動きが紹介されていて、なにやら希望を感じた。岸本聡子という人を知ったのも収穫。また、手元にある本書著者の「100分で名著 カール・マルクス 資本論」や、吉本隆明「カール・マルクス」も読んでみようと思う。
読了日:02月15日 著者:斎藤 幸平

ゴールデン・マン (ハヤカワ文庫 SF テ 1-11 ディック傑作集 3)ゴールデン・マン (ハヤカワ文庫 SF テ 1-11 ディック傑作集 3)感想
SFファンではないが、池澤夏樹個人編集の世界文学全集(短編集)に「小さな黒い箱」が収録されていたので、この作家の短編集を読んでみた。1950~60年代の作品は、さすがに時代を感じさせる。惑星への移住は、いかにもSF的だが、小道具が今からみるとチャチい。テープとか紙のカードとか、今では過去の遺物になりかけているのだが、当時は、それに代わるものが想像できなかったのだろう。ただし、作者の発想は、さすが。不気味な印象が残る作品群。
読了日:02月19日 著者:フィリップ・K. ディック

北海道犬旅サバイバル北海道犬旅サバイバル感想
大好きな服部文祥さんの最新刊。50歳を迎え、これが「サバイバル登山」の集大成、あるいは引退セレモニー(体力的な限界から)と考えて敢行した北海道縦断の徒歩・犬旅。免許証も現金も持たず、鹿を狩りながら野宿で宗谷岬から襟裳岬まで歩き通す、二か月に及ぶ痛快な旅の記録。出発早々、コンパスを無くしたり(その後、出会った登山者から借りて事なきを得る)、唯一の筆記具のボールペンを無くしたりと(すぐに見つかった)、ハラハラさせる。最後に、通りかかったオッサンから数千円のカンパ(選別)をもらって何を買うか悩む姿が微笑ましい。
読了日:02月19日 著者:服部文祥

狩猟サバイバル狩猟サバイバル感想
著者40歳の頃の作品。どうやら読まないまま、本棚に眠っていたようだ。サバイバル登山から狩猟サバイバル登山へと、一歩を踏み出した頃の体験が、上質な文章で綴られている。後に狩猟犬として著者と行動を共にする愛犬ナツは、まだいない。主に鹿を鉄砲で撃つ狩猟を学び(小菅村の猟友会で猟を教わる)、従来の”サバイバル登山”に取り入れて、南アルプスの間ノ岳の冬季登頂を実現。殺生への想い、煩悶は、当然ありながらも、著者の生命観といったものが伝わってくる。
読了日:02月22日 著者:服部 文祥

ツンドラ・サバイバルツンドラ・サバイバル感想
服部文祥さんの本のなかでも、バツグンに面白い一冊だった。半分は国内の単独”サバイバル登山”。詳細なルート地図によってイメージがつかみやすい。大菩薩山嶺と南アルプスが、私にも多少の土地勘があるので身近に感じられた。転落事故もショッキングだ。後半は、テレビ取材のための”ツンドラ・サバイバル”。巨大な隕石湖に生息する新種の魚を釣る魅力に抗しきれず、テレビ・クルーとロシア人の見張り役同行、ヘリや無限軌道車を使う旅を敢行。偶然出会った現地チュクト族のミーシャという魅力的な猟師との共感が、ひしひしと伝わってくる。
読了日:02月25日 著者:服部 文祥

死刑すべからく廃すべし: 114人の死刑囚の記録を残した明治の教誨師・田中一雄死刑すべからく廃すべし: 114人の死刑囚の記録を残した明治の教誨師・田中一雄感想
新聞書評で知り、読んでみた。明治から大正期にかけて「教誨師」として活躍し、114人の死刑囚の記録を残した田中一雄という人物を執拗に追ったノンフィクション。謎に包まれた田中一雄の生涯にも興味をひかれたが、1910(明治43)年の大逆事件で、いわばでっち上げの罪で死刑宣告された24人(うち、幸徳秋水、菅野須賀子を含む12人が死刑執行、残り12人は恩赦により死刑を免れた)話は、興味深かった。死刑制度の是非は、私にはなんとも言えない(身内が殺されたら私は復讐したいと思うだろうから)。それでも考えさせられた。
読了日:02月26日 著者:田中 伸尚

教誨師 (講談社文庫)教誨師 (講談社文庫)感想
50年もの間、死刑執行に立ち会い続けた教誨師(浄土真宗僧侶)への聞き取りが(本人の死後に公開という約束で)みごとにまとめられている。教誨師・渡邊普相師は少年期に広島で被爆。その体験が教誨師という仕事に向かわせたようだ。たくさんの死刑囚との拘置所での面会、絞首刑執行への立ち会い時の生々しい様子は胸に迫る。死刑執行に携わる刑務官の苦悩も知った(かつては一人の刑務官が操作するレバーで行っていた)。渡邊氏の「死刑は人殺し」という言葉が重い。週刊誌記者時代の平岡正明氏の名や知人の名が出ていて驚いた。教誨≠教戒。
読了日:02月29日 著者:堀川 惠子

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2024年2月 1日 (木)

【読】2024年1月に読んだ本(読書メーター)

北方謙三『チンギス紀』全巻読了。

1月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:3016
ナイス数:129

チンギス紀 十 星芒チンギス紀 十 星芒感想
2023年の暮れから読み始めて、ようやく読了。年末年始は他の本を読んでいた。その間、能登半島の地震、羽田空港の航空機事故といった大きな出来事が発生、不穏な年始となった。この巻から巻頭の地図が大きく変わった。モンゴルの領域が一つになり、西の方は遠くカスピ海まで載っている。現在の中央アジアだ。チンギスが金国と縁を切って攻め入る。ジャムカの遺児マルガーシ、ホラムズ・シャー国の皇子ジャラールッディーンといった若者が活躍し始める。メルキト族のアインガもチンギスの許へ。物語はさらに広がりを見せて、この後が楽しみだ。
読了日:01月06日 著者:北方 謙三


チンギス紀 十一 黙示チンギス紀 十一 黙示感想
モンゴル軍と金国軍の本格的な戦いでチンギスの息子ジョチとトルイが将軍として活躍する。西域でも大きな動きが。南宋に逃れたタルグダイとラシャーン、その養子トーリオが、この後、どのように絡んでくるのか楽しみ。チンギスが、ついに梁山湖を訪ねる。大水滸伝三部作との(物語上での)繋がりが少しずつ明らかになっていくのが、たまらない。
読了日:01月07日 著者:北方 謙三

 

チンギス紀 十二 不羈チンギス紀 十二 不羈感想
西域が動きだす。ホラズム・シャー国の皇子ジャラールッディーンとマルガーシの動きが気になる。タルグダイがとうとう死んでしまったが、養子のトーリオが、物語に大きく絡んで来そうな予感。チンギスが50歳になり、今後は孫たちの世代が活躍するのか。予断を許さない展開に。
読了日:01月09日 著者:北方 謙三

 

チンギス紀 十三 陽炎チンギス紀 十三 陽炎感想
金軍の残党、完顔遠理のしぶとさに、テムゲが討たれて重傷を負うという、意外な展開が巻末に待っていた。テムゲの部下、好漢ボロクルが戦死。こうして一人ずつテムジンの配下が死んでいくのか。西域では、いよいよホラズム・シャー国との決戦が始まる。長い物語も佳境にはいってきた。残り4巻。楽しみだ。
読了日:01月14日 著者:北方 謙三

 

チンギス紀 十四 萬里チンギス紀 十四 萬里感想
西域での戦いの膠着状態が続いていて、地名・人名が飛び交い、何度も巻頭の地図と人名一覧を見るのがまどろっこしい。いっぽう、南方ではトーリオが小梁山・岳都にからんできて、岳飛伝との繋がりがいよいよもって強くなってきた。巻末、チンギス軍の好漢ムカリとマルガーシとの一騎打ちがこの巻の山場。チンギス軍の将軍たち(なかでもチンギスの係累)が消えていくのは、話の流れとしても、さびしい。残り3巻。
読了日:01月17日 著者:北方 謙三

 

チンギス紀 十五 子午チンギス紀 十五 子午感想
いよいよ終盤の山場。テンポよく戦の描写が続き、息つく暇もない。強敵ホラズム・シャー国軍との決着が、残り2巻でどのようになるのか。期待が高まる。この巻では、ボオルチュとテムルン(チンギスの妹)の息子ボロタイルの人物造形が際立っている。いいやつなのだ。チンギスの副官ソルタホーンの人柄にも魅かれる。ホラズムの”婆さん”(太后)トルケンと、カンクリ族の女隊長・華蓮も個性的で不気味だ。
読了日:01月20日 著者:北方 謙三

 

チンギス紀 十六 蒼氓チンギス紀 十六 蒼氓感想
ホラズムの大軍がモンゴル軍によって、ほぼ壊滅状態に。それにしても30万の大軍の戦場など、想像がつかない。大軍どうしの戦の様子はイメージが難しい。これは大水滸伝を通して感じてきたことだ。ボロルタイや、チンギスの宿敵マルガーシが率いる隊の動きは、読む者に迫ってくるのだが。この巻では、チンギスが危うくマルガーシの手にかかりそうになって、ハラハラした。矢で射殺さずに見逃されたジャラールッディーンの行く末は? 残り1巻。いよいよ大団円か。この物語の最後までチンギスは生き残るのか?
読了日:01月24日 著者:北方 謙三

チンギス紀 十七 天地チンギス紀 十七 天地感想
ついに通読完了。この最終巻には、哈敦(ハトン)の裏切り(反乱)という、思わぬ展開が用意されていた。そして、黒水城というあたらしい舞台。そこを拠点とする大軍との最終戦。マルガーシとの一騎打ち。相打ちに近いが、マルガーシは死に、チンギスも重傷を負って、ついに…。うまく終わらされたと、作者のたくらみに嵌った感がある。これで「水滸伝」に始まった大きな円環が閉じた。壮大なロマンだったが、史実上のチンギス・カンと、その後継者についても知りたくなった。
読了日:01月25日 著者:北方 謙三

 

イスラエル軍元兵士が語る非戦論 (集英社新書)イスラエル軍元兵士が語る非戦論 (集英社新書)感想
『国のために死ぬのはすばらしい?』に続けて読んだ、ダニーさんの新刊。非武装中立論、原発廃止を真っ向から主張し、講演などの実践を通して平和を訴え続ける姿勢には、頭が下がる。この本では、ナチスのユダヤ人迫害のことも詳しく書かれている。また、イスラエルの内部事情も、当事者ならではの詳しさで。「声をあげる」ことのたいせつさを、突きつけられた思い。
読了日:01月27日 著者:ダニー・ネフセタイ,永尾 俊彦

読書メーター
 

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2024年1月 1日 (月)

【読】2023年12月に読んだ本(読書メーター)

12月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:4168
ナイス数:175

チンギス紀 三 虹暈 (こううん)チンギス紀 三 虹暈 (こううん)感想
物語の舞台が大きく広がり、モンゴル族とその周辺から西域、さらに遠い南の地までのつながりが明かされてくる予感。たとえば、岳飛伝に登場する甘藷糖。なによりも「玄翁」という謎の人物が気になる。いずれ正体が明かされるのだろうが。狩りのシーン、戦闘シーン、食い物の話が、じつに生き生きしていて、これぞ北方ワールドという感じ。この巻は、ほぼ一日で一気に読んだ。
読了日:12月01日 著者:北方 謙三

チンギス紀 四 遠雷チンギス紀 四 遠雷感想
凄惨な戦いがあった。あっと驚く戦法がとられる、北方謙三らしい戦闘シーンだった。山中に鉄を作り出す拠点が作られるあたりは「岳飛伝」の南方の拠点を思い起こさせる。「狗眼」と呼ばれる隠密を生業とする一族が登場。「大水滸伝」の世界と似てきて、ますます面白くなってきた。だんだん読むペースが速くなってくる(笑)。
読了日:12月02日 著者:北方 謙三

 

チンギス紀 五 絶影チンギス紀 五 絶影感想
ついに、梁山泊との繋がりが明かされた。うすうす感じていた玄翁の正体。楊令から胡土児へと受け継がれた吹毛剣。それが、なんとテムジンの手に。思えば、第2巻にその伏線はあった。年老いた宣凱が、それでも生きていたとは! 史実にとらわれず、自由に構想を膨らませる北方謙三ならではの仕掛けだ。これぞ小説(物語)の醍醐味。「大水滸伝」三部作を読んでおいて、よかった。それにしても、まだ5巻目。残り12巻の展開に期待が高まる。
読了日:12月04日 著者:北方 謙三

チンギス紀 六 断金チンギス紀 六 断金感想
テムジンが統べる領域が戦によって拡大。その領域内部も充実し、交易にも手を出して、これはまるで梁山泊の再現のよう。周辺国、部族との軋轢が強まり、風雲急を告げる。次巻の展開に期待が高まる。
読了日:12月09日 著者:北方 謙三

 

チンギス紀 七 虎落チンギス紀 七 虎落感想
テムジン軍が負けるはずはないのだが、苦しい戦に勝利して、モンゴル族の領地をすべて手に入れる。それにしても、大水滸伝と同様に、大規模な戦闘シーンの騎馬隊の動きは、なかなかイメージできない。テムジンがやろうとしていることが、いよいよ梁山泊に重なってきた。全17巻の折り返し点が次巻かぁ。好漢ジャムカの末路が気になる。この先、どこかで登場するのだろうか。
読了日:12月12日 著者:北方 謙三

まんが パレスチナ問題 (講談社現代新書)まんが パレスチナ問題 (講談社現代新書)感想
2005年1月刊行。2001年の9.11までのパレスチナをめぐる中東の複雑な状況が、わかりやすく書かれている。歴史のおさらい、再確認、深掘りができたと思う。続編(2015年8月刊行)では、直近のパレスチナ、アラブの状況が書かれているようなので、続けて読んでみたい。
読了日:12月14日 著者:山井 教雄

 

続 まんが パレスチナ問題 「アラブの春」と「イスラム国」 (講談社現代新書)続 まんが パレスチナ問題 「アラブの春」と「イスラム国」 (講談社現代新書)感想
前作に続き、2005年から2015年までの中東・アフリカ・アラブ世界でのさまざまな動きが、わかりやすく書かれている。「アラブの春」がチュニジアに始まり、エジプト、リビア、シリアへと広がっていった様子や、ISが生まれた背景など、勉強になった。そして、パレスチナでは、2006年から2014年にかけてのイスラエルとパレスチナとの争いが、今年になってまた、激しさを増している。著者は漫画家のようだが、掲載されている漫画は挿絵的なもので、歴史的なポイントはしっかり押さえられていると思う。
読了日:12月16日 著者:山井 教雄

まるごとわかるびっくり!日本ふしぎ探検百科 2 遺跡・建造物のふしぎ探検まるごとわかるびっくり!日本ふしぎ探検百科 2 遺跡・建造物のふしぎ探検感想
図書館本。北海道から沖縄まで、日本全国の「ふしぎ」を「探検」する児童向け図鑑シリーズ全3巻の2巻目。1巻目:自然・風景。3巻目:動物・植物。この2巻目では、遺跡・建造物が集められている。江戸東京博物館の建築史家・米山勇さん監修と知って借りてみた。米山さんは、これまで一般向けの講座を何度も開催していて、おもに建築物に関するマニアックな話を興味深く聴講してきた。この本では、建築に限らず、建造物や遺跡が網羅されていて、興味深い。実際に訪ねてみたいものが多数あった。
読了日:12月18日 著者:米山勇

チンギス紀 八 杳冥チンギス紀 八 杳冥感想
全17巻の折り返し。ケレイト王国の主トオリル・カンと息子のセングムがテムジン軍へ反逆を企てるも失敗。逆に討ち取られて、テムジンの支配領土が拡がる。敗軍の将ジャムカ、領土を失って彷徨うタルグダイとラシャーンの行方が興味をそそる。梁山泊残党の子孫・候春も登場して、いよいよ物語のスケールが広がってきた。残り9巻が楽しみだ。
読了日:12月19日 著者:北方 謙三

チンギス紀 九 日輪チンギス紀 九 日輪感想
ついにテムジンがチンギス・カンを名乗る。モンゴル族の長たちが集まる大会議で正式に”カン”と認められるのだ。テムジンの敵だったメルクト族のトクトアが、タイチウト氏の長だったタルグダイとその妻ラシャーンを匿い、さらにジャンダラン氏の長ジャムカの息子マルガーシも匿うことになる。このあたりのつながりを見せる展開が憎い。梁山泊の残党だった宣凱が死に、息子の宣弘とテムジンとの繋がりが濃厚に。大水滸伝「岳飛伝」で描かれた世界との連続が明かされてきた。そして、巻末、とうとうジャムカとの決着が…。この巻末部分、感動的だ。
読了日:12月22日 著者:北方 謙三

マゼラン船団 世界一周500年目の真実: 大航海時代とアジアマゼラン船団 世界一周500年目の真実: 大航海時代とアジア感想
毎日新聞書評(2023/12/2)で池澤夏樹氏が絶賛しているのをみて、図書館本を読んでみた。スペイン、ポルトガルといったヨーロッパ列強からみた「大発見時代」を、”発見された”側からの「大航海時代」と呼び変えたのは、日本の増田義郎(当時、東大助教授)らだったことを知る(本書終章)。マゼラン船団の「世界一周」も、マゼランがフィリピンで客死した後、船長エルカーノが率いる少数の生き残りだった。欧米では今もって「大発見時代」が使われている、そんな風潮に異議を唱える筆者ならではの、目から鱗の知見が得られる良書。
読了日:12月28日 著者:大野 拓司

砂の器(上) (新潮文庫)砂の器(上) (新潮文庫)感想
2024年1月、趙博(パギやん)の一人芝居(声体文藝館)で、この小説を原作として演じる予定。その予習の意味で、図書館から借りて読んでみた。事前知識として、ハンセン病がこの小説の内容にからんでいると知り、がぜん興味がわいた。上巻397ページをいっきに読了。松本清張の作品には馴染みがなかったが、さすがに物語の展開が上手い。犯人捜しというよりも、犯罪の背景を追う展開に、下巻425ページ(本文)を読むのが楽しみだ。余談だが、私の好きな現代作家の桐野夏生さんが清張ファンらしい。
読了日:12月29日 著者:松本 清張

砂の器(下) (新潮文庫)砂の器(下) (新潮文庫)感想
図書館本を三日間で読み切った。松本清張作品をまともに読んだことがなかったのだが、さすがだ。この小説は1961年刊行。当時の国鉄の列車事情は私にも馴染み深いものがあり、懐かしい。この長編を読んでみようと思ったきっかけは、上巻の感想に書いた。来年1月に観る予定のパギやん(趙博さん)の一人芝居は、たぶん映画化された内容に基づくものだろう。映画(1974年・松竹・野村芳太郎監督)も未見だが、DVDかネットで観てみたくなった。松本清張の他の代表作も、今さらだが、読んでみようかと思う。
読了日:12月30日 著者:松本 清張

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2023年12月31日 (日)

【読】2023年総集編(イベント編)

2023年の大晦日。

今年、参加したり関わったイベントを記録しておこう。
適当なカテゴリがないので、【雑】きまぐれ日誌、としておく。

◆3月11日
高橋美香さん トークイベント
「ママとマハとミカ ~ 『パレスチナに生きるふたり ママとマハ』 出版記念 ~
 於:狛江 「M.A.P.」

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https://amzn.to/3Sb4nK9

◆4月8日
岡崎武志さん トークイベント
於:荻窪 「本で旅するVia」

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https://via-ogikubo.com/

◆6月18日
牧野伊三夫さん 講演会
於:小平市中央図書館視聴覚室
主催:小平図書館友の会

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◆8月3日
「地球永住計画」 小松由佳さん トークイベント
於:武蔵境 「武蔵野プレイス」

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◆10月29日
小松由佳さん 講演会
於:小平市中央図書館視聴覚室
主催:小平図書館友の会

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今年は、所属している小平図書館友の会主催の講演会が2回あった。
そのどちらにも関わっていた。
とくに、小松由佳さんは、私が講演依頼をして、段取りをとったもの。
盛況で、よかった。

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2023年12月29日 (金)

【雑】工事は進む

南側のベランダから見える工事現場。

ときどき、工事の進捗を写真にとってきた。

来年春には完成するらしい。

奥(南側)にはスーパーができて、手前(北側)には集会施設らしき建物と、公園ができるそうだ。

2023/1/18 公園整地が始まる
 樹木が伐採されたのは残念

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2023/2/10 雪が降った

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2023/6/29 しばらく見ないうちに進捗していた

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2023/7/8

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2023/7/22

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2023/8/5 暑い夏

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2023/8/8

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2023/8/9 スーパーの工事が進む

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2023/8/14

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2023/8/26

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2023/8/31

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2023/9/20

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2023/9/27 集会施設が建ちはじめた

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2023/9/28

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2023/10/7

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2023/10/17 公園部分の工事が進む

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2023/10/17

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2023/10/21

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2023/10/31

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2023/11/1 これは、東側に建設中の団地の新しい居住棟

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2023/11/4 集会施設の建物屋上(謎のサークル)

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2023/11/6

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2023/11/16

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2023/11/19 パノラマ写真を撮ってみた

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2023/11/27 イチョウの黄葉

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2023/12/8

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2023/12/16 奥のスーパーの店名表示ができた

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2023/12/20

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2023/12/25

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2023/12/29 年末休みに入ったようだ

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来年も、スマホで写真を撮り続けよう。
ベランダから、さえぎるものもなく見えるので。
広大な空き地だったのが、大きく変容しようとしている。

 

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2023年12月28日 (木)

【読】探し続けていた本

探し続けていた本を手に入れた。

船戸与一さんが、若い頃、早稲田大学探検部の一員としてアラスカ・エスキモーを調査したときのレポート。

『アラスカ・エスキモー』
早稲田大学ベーリング・アラスカ遠征隊
(佐藤政信・原田健司・小島臣平)
朝日新聞社 昭和43年(1968年)2月29日
定価 340円

※原田健司=船戸与一さんの本名

船戸さんは昭和19年(1944年)生まれだから、この本の刊行時は23歳か24歳だったはず。

「日本の古本屋」というサイトに、探している本として出しておいたところ、ようやくみつかった。
あきらめずに探すものだ。
うれしい。

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Wikipediaより
早稲田大学在学中は探検部(第三期生)に所属した。先輩には西木正明、後輩には高野秀行がいる。アラスカのエスキモーを訪問し、本名で共著『アラスカ・エスキモー』を刊行した。

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2023年12月27日 (水)

【読】ぼちぼちいこうか 2023年総集編(今年読んだ本)

年末恒例の、今年の読書記録。

北方謙三の 「大水滸伝」 三部作を読破できたのが、今年の収穫。
「水滸伝」 全19巻
「楊令伝」 全15巻
「岳飛伝」 全17巻

北方謙三「大水滸伝」シリーズ、17年かけ完結 (日本経済新聞ネット記事)
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO05506640R00C16A8BE0P01/

北方謙三「大水滸伝」シリーズ ◆中国歴史小説『水滸伝』『楊令伝』『岳飛伝』◆|集英社
https://lp.shueisha.co.jp/dai-suiko/

以下、メモ帳で記録し続けている読書記録より。

『水滸伝』1巻目と2巻目は、昨年末に読了。
今年は3巻目から。

https://amzn.to/3RWL6Mb

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https://amzn.to/48dtvFl

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https://amzn.to/4awS4yF

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「大水滸伝」三部作の続編 「チンギス紀」(単行本)も読み始めた。
こちらも、全17巻の大作(すでに完結)。
図書館から借りて、全巻の半分ほど、9巻まで読んだところ。
これは来年に継続。

北方謙三[チンギス紀] (集英社のサイト)
https://lp.shueisha.co.jp/kitakata/chingisuki/

その他では、沢木耕太郎『天路の旅人』池澤夏樹『また会う日まで』が、印象に残るいい本だった。
どちらも図書館本を読んだ。
文庫が出たら、買っておきたい本だ。

『天路の旅人』 amazon
https://amzn.to/3to79lH

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『また会う日まで』 amazon
https://amzn.to/3vfibKu

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それぞれの本の感想は、「読書メーター」に記載している。

https://bookmeter.com/users/466409/reviews

【1月】
●2022/12/31~1/2 北方謙三 『水滸伝 三 ―― 輪舞の章』 集英社文庫 (2006/12/20) 388ページ 解説:逢坂剛
●1/2~1/3 北方謙三 『水滸伝 四 ―― 道蛇の章』 集英社文庫 (2007/1/25) 390ページ 解説:池上冬樹
●1/4~1/5 北方謙三 『水滸伝 五 ―― 玄武の章』 集英社文庫 (2007/2/25) 390ページ 解説:志水辰夫
●1/6~1/8 北方謙三 『水滸伝 六 ―― 風塵の章』 集英社文庫 (2007/3/25) 388ページ 解説:吉田伸子
●1/8~1/11 北方謙三 『水滸伝 七 ―― 烈火の章』 集英社文庫 (2007/4/25) 389ページ 解説:縄田一男
●1/11~1/12 北方謙三 『水滸伝 八 ―― 青龍の章』 集英社文庫 (2007/5/25) 395ページ 解説:王勇
●1/13~1/16 北方謙三 『水滸伝 九 ―― 風翠の章』 集英社文庫 (2007/6/30) 390ページ 解説:馳星周
●1/16~1/18 北方謙三 『水滸伝 十 ―― 濁流の章』 集英社文庫 (2007/7/25) 398ページ 解説:大森望
●1/18~1/22 北方謙三 『水滸伝 十一 ―― 天地の章』 集英社文庫 (2007/8/25) 389ページ 解説:岡崎由美
●1/22~1/26 北方謙三 『水滸伝 十二 ―― 炳呼の章』 集英社文庫 (2007/9/25) 397ページ 解説:張競
●1/26~1/29 北方謙三 『水滸伝 十三 ―― 白虎の章』 集英社文庫 (2007/10/25) 397ページ 解説:西上心太
●1-29~1/30 北方謙三 『水滸伝 十四 ―― 爪牙の章』 集英社文庫 (2007/11/25) 395ページ 解説:細谷正充
【2月】
●1/30~2/1 北方謙三 『水滸伝 十五 ―― 折戟の章』 集英社文庫 (2007/12/20) 395ページ 解説:茶木則雄
●2/1~2/4 北方謙三 『水滸伝 十六 ―― 馳驟の章』 集英社文庫 (2008/1/25) 390ページ 解説:吉川晃司
●2/4~2/5 北方謙三 『水滸伝 十七 ―― 朱雀の章』 集英社文庫 (2008/2/25) 397ページ 解説:高井康典行(やすゆき)
●2/5~2/6 北方謙三 『水滸伝 十八 ―― 乾坤の章』 集英社文庫 (2008/3/25) 397ページ 解説:夢枕獏
●2/7~2/10 北方謙三 『水滸伝 十九 ―― 旌旗の章』 集英社文庫 (2008/4/25) 395ページ 解説:ムルハーン千栄子
●2/10~2/12 北方謙三 『北方謙三の「水滸伝」ノート』 NHK出版生活人新書300 (2009/9/10) 203ページ
●2/12~2/14 北方謙三(編著) 『替天行道 ―― 北方水滸伝読本』 集英社文庫 (2008/4/25) 419ページ
●2/15~2/21 陣内秀信・三浦展(あつし) 編著 『中央線がなかったら 見えてくる東京の古層』 ちくま文庫 (2022/1/10) 235ページ
●2/23~2/24 目取真俊 『魂込め(まぶいぐみ)』 朝日新聞社 (1999/8/1) 224ページ 【東大和市立図書館】
●2/24~2/26 目取真俊 『水滴』 文藝春秋 (1997/9/30) 188ページ 【東大和市立図書館】
●2/25~2/28 辺見庸・目取真俊 『沖縄と国家』 角川新書 (2017/8/10) 190ページ 【東大和市立図書館】
●2/28~2/28 髙橋美香 『パレスチナに生きるふたり ママとマハ』 かもがわ出版 (2023/1/20) 44ページ
【3月】
●2/21~3/2 北方謙三 『楊令伝 一 ――玄旗の章』 集英社文庫 (2011/6/30) 390ページ 解説:宮部みゆき
●3/4~3/7 北方謙三 『楊令伝 二 ――辺烽の章』 集英社文庫 (2011/7/25) 395ページ 解説:北上次郎
●3/8~3/13 北方謙三 『楊令伝 三 ――盤紆の章』 集英社文庫 (2011/8/25) 395ページ 解説:唯川恵
●3/14~3/19 北方謙三 『楊令伝 四 ――雷霆の章』 集英社文庫 (2011/9/25) 397ページ 解説:後藤正治
●3/21~3/24 北方謙三 『楊令伝 五 ――猖紅の章』 集英社文庫 (2011/10/25) 397ページ 解説:小久保裕紀
●3/24~3/28 岡崎武志 『憧れの住む東京へ』 本の雑誌社 (2023/1/26) 259ページ
●3/28~3/29 北方謙三 『楊令伝 六 ――徂征の章』 集英社文庫 (2011/11/25) 398ページ 解説:吉田戦車
●3/29~3/30 岡崎武志 『ここが私の東京』 ちくま文庫 (2023/1/10) 334ページ 絵・解説:牧野伊三夫
●3/30~3/31 岡崎武志 『上京する文學 春樹から漱石まで』 ちくま文庫 (2019/9/10)
【4月】
●3/31~4/2 北方謙三『楊令伝 七 ――驍騰の章』 集英社文庫 (2011/12/20) 396ページ 解説:宇梶剛士
●4/2~4/3 北方謙三『楊令伝 八 ――箭激の章』 集英社文庫 (2012/1/25) 398ページ 解説:武田双雲
●4/4~4/5 北方謙三『楊令伝 九 ――遥光の章』 集英社文庫 (2012/2/25) 398ページ 解説:川上健一
●4/6~4/10 北方謙三『楊令伝 十 ――坡陀の章』 集英社文庫 (2012/3/25) 396ページ 解説:水森サトリ
●4/11~4/13 沢木耕太郎 『天路の旅人』 新潮社 (2022/10//25) 574ページ
●4/11~4/17 北方謙三『楊令伝 十一 ――傾暉の章』 集英社文庫 (2012/4/25) 390ページ 解説:吉田伸子
●4/21~4/21 牧野伊三夫(絵・文) 『十円玉の話』 あかね書房 「ことば と え・3」 (2021/7/4) 29ページ
●4/17~4/22 北方謙三『楊令伝 十二 ――九天の章』 集英社文庫 (2012/5/25) 390ページ 解説:今野敏
●4/23~4/24 北方謙三『楊令伝 十三 ――青冥の章』 集英社文庫 (2012/6/30) 390ページ 解説:張競
●4/24~4/30 池澤夏樹 『また会う日まで』 朝日新聞出版 (2023/3/7) 728ページ 【東大和市立図書館】
●4/30~4/30 牧野伊三夫(絵・文) 『塩男』 あかね書房 「味わう絵本・2」 (2023/3/8) 35ページ
【5月】
●4/30~5/1 桐野夏生 『真珠とダイヤモンド』(上) 毎日新聞出版 (2023/2/2) 368ページ
●5/1~5/2 桐野夏生 『真珠とダイヤモンド』(下) 毎日新聞出版 (2023/2/2) 288ページ
●5/2~5/3 高野秀行 『間違う力』 角川新書 (201/3/10) 213ページ
●5/3~5/4 北方謙三『楊令伝 十四 ――星歳の章』 集英社文庫 (2012/7/25) 390ページ 解説:東えりか
●5/4~5/5 北方謙三『楊令伝 十五 ――天穹の章』 集英社文庫 (2012/8/25) 388ページ 解説:イオアニス・メンザス
●5/6~5/7 前野 ウルド 浩太郎 『バッタを倒しにアフリカへ』 光文社新書 (2017/5/20) 378ページ
●5/8~5/8 窪島誠一郎 『無言館 戦没画学生「祈りの絵」』 講談社 (1997/8/1) 67ページ
●5/8~5/10 森達也 『世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい』 晶文社 (2003/4/20) 283ページ
●5/10~5/11 高野秀行 『放っておいても明日は来る 就職しないで生きる9つの方法』 本の雑誌社 (2009/11/29) 190ページ
●5/12~5/17 池澤夏樹個人編集=世界文学全集 Ⅰ-08 『アフリカの日々/ディネセン・やし酒飲み/チュツオーラ』 河出書房新社 (2008/6/20) 560ページ
●5/18~5/22 鴻上尚史 『「空気」と「世間」』 講談社現代新書2006 (2019/7/20) 254ページ
●5/29~5/31 北方謙三 『岳飛伝 一 三霊の章』 集英社文庫 (2016/11/25) 390ページ 解説:原泰久
【6月】
●5/31~6/2 北方謙三 『岳飛伝 二 飛流の章』 集英社文庫 (2016/12/25) 390ページ 解説:池上冬樹
●6/2~6/4 北方謙三 『岳飛伝 三 嘶鳴の章』 集英社文庫 (2017/1/25) 394ページ 解説:張競
●6/5~6/5 目取真俊 『魂魄の道』 影書房 (2023/2/7) 186ページ
●6/6~6/7 北方謙三 『岳飛伝 四 日暈の章』 集英社文庫 (2017/2/25) 384ページ 解説:鳴海章
●6/7~6/8 北方謙三 『岳飛伝 五 紅星の章』 集英社文庫 (2017/3/25) 386ページ 解説:諸田玲子
●6/9~6/11 北方謙三 『岳飛伝 六 転遠の章』 集英社文庫 (2017/4/25) 392ページ 解説:小梛治宣
●6/11~6/12 島田雅彦 『時々、慈父になる』 集英社 (2023/5/30) 298ページ
●6/13~6/15 北方謙三 『岳飛伝 七 懸軍の章』 集英社文庫 (2017/5/25) 390ページ 解説:桜木紫乃
●6/15~6/16 北方謙三 『岳飛伝 八 龍蟠の章』 集英社文庫 (2017/6/30) 392ページ 解説:川合章子
●6/16~6/19 北方謙三 『岳飛伝 九 曉角の章』 集英社文庫 (2017/7/25) 390ページ 解説:末國善己
●6/19~6/26 北方謙三 『岳飛伝 十 天雷の章』 集英社文庫 (2017/8/30) 385ページ 解説:東山彰良
【7月】
●6/26~7/2 北方謙三 『岳飛伝 十一 烽燧の章』 集英社文庫 (2017/9/25) 388ぺージ 解説:細谷正充
●7/3~7/5 北方謙三 『岳飛伝 十二 瓢風の章』 集英社文庫 (2017/10/25) 394ページ 解説:西上心太
●7/6~7/7 北方謙三 『岳飛伝 十三 蒼波の章』 集英社文庫 (2017/11/25) 392ページ 解説:小山進
●7/8~7/9 北方謙三 『岳飛伝 十四 撃撞の章』 集英社文庫 (2017/12/20) 394ページ 解説:吉田伸子
●7/9~7/12 北方謙三 『岳飛伝 十五 照影の章』 集英社文庫 (2018/1/25) 395ページ 解説:宇梶剛士
●7/13~7/14 北方謙三 『岳飛伝 十六 戎旌の章』 集英社文庫 (2018/2/25) 394ぺージ 解説:山田裕樹
●7/14~7/16 北方謙三 『岳飛伝 十七 星斗の章』 集英社文庫 (2018/3/25) 391ぺージ 解説:北上次郎
●7/19~7/23 角幡唯介 『裸の大地 第二部 犬橇事始』 集英社 (2023/7/10) 357ページ
●7/23~7/25 角幡唯介 『裸の大地 第一部 狩りと漂泊』 集英社 (2023/3/25) 284ページ
●7/27~7/28 中島京子 『イトウの恋』 講談社文庫 (2008/3/14) 351ページ
●7/29~7/29 椎名誠 『失踪願望。 コロナふらふら格闘編』 集英社 (2022/11/25) 288ページ
【8月】
●8/2~8/2『子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答』 角田光代・高野秀行・高橋秀実・津村記久子・東直子・町田康・三浦しおん 中央公論新社 (2022/12/25) 141ページ
●7/30~8/7 角幡唯介 『旅人の表現術』 集英社文庫 (2020/2/25) 335ページ
●8/8~8/20 高野秀行 『イラク水滸伝』 文藝春秋 (2023/7/30) 477ページ
●8/21~8/24 高野秀行 『アジア新聞屋台村』 集英社文庫 (2009/3/25) 301ページ 解説:角田光代
●8/24~8/28 高野秀行 『極楽タイ暮らし 「微笑みの国」のとんでもないヒミツ』 KKベストセラーズ ワニ文庫 (2000/10/5) 299ページ
●8/28~8/30 高野秀行 『極楽アジア気まぐれ旅行』 KKベストセラーズ ワニ文庫 (2001/10/5) 254ページ
【9月】
●8/30~9/1 望月昭秀/縄文ZINE(編著) 『土偶を読むを読む』 文学通信 (2023/6/10) 431ページ
●9/2~9/4 高野秀行 『世にも奇妙なマラソン大会』 集英社文庫 (2014/4/25) 270ページ
●9/5~9/7 高野秀行 『またやぶけの夕焼け』 集英社文庫 (2015/5/25) 261ページ
●9/8~9/22 山田康弘 『縄文時代の歴史』 講談社現代新書2510 (2019/719)325ページ
●9/22~9/28 小松由佳 『人間の土地へ』 集英社インターナショナル (2020/9/30) 251ページ
●9/29~9/30 小松由佳 『オリーブの丘へ続くシリアの小道で ふるさとを失った難民たちの日々』 河出書房新社 (2016/3/20) 127ページ
【10月】
●10/14~10/25 ジャニーン・ディ・ショヴァンニ/古屋美登里(訳) 『シリアからの叫び』 亜紀書房 (2017/3/7) 236ページ
【11月】
●11/13~11/15 古居みずえ 『パレスチナ 戦火の中の子どもたち』 岩波ブックレット298 (2015/6/25) 62ページ
●11/15~11/20 ダニー・ネフセタイ 『国のために死ぬのはすばらしい? ーイスラエルからきたユダヤ人家具作家の平和論』 高文研 (2016/12/8) 212ページ
●11/24~11/28 北方謙三 『チンギス紀 一 火眼』 集英社 (2018/5/30) 341ページ
●11/28~11/29 北方謙三 『チンギス紀 二 鳴動』 集英社 (2018/5/30) 341ページ
【12月】
●11/29~12/1 北方謙三 『チンギス紀 三 虹暈』 集英社 (2018/10/30) 338ページ
●12/1~12/2 北方謙三 『チンギス紀 四 遠雷』 集英社 (2019/3/30) 340ページ
●12/2~12/4 北方謙三 『チンギス紀 五 絶影』 集英社 (2019/7/30) 341ページ
●12/4~12/9 北方謙三 『チンギス紀 六 断金』 集英社 (2019/11/30) 341ページ
●12/9~12/12 北方謙三 『チンギス紀 七 虎落(もがり)』 集英社 (2020/3/30) 341ページ
●12/13~12/14 山井教雄(やまのい・のりお) 『まんが パレスチナ問題』 講談社現代新書1769 (2005/1/20) 275ページ
●12/15~12/16 山井教雄(やまのい・のりお) 『続 まんが パレスチナ問題』 講談社現代新書2331 (2015/8/20) 153ページ
●12/18~12/18 米山勇(監修) 『びっくり! まるごとわかる 日本ふしぎ探検百科② 遺跡・建造物のふしぎ探検』 日本図書センター (2009/4/15) 56ページ
●12/12~12/19 北方謙三 『チンギス紀 八 杳冥(ようめい)』 集英社 (2020/7/20) 341ページ
●12/20~12/22 北方謙三 『チンギス紀 九 日輪』 集英社 (2020/11/30) 346ページ
 12/23~ 大野拓司 『マゼラン船団 世界一周500年目の真実 ―大航海時代とアジア』 作品社 (2023/11/10) 263ページ

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【楽】ぼちぼちいこうか 2023年総集編(ライブ編=その他)

今年、2023年に通ったライブ。
西川郷子さん以外。

「その他」と、一括りにしてしまうのもなんだが、西川さんの追っかけが中心だったので、しょうがない。

・1月19日 「新宿ゴールデン街音楽祭」
 於:新宿 「紀伊国屋ホール」
 ※山崎ハコさん 出演

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【LIVE】2023年1月19日(木)『新宿ゴールデン街音楽祭』@紀伊國屋ホール(新宿)
 | Gallantique Kazue | ギャランティーク和恵

http://gallantica.com/2022/12/07/goldengaiongakusai/

サンスポ ネット記事
宇崎竜童、山崎ハコらが立ち上がった! 来年1月19日「新宿ゴールデン街音楽祭」開催
2022/11/08
https://www.sanspo.com/article/20221108-EQKF34TE6ZLFBKAWVZPIDOPHX4/

・1月21日 フォーク者イサジ式 さん
 於:東中野 「じみへん」
 東中野ミュージックストリート
 「星ノ飛ブ夜」の演奏と同じ日。

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・5月13日 山崎ハコ さん
 於:有楽町 「I'm a show アイマショウ」
 バースデイライブ
 ※ゲスト:クミコさん

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・6月10日 パギやん・春日博文 さん
 於:国立 「ギャラリービブリオ」

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・7月27日 白崎映美 さん
 於:所沢 「MOJO」
 ※レコ発ライブ

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・11月26日 MOTEL(須藤もん&対馬照) 他2組
 於:所沢 「MOJO」

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MOTEL(須藤もん&対馬照) 公式ウェブサイト
http://motelrecords.jp/

 

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【楽】ぼちぼちいこうか 2023年総集編(ライブ編=西川郷子さん)

2023年、今年もたくさんライブに行った。

西川郷子さんのライブがほとんど。
バンド・演奏者別に書いておこう。

◆星ノ飛ブ夜◆
西川郷子さん、小沢あきさん、関根真理さんのバンド。
※今年は、セカンドアルバムが発売された記念すべき年。
アルバム共演者とのライブや、ダンサーとの共演など、印象に残るライブがたくさんあった。
なかでも、高円寺「JIROKICHI」でのレコ発ライブと、祖師谷「カフェムリウイ」でのダンサー青木美保さんとの共演が、忘れられない。

上々颱風のボーカル 西川郷子のリーダーバンド 星ノ飛ブ夜 オフィシャルホームページへようこそ
https://hoshinotobuyoru.wixsite.com/hoshinotobuyoru

1月15日 四谷 「CON TON TON VIVO」

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・1月21日 東中野 「じみへん」
 「東中野ミュージックストリート」

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・3月25日 高円寺 「JIROKICHI ジロキチ」

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http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2023/03/post-78570c.html

・4月30日 仙川 「niwa-coya」

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・6月30日 下北沢 「ライブ居酒屋ラウン lown」

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・7月30日 新高円寺 「STAX FRED」

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・9月2日 入谷 「なってるハウス」

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・10月21日 下北沢 「ラカーニャ」

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・10月22日 横須賀「三笠公園」
 「ヨコスカ ピースフェスティバル」

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・11月5日 祖師谷 「カフェ ムリウイ」

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http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2023/11/post-b809f1.html

◆ニシカワ meets フォーク◆
西川郷子さんと、フォーク者イサジ式さんのバンド(デュオ)。

・1月22日 東中野 「YES」
 「東中野ミュージックストリート」

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・6月4日 国分寺 「giee ギー」

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・8月26日 千歳烏山 「TUBO」

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・12月15日 千歳烏山 「TUBO」

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◆謡象(うたかた)◆
西川郷子さんと伊東正美さんのバンド(デュオ)。

・3月4日 下北沢 「lown ラウン」

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・4月12日 鷺沼 「てらさわ」(蕎麦屋)

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謡象ウェブサイト
https://utacata.padeyemusic.com/

 

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【演】ぼちぼちいこうか 2023年総集編(演劇編)

2023年、一年間に観た芝居。
落語会もある。

面白い芝居が多かったが、なんといっても、年末の「ジャズ大名」が圧巻だった。

パギやん(趙博さん)が出演した芝居や、一人芝居(声体文藝館)も、印象に残る。

・椿組公演 「まっくらやみ 女の筑豊(やま)」
 2月11日 於:新宿「シアタートップス」
 ※劇中歌:山崎ハコ

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https://tubakigumi.com/history/history_2023_01/index.html

・パギやん 一人芝居(声体文藝館) 「水滴」
 2月25日 於:狛江「泉の森会館」
 ※原作:目取真俊

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・椿組公演 「丹下左膳 ’23」
 7月11日 於:新宿「花園神社」
 劇中歌:山崎ハコ

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https://tubakigumi.com/history/history_hanazono_2023/index.html

・パギやん 一人芝居(声体文藝館) 「風の丘を越えて」
 8月19日 於:狛江「泉の森会館」
 ※原題:西便制(ソピョンジェ)

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・「狛江寄席」
 9月9日 於:狛江「泉の森会館」
 夏目亭透析(グレート義太夫)
 椙の家小宵(椙本滋)
 黄金家南転(高山正樹)
 氏神屋一番(氏神一番)

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・Myrtle Arts  「同郷同年2023」
 10月8日 於:阿佐谷「ザムザ阿佐谷」
 作:くるみざわしん 演出:東憲司
 出演:川口龍・根本大介・玉置祐也

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https://myrtle.co.jp/arts/

・新宿梁山泊  「失われた歴史を探して」
 10月12日 於:下北沢「ザ・スズナリ」
 作:金義卿 演出:金守珍
 パギやん 他 出演

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http://s-ryozanpaku.com/

・新宿梁山泊  「ジャズ大名」
 12月23日 於:横浜「KAAT 神奈川芸術劇場」
 原作:筒井康隆
 ※関根真理さん(パーカッション)が演奏陣に参加

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https://www.kaat.jp/d/jazz_daimyo

https://youtu.be/79bWr6ljcm4?si=h9VfG10AbHsa9NY0

 

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2023年12月26日 (火)

【演】ぼちぼちいこうか 2023年総集編(映画編)

今年2023年も残すところ、あと5日。
1年の記録。

自主上映会やちいさな映画館で、佳作をたくさん観た気がする。
先週22日に観た、りりィの映画が、とくに印象に残る。
映画の中でインタビュー出演していた山崎ハコさんが会場にみえていた。

◆今年観た映画◆

・『かば』 川上貴弘 監督作品
 3月26日 於:国立「キノ・キュッヘ」
 自主上映会
 趙博(パギやん)出演
 ※上映後に監督とパギやんのトークあり

https://kaba-cinema.com/

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・『沖縄、再び戦場(いくさば)へ』 三上知恵 監督作品
 (仮題) ”スピンオフ”作品(45分)
 8月19日 於:狛江「泉の森会館」
 ※M.A.P.主催 自主上映会

https://okinawakiroku.com/

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・『杜人』 前田せつ子 監督作品
 9月15日 於:小平「ルネこだいら」
 自主上映会
 ※上映後に関野吉晴さんのトークあり

https://lingkaranfilms.com/

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・『鉛筆と銃 長倉洋海の眸(め)』 河邑厚徳 監督作品
 9月23日 於:恵比寿「東京都写真美術館」
 ※「アフガニスタン山の学校支援の会」主催
 上映後に監督と長倉洋海さんのトークあり

https://www.h-nagakura.net/

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・『福田村事件』 森達也 監督作品
 10月18日 於:吉祥寺「アップリンク」

https://www.fukudamura1923.jp/

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・『傍観者あるいは偶然のテロリスト』 後藤和夫 監督作品
・『ぼくたちは見た ガザ・サムニ家の子どもたち』
 古居みずえ 監督作品
 11月8日 於:大塚「シネマハウス大塚」
 自主上映会
 ※上映後に両監督のトークあり

https://cinemahouseotsuka.com/

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http://whatwesaw.jp/

・『丸木位里 丸木俊 沖縄戦の図 全14部』 河邑厚徳 監督作品
 11月11日 於:江古田「武蔵大学」
 ※第8回ねりま沖縄映画祭(自主上映会)
 上映後に監督のトークあり

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https://sakima.jp/movie/

・『NO 選挙,NO LIFE』 前田亜紀 監督作品
 11月22日 於:東中野「ポレポレ東中野」

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https://nosenkyo.jp/

・『カレーライスを一から作る』 前田亜紀 監督作品
 12月9日 於:八王子「北野市民センター」
 自主上映会
 この映画を観るのは二度目(最初は封切り後にポレポレ東中野で)
 ※上映後に関野吉晴さんと小松由佳さんのトークあり

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https://www.ichikaracurry.com/

・『田舎娘』 エレン・イバンス 監督作品(イギリス)
・『いつもの通りで 安永健太さんの死が問いかけるもの』
 今井友樹 監督作品
・『ダブル・ロール』 川西薫 監督作品
 12月11日 於:「K’s Cinema」
 ※東京ドキュメンタリー映画祭2023
 「障がいと共にある暮らし」
 ※上映後に川西薫監督のトークあり

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https://tdff-neoneo.com/

『破壊のあとで』 土井敏邦 監督作品
 12月17日 於:「日比谷図書文化館」
 自主上映会
 ※「緊急報告会 ガザはどうなるのか」
 上映後にトークイベントあり

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https://yuinokai-roukyou.com/2867/

・『りりィ 私は泣いています』 高間賢治 監督作品
 12月22日 於:新宿「K’s Cinema」
 ※東京ドキュメンタリー映画祭2023 最終日特別上映
 上映後に高間監督、山崎ハコさん、JUONさんのトークあり
 封切りは来年とのこと

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https://tdff-neoneo.com/lineup/lineup-4209/

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2023年12月24日 (日)

【演】芝居って、いいなあ ――「ジャズ大名」を観て

2023年12月23日(土)。
横浜の「KAAT 神奈川芸術劇場」で観た芝居(音楽劇)。

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24日が千穐楽だったが、その一日前の昼の部(午後1時開演)。

神奈川芸術劇場プロデュース 『ジャズ大名』
KAAT 神奈川芸術劇場

原作:筒井康隆
上演台本:福原充則 山西竜矢  
演出:福原充則 音楽:関島岳郎 振付:北尾亘
出演:千葉雄大 藤井隆 
   大鶴佐助 山根和馬 富田望生 大堀こういち 
   板橋駿谷 北尾亘 永島敬三 福原冠 
   今國雅彦 佐久間麻由 
   ダンテ・カーヴァー イサナ モーゼス夢  ほか

演奏:大熊ワタル(cl) 川口義之(sax) 辰巳充英(tp)
   和田充弘(tb) 桜井芳樹(g) こぐれみわぞう(箏、チンドン)
   関根真理(perc) 関島岳郎(tuba)

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パーカッション演奏で、私の好きな関根真理さんが参加。

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幕末のちいさな藩が舞台。
ちょんまげ姿のさむらいたちが、楽器を手に歌い踊る音楽劇。
バック(ステージ上部のひな壇に、プロの演奏家たちが控えて、重厚なジャズ的音楽でバックアップ。
時代的には、ディキシーランド・ジャズの黎明期か。

S席8800円という、私にとっては 高額な料金だったが、行ってよかった。

以下、チラシから。

<江戸末期、アメリカから漂着した黒人奴隷と出会った好奇心旺盛な藩主が、彼らの奏でる音楽の虜となり、場内でジャム・セッションを繰り広げる姿を描く奇想天外なコメディ。岡本喜八監督によるえいが(1986年)でも有名な本作ですが、今回は小説から新たに上演台本を書き起こし、物語の舞台を原作の九州の小藩から、実在した神奈川・小田原藩の支藩、萩野山中藩に置き換えたKAAT版オリジナル作品を創りあげます。>

原作(筒井康隆)は、芝居を観る前に読んでみたが、映画の方は観ていない。

幕末の小藩の、いかにもありそうな騒動で、ストーリー的にも面白かった。
なによりも、バックの演奏に支えられた役者陣のハチャメチャさが、たまらなく楽しい芝居だった。
演奏面では、パーカッションの関根真理さんがフル活躍。
いつもながら、かっこよかった(まさに”男前”の演奏スタイル)。

一夜あけた今日も、余韻を楽しんでいる。
ほんとうは、今日の千穐楽の舞台を観たかったな。

 

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2023年12月 1日 (金)

【読】2023年11月に読んだ本(読書メーター)

11月も、あまり読めなかった。
読みたい本は、たくさんあるのに…。

ずっと気になっていた、北方謙三『チンギス紀』全17巻に手をつけてしまった。

11月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:968
ナイス数:82

パレスチナ 戦火の中の子どもたち (岩波ブックレット)パレスチナ 戦火の中の子どもたち (岩波ブックレット)感想
著者 古居みずえさんが2011年に完成した映画「ぼくたちは見た ガザ・サムニ家の子どもたち」を観る機会が、先日あった。つらい内容だったが、映像のちからの大きさを感じた。その古居さんが2015年に出版したこのブックレットにも、パレスチナのガザ地区で戦火の中で必死に生きる子どもたちのことがレポートされている。今年2023年10月からの激しい戦闘と多くの犠牲者には胸が痛むが、2008年から、もう何度も繰り返されているイスラエル軍による侵攻(侵略といっていい)に対して、世界中からの声が集まるように願う。読了日:11月15日 著者:古居 みずえ


国のために死ぬのはすばらしい?国のために死ぬのはすばらしい?感想
著者は生粋のイスラエル人。軍隊除隊後、日本を旅行し、後に日本に移住。埼玉県皆野で木工工房を営む。イスラエルにいた頃は他の大部分のイスラエル人と同様、国の施策や軍事行動、「国のために死ぬのはすばらしい」という「国是」にも似た考え方に疑問を持たなかった。著者なりの経験と思索を重ねるうちに、祖国イスラエルを批判的に見るようになった。そのいきさつがよくわかる。また、日本の政治や原発政策、それを支える日本国民の無関心さにも鋭い(しかし、声高ではない)批判の声をあげる。イスラエルの普通の人々のことを知ることができた。
読了日:11月20日 著者:ダニー・ネフセタイ


チンギス紀 一 火眼 (かがん)チンギス紀 一 火眼 (かがん)感想
全17巻が完結したというので読み始めた。図書館はどこも予約行列。なんとか近隣図書館にあったものを借りられた。大水滸伝三部作を読み終えてから、それほど時間はたっていないが、ひさしぶりに読む”北方節”のリズミカルな文体が心地よい。今のところまだ、地図と登場人物一覧を見ながらでないと、なかなか人物・地理関係がわかりにくいが、この先の大きな展開に期待がもてる。若きテムジンの、なんと魅力的なことか。楊令伝の楊令を思い出す。
読了日:11月28日 著者:北方 謙三

チンギス紀 二 鳴動 (めいどう)チンギス紀 二 鳴動 (めいどう)感想
予想通り、物語が大きく展開してきて面白くなってきた。一族の長となり、妻帯もしたテムジンが頼もしい。泣かせる場面もあり、大水滸伝がそうだったように、芯の強い女性も出てくる。そして、濡れ場(いわゆるエロいシーン)も。これはもう、続巻を次々と読むしかない。
読了日:11月29日 著者:北方 謙三

読書メーター

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2023年11月29日 (水)

【読】北方謙三「チンギス紀」を読み始めた

昨年の暮れから、北方謙三の「大水滸伝」三部作を読み続けて、「岳飛伝」最終巻を今年の夏に読み終えた。

「水滸伝」全19巻
「楊令伝」全15巻
「岳飛伝」全17巻

フィクションなのだが、史実をベースに展開される多彩な人物伝に酔いしれた。

その続編にあたる「チンギス紀」の単行本全17巻が、この夏、完結。

北方謙三[チンギス紀](版元 集英社のサイト)
https://lp.shueisha.co.jp/kitakata/chingisuki/index.html

「大水滸伝」で描かれた世界とは、直接のつながりはないものの、モンゴルを舞台にした壮大な物語のはずだ。

文庫版が出るのは、まだまだ先になりそう。
単行本は、ブックオフでも高値で、手が出ない。
図書館は、どこも予約の行列。

そんななか、相互利用できる立川の、ここから近い地区館ですぐに借りられることを知った。

少しずつ、借りてきて読み始めたところ。
一巻目を読み終えて、いま、二巻目。

登場人物の名前がカタカナで覚えにくい。
広大なモンゴル一帯の、当時の部族・氏族、王国の分布も複雑。
巻頭の地図と登場人物一覧を、常に見返しながら、読み進めている。

北方謙三らしい、歯切れのいい、リズミカルな文体が心地よい。
登場人物たちの絡み合いや、食い物の話にも、ぐいぐい惹きつけられる。

なによりも、主人公のテムジンが魅力的だ。
「楊令伝」の主人公 楊令を思い起こさせる。

読みかけの本や、図書館から借りてきている別の本を差し置いて、しばらくハマりそうな予感。

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2023年11月13日 (月)

【読】「パレスチナ 戦火の中の子どもたち」(古居みずえ)

古居みずえさんが作った映画
『ぼくたちは見た ガザ・サムニ家の子どもたち』
 2011年 古居みずえ監督 (86分)
の関連本(ブックレット)が図書館にあったので、借りてきた。

『パレスチナ 戦火の中の子どもたち』
岩波ブックレット 2015/6/26 古居 みずえ (著)

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<世界の注視を集めた2014年夏のイスラエル軍のガザ侵攻時、何が起こっていたのか。
この6年にみたび戦火を経験した子どもたちは、日々をどう生きているのか。
事態は悪化し、「安全なところはどこにもない」(著者)――。
悲劇が繰り返される土地・パレスチナに20年以上通うジャーナリストが伝える現地の声。写真多数。>
(Amazonより)

この本の冒頭に、次のことばが書かれている。

<パレスチナを訪ねて二十数年が過ぎたが、パレスチナの状況は一向に変わらないどころか、よりひどくなっている。特にこの六年の間に、三度も戦争が起こった。/ガザ攻撃のたび、イスラエルとハマスが対等に戦っているように思わせるメディア記事が多く出る。しかしながら両者の間には圧倒的な差があるし、その背景から語られることはない。/ガザ地区はヨルダン川西岸とともに、六七年間、イスラエルの軍事占領下にある……>

先日の大塚での上映会の後、古居さんと後藤さんが「75年間」といっていたのは、この本が出版されてから8年がたっているからだ。

75年間といえば、私が生きてきた年数を超えている。

ずっしりと重いものが、のしかかってくる。

以下、大塚での上映会で配布された資料より。

1914年 第一次世界大戦始まる(~1919年)
1915年 フサイン・マクホン協定(アラブ人に独立国家を約束)
1916年 サイクス・ピコ協定(英仏の中東分断支配密約)
1917年 バルフォア宣言(パレスチナにユダヤ人の国民的郷土建設を支持)
1933年 ナチス政権発足
1939年 第二次世界大戦始まる(~1945年)
1947年 国連、パレスチナ分割決議
1948年 イスラエル建国、第1次中東戦争
1956年 第2次中東戦争
1967年 第3次中東戦争
1973年 第4次中東戦争(10月6日奇襲攻撃開始。ヨムキプール戦争)

「バルフォア宣言」とは、Wikipediaによれば……

バルフォア宣言(バルフォアせんげん、英語: Balfour Declaration、ヘブライ語: הצהרת בלפור‎)とは、第一次世界大戦中の1917年11月2日に、イギリスの外務大臣アーサー・バルフォアが、イギリスのユダヤ系貴族院議員であるロスチャイルド男爵ウォルター・ロスチャイルドに対して送った書簡で表明された、イギリス政府のシオニズム支持表明。この宣言をアメリカシオニスト機構に伝えるようロスチャイルド卿に依頼した。
バルフォア宣言では、イギリス政府の公式方針として、パレスチナにおけるユダヤ人の居住地(ナショナルホーム)の建設に賛意を示し、その支援を約束している。しかし、この方針は、1915年10月に、イギリスの駐エジプト高等弁務官ヘンリー・マクマホンが、アラブ人の領袖であるメッカ太守フサイン・イブン・アリーと結んだフサイン=マクマホン協定(マクマホン宣言)と矛盾しているように見えたことが問題になった。すなわち、この協定でイギリス政府は、オスマン帝国との戦争(第一次世界大戦)に協力することを条件に、オスマン帝国の配下にあったアラブ人の独立を承認すると表明していた。フサインは、このイギリス政府の支援約束を受けて、ヒジャーズ王国を建国した。
一方でパレスチナでの国家建設を目指すユダヤ人に支援を約束し、他方でアラブ人にも独立の承認を約束するという、このイギリス政府の三枚舌外交が、現在に至るまでのパレスチナ問題の遠因になったといわれる。……

歴史の根は深い。
ヨーロッパの大国に翻弄されてきたパレスチナの地を、どうすれば(どうなれば)よいのか。
簡単に答えられるはずもないが、同時代を生きる私にも、無縁なはなしではない。

大塚での上映会で後藤監督が言われていたこと――
「ナチスがユダヤ人を迫害したとき、ドイツ人は何をしていたのか? ――このことばは、そっくり今の私たちに返ってくる」
「いつまでも、傍観者でいていいのか?」
このことを、いつも忘れないでいたい。

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2023年11月12日 (日)

【演】ガザの戦争と沖縄戦(2本の映画)

ごく最近観た2本の映画のこと。
どちらも、劇場ではなく、ホールでの自主上映会。

『ぼくたちは見た ガザ・サムニ家の子どもたち』
 2011年 古居みずえ監督 (86分)

http://whatwesaw.jp/

1400人という多くの犠牲を出した、2008年から09年にかけてのイスラエル軍によるパレスチナ・ガザ地区への攻撃。
本作の監督であるジャーナリスト・古居みずえは、攻撃直後に現地に入り、300人以上の子どもたちが犠牲になっていたことに大きなショックを受け取材を始める。
ガザ南部の農業地帯ゼイトゥーンに住むサムニ家の子どもたちは、一族が一度に29人も殺されるという、過酷な事件を経験していた。 (公式サイトより)

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今年10月、ハマースによるイスラエル攻撃に端を発した戦闘(戦争といっていい)。※注
イスラエル軍によるガザへの「報復攻撃」が続いている。
報復というよりも、これまで繰り返してきたガザ地区への攻撃を強化して、ガザを支配下に置こうとしているように思えてならない。
このタイミングで、12年前に発表されたこの映画を観る機会があって、よかった。

14、5年前、イスラエル軍の攻撃でたくさんの肉親を目の前で失った、ガザの「サムニ家」の子どもたちに密着取材。
子どもたちの口から、悲惨な体験が語られる。
いま、ガザで起きていることは、これよりもっとひどいものだと思うと、胸が痛い。

この映画のことは、小松由佳さんと古居みずえさんとのトークイベントをオンラインで視聴して(10月19日)知った。

https://yukakomatsu.jp/

大塚の「シネマハウス大塚」という、ちいさな上映施設(ふだんはレンタルスペースとして使われているという)で、3日間上映されることを知り、最終日の11月8日(水)に観ることができた。

シネマハウス大塚
https://www.facebook.com/cinemahouseotsuka

上映後、古居監督と、主催者で館長の後藤和夫さんとのトークがあった。

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『丸木位里 丸木俊 沖縄戦の図 全14部』
 2023年 河邑厚徳監督 (88分)

https://sakima.jp/movie/

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河邑監督の『鉛筆と銃 長倉洋海の眸』(写真家 長倉洋海さんを描いた映画)を、9月23日、東京都写真美術館で観たばかり。

映画「鉛筆と銃 長倉洋海の眸」公式サイト
http://www.pan-dora.co.jp/enpitsutojyuu/

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その映画の上映会で、今回の作品のちらしも配布されていて、観たいと思っていた。
「ねりま沖縄映画祭」11月11日(土)の上映会(江古田の武蔵大学キャンパス)で観ることができた。

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「原爆の図」は、2015年2月に沖縄本島の佐喜眞美術館を訪ねて、実物を見たことがある。
14作全部ではなかったかもしれず、いちばん大きな絵(4m×8m)に衝撃を受けた。
もうひとつ、忘れられないのは、たまたま見学に来ていた中学生か高校生の団体の女生徒が、絵の前で泣きじゃくっていたこと。

11月11日の上映後、司会の永田浩三さん(武蔵大学教授)と、河邑厚徳監督のトークショーがあった。

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河邑監督のことばで、胸に響いたことがある。
「明治以降、日本の歴史は戦争の連続だったが、自分たちの土地が地上戦の舞台になったことがない。唯一、沖縄を除いて。」
「ガザの細長い地形は、沖縄島と似ている。どこにも逃げるところがない。」

私たち「本土」に生まれ育った人間には(私は北海道生まれだが、沖縄から見れば「本土」の一部だろう)、どこか、戦争の記憶・捉え方がちがっているのではないか。
空襲・空爆で被害を受けたことだけが強く刻まれていて、日本の軍隊が国外へ出張って地上戦を繰り広げたことや、沖縄の地上戦の惨状に対しては、決定的に鈍感なところがないか。
頭ではわかっているつもりでも、肌感覚としての実感が貧弱なのではないか。

頭でわかることと、映像や音楽によっのて揺り動かされる感情の部分とは、ちがう。
そこが映画や音楽(この映画でも三線にのせた島唄が効果的に使われていた)ならではの「ちから」ではないか。
そういう意味のことも、監督が話されていた。

【自分のためのメモ】
チビチリガマとシムクガマ。
読谷村の集団自決があった「チビチリガマ」、対照的に集団自決することなく非難した人たちが助かった「シムクガマ」。
このふたつが、「沖縄戦の図」に描かれている。
「シムクガマ」には、ハワイからの帰国者がいて、「米兵は手向かいしない限り殺さないのでガマを出るように」と、避難していた島民を説得したため、「玉砕」を避けられたという。
この話、私は勉強不足で知らなかった。
河邑監督の映画と、上映後のトークで、このことを知った。
憶えておきたい。

Wikipedia チビチリガマ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%93%E3%83%81%E3%83%AA%E3%82%AC%E3%83%9E

Wikipedia シムクガマ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A0%E3%82%AF%E3%82%AC%E3%83%9E

読谷村史 第五巻 資料編4 『戦時記録』 上巻 下巻
https://yomitan-sonsi.jp/sonsi/index.htm

【2023.11.14補足】
※注 について。

「ハマースによるイスラエル攻撃に端を発した戦闘」と書いたが、これは正確ではない。
イスラエル軍によるガザ包囲(実際に分離壁で包囲されている)は、ずっと以前から続いており、イスラエルによるガザ(パレスチナ)への締め付けは、今に始まったことではない。
過去の戦争・紛争も、ある日突然始まったわけではないことは、歴史をみればわかる。
このあたりの報道が、どうにもおかしい。

11月14日、ラジオ番組に、写真家の高橋美香さんが出演して、パレスチナの現状を的確・冷静に(静かな怒りをこめて)話していらっしゃる。
YouTubeでも聴ける。

『パレスチナのちいさないとなみ』
【ゲスト:高橋美香】2023年11月14日(火)
大竹まこと 小島慶子 高橋美香【大竹メインディッシュ】
https://youtu.be/SljgBusVf0w?si=RFbpGuUg68-MKCKF

 

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2023年11月 6日 (月)

【楽】2023.11.5「星ノ飛ブ夜」ライブ(祖師ヶ谷大蔵「カフェムリウイ」)

11月5日(日)、小田急線祖師ヶ谷大蔵駅下車「カフェムリウイ」(世田谷区祖師谷4丁目)で開催された、「星ノ飛ブ夜」のライブに行ってきた。
17時30分会場、18時から約1時間10分のステージ。

このバンドの、今年最後のライブだった。
開場時刻よりだいぶん早く、17時前に着いたが、入れずに入口前でしばし待つ。
限定25人のライブ。開場の前から入口(2階のドア前)に行列ができた。

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星飛ビ劇場「ECHOES」〜天空に舞う想いのかけら〜

星ノ飛ブ夜
 西川郷子(Vo)
 小沢あき(G)
 関根真理(Per)
w/ 青木美保(Dance)
照明 ムリウイ たけしさん
会場 cafe MURIWUI
⭐︎セットリスト⭐︎
1. 夢よひそかに
2. あの丘で
3. 猫と魚と私
4. 金星の道
5. ビリンバウsolo〜ギターsolo
6. 君の夜を
7. 鉢植えの人
8. 愛は
9. 傾いた人
10. ヨコスカ
11. 冬の華
12. Hallelujah

※上記情報(セットリストを含む)と、下記の画像は、Facebookの「星ノ飛ブ夜」公開投稿より。

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この会場「カフェムリウイ」は、3階建てビルの屋上にある。
外階段を上った先の屋上の手前、半分ほどは開放的なテラスのようになっていて、布のテントが張られている。
その奥に建てられているのが、この店。
ライブなどに利用されているらしい。

https://www.ne.jp/asahi/cafe/muriwui/

晴れていれば、遠く丹沢の山並みも見える。
まさに「天空劇場」の趣(おもむき)。

ここでの「星ノ飛ブ夜」のライブは、今回が三回目。
私は、これまで全部参加してきた。

毎回、工夫を凝らした構成・演出で、意外性があり、楽しめる。
「星飛ビ劇場」というだけあって、通常のライブとは趣がちがう。

以下、やはりFacebookの公開投稿から。

沢山のご来場ほんとうにありがとうございました。
今回3回目となる星飛ビ劇場、初めてのコラボレーションはダンサーの青木美保さんを迎えて、ビジュアル的にも新しい世界観を会場全体で共有できた一夜でした。
旅行カバンと鉢植え(大切な人、亡くなった人の象徴)を抱えた心の頑なな旅人が、星ノ飛ブ夜の音に触れ、再び広い世界に旅立つというようなテーマ。 ダンサーは会場内とテラスを行き来し存在、ときに乱舞する。
星飛びの音楽、言葉を拾い上げ、繋ぎ合わせ、新しく懐かしい道筋を模索してくれた青木美保さん、プランナーとしても素晴らしい才能を発揮していただきました。
サブタイトルの「天空」は会場のムリウイ「天空劇場」からいただいたもの、空に羽ばたく想いが見えましたか?
これからも沢山のECHOEを飛ばしていきます、どうぞよろしくお願いします!

共演のダンサー 青木美保さんのパフォーマンスがすばらしく、凝った構成、演出、照明……。
まるで一幕の演劇を見るような、聴衆の想像力を喚起するステージだった。

アンプラグド(マイクなし)だが、じゅうぶんに響く会場。
これは強調しておきたい。
生音にまさる音楽はない、と、常日頃、思っているので。

ボーカルの西川さん。
このステージでは歌唱と踊り、演技に集中。
いつもながら、表現力の豊かさに感心する。

いっさいのMC的なものも、当然なく、切れ目なく演奏は続いた。
曲と曲の間をつなぐパーカッションの効果音も、よく考えられていた。

ふだんのライブのような一曲ごとの拍手もなく(誰も拍手で中断させることもなく)、聴衆みんなが、ひたすら目と耳を凝らしてステージに集中していた。

西川さんの歌唱はもちろんのこと、バックの小沢あきさん(ギター)と関根真理さん(パーカッション)のバックアップも完璧。

ダンサーの青木美保さん。
開演後、一曲目の途中、コートに帽子の衣装で、鉢植えと旅行鞄を持ち、しずしずと登場。
見ているうちに、これが「ひとりの旅人を踊りで表現する」趣向だったのかと、納得。
ときに激しく乱舞、ときに音楽にじっと耳を澄ませ、ときに横になって眠る……といったダンス(演技)の緩急の変化に、目が離せなかった。
この人は、体の動きだけでなく、表情も、すばらしい。

驚いたのは、入口のドアを出て行って、窓ガラス越しに演技するシーン。
「鉢植えの人」のシュールな歌詞とのコラボ。
なんとも心憎い演出だった。

青木美保さんのインスタグラム
https://www.instagram.com/miho_aoki_1014_pilates_dance/

終演後、同席した知人(星ノ飛ブ夜のファン仲間)と、よかったね、すごかったねと、感動をわかちあった。

演奏中、写真・動画の撮影は遠慮してくださいとの事前アナウンス。
終了後、4人が並んで記念撮影タイム、というサービスもあった。

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店の前の、演奏中に使われた小道具(キャンドルライトなど)が、下の写真。
鉢植えと旅行鞄もある。
写真の右奥に写っているのが店内。

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主催者サイドで動画を収録していたので、公開されるといいな、などと思っている。
音楽って、ほんとうにいいものだ、と感じた一夜だった。
長く記憶に残り、語り継がれるだろう、このライブ。
そんな場にいられたことが、うれしい。

 

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2023年11月 1日 (水)

【雑】小松由佳さん講演会終了

小平図書館友の会主催の、小松由佳さん講演会が、10/29(日)無事に終了。

会場には45人ほど、Zoom同時配信にも15人ほどの参加。
参加者からの感想も、好意的なものばかりで、よかった。

小松さんの話は、言葉が明晰、きれいな声で聞きやすく、わかりやすい。
話の流れも、関野吉晴さんが言っているように「話していることが、そのまま本になる」ほど論理的で、筋道立っている。
聴衆とのコミュニケーション(随所で聴衆への問いかけがある)も重視していて、質疑応答も大切にしている方だ。

講演1時間半(90分、途中休憩あり)、質疑応答30分という枠内にぴったり収まるよう、時間調整してくださったのも、さすが。

私から友の会役員への推薦、小松さんへの講演依頼で、今回の講演会が実現したことが、うれしい。
ちらし作成、講演資料の準備や、申し込み
受付担当、など、ずいぶん前から長い期間、忙しかったが…。
そのぶん、やり終えた満足感も大きい。

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講演終了後、会場の小平市中央図書館の前まで小松さん一行(今回、お子さま連れだった)を見送ったのだが、小松さんから写真を撮りましょうと。
このスナップは、私の宝物になりそう。

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小平図書館友の会のブログ(私が管理を担当)にも、報告記事を載せた。

小松由佳さん講演会 終了: 小平図書館友の会ブログ
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/kltomonokai/2023/10/post-a8bd1e.html

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【読】2023年10月に読んだ本(読書メーター)

10月、読み終えることができた本は、1冊だけ。
何かと忙しい月だったので、読書の時間がなかなかとれなかった。
こういう時期もある。

10月の読書メーター
読んだ本の数:1
読んだページ数:256
ナイス数:42

シリアからの叫び (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズII-15)シリアからの叫び (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズII-15)感想
小松由佳さんの『人間の土地へ』の巻末に参考資料として掲載されているので読んでみた。2011年シリア内戦勃発後の2012年から2015年までの、シリア内戦の実情を伝える現地レポート。原書出版は2016年。あまりにも過去酷なシリアの実情がリアルで、読むのがしんどかった。巻末に年表あり(紀元前3000年から、20世紀シリア国家の統合、21世紀2015年10月まで)。参考になる。
読了日:10月25日 著者:ジャニーン・ディ・ジョヴァンニ

読書メーター

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2023年10月20日 (金)

【演】映画「福田村事件」を観た

二日前、10月18日、吉祥寺の「アップリンク吉祥寺」で、映画「福田村事件」を観た。
以下、感想というよりも、ほとんど覚え書き。
あまりにも圧倒されて、通り一遍の感想、批評は、私にはムリ。

9月1日に公開されていた映画だ。
観てきた人の感想や、ネットで見聞きする評判を目にしていて、これは観なくてはと。

2時間を超える長尺。
映像もいいし、キャストもいい。
主役の若手俳優は、私の知らない人ばかりだが(最近の映画俳優に疎いので)、それぞれ存在感のある演技でひきつけられた。
また、私がよく知っている俳優陣が脇役で光っていた。
パギやん(趙博)、ピエール瀧、水道橋博士、柄本明といった面々だ。

まだ公開中なので、ネタバレになりそうなことは控えたいが、忘れてはいけない事件が、フィクションながら鋭く描かれていた。

映画『福田村事件』キャスト・登場人物・出演者一覧/あらすじ | ORICON NEWS
https://www.oricon.co.jp/special/64635/

購読している東京新聞の記事を、いくつか探してみた。
覚え書きとしてリンクを載せておく。

デマと誤解で9人殺害…「福田村事件」を映画にしたい 森達也監督がクラウドファンディング:東京新聞 TOKYO Web
(2022/4/18)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/172370

関東大震災100年 負の歴史 向き合う機会に 映画「福田村事件」1日から全国上映 森監督、善良な市民の変貌描く:東京新聞 TOKYO Web
(2023/8/30)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/273560

関東大震災100年 映画「福田村事件」から考える 関連資料や被害パネル展示 流山・森の図書館:東京新聞 TOKYO Web
(2023/9/5)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/274863

監督の森達也さんについては、著作を3冊ほど読んだことがあり、関心を持っていた。
ドキュメンタリーの監督で、今回が初の劇映画のはず。

「アップリンク吉祥寺」(シネコン)の、座り心地のいい椅子で、画面の美しさに魅かれながら観ていた。
ただ、セリフの一部が聞き取りにくかったのは、私の耳が遠くなったのか。

よくできた映画だと思う。

映画館で入手したパンフレットに、監督と、映画評論家・森直人氏との対談が掲載されていて、この映画ができるまでの経緯がよくわかる。
企画は荒井晴彦、脚本は佐伯俊道と井上淳一、それに荒井晴彦。

監督 森達也
脚本 佐伯俊道、井上淳一、荒井晴彦
企画 荒井晴彦

森達也監督は、企画に乗ったかたちで始まったという。
印象的なラストシーンなどは、監督の強い希望だったというのも興味深い。

詳しくは、この映画の公式サイトで。
https://www.fukudamura1923.jp/

これも、映画館の売店で見て、購入した本。

長いが、Amazonサイトの紹介文を転載しておく。

<四国から千葉へやってきた行商人達が朝鮮人と疑いをかけられ、正義を掲げる自警団によって幼児、妊婦を含む9名が殺害された。
映画『福田村事件』(森達也監修)が依拠した史科書籍。長きに渡るタブー事件を掘り起こした名著。【森達也監督の特別寄稿付き】

「辻野さん、ぜひ調べてください。......地元の人間には書けないから」
その時から、歴史好きの平凡な主婦の挑戦が始まった。
「アンタ、何を言い出すんだ!」と怒鳴られつつ取材と調査を進め、2013年に旧著『福田村事件』を地方出版社から上梓したものの、版元の廃業で本は絶版に。
しかし数年後、ひとりの編集者が「復刊しませんか?」と声をかけてきた。
さらに数年後、とある監督が「映画にしたいのです」と申し入れてきた──。
福田村・田中村事件についてのまとまった唯一の書籍が関東大震災100年の今年2023年、増補改訂版として満を持して刊行!

【福田村・田中村事件】
関東大震災が発生した1923年( 大正12年)9月1日以後、各地で「 不逞鮮人」 狩りが横行するなか、 9月6日、 四国の香川県からやって来て千葉県の福田村に投宿していた15名の売薬行商人の一行が朝鮮人との疑いをかけられ、地元の福田村・田中村の自警団によって、ある者は鳶口で頭を割られ、ある者は手を縛られたまま利根川に放り投げられた。虐殺された者9 名のうちには、 6歳 ・ 4歳 ・ 2 歳の幼児と妊婦も含まれていた。犯行に及んだ者たちは法廷で自分たちの正義を滔々と語り、なかには出所後に自治体の長になった者まで出て、事件は地元のタブーと化した。そしてさらに、行商人一行が香川の被差別部落出身者たちだったことが、事件の真相解明をさらに難しくした。>

最後に、この映画とつながりのある、中川五郎さんのアルバム。
国立のギャラリービブリオで、中川さんが出演していたライブ会場で購入していた。

「どうぞ裸になって下さい」 中川五郎 コスモスレコーズ

2016年7月25日、東京下北沢ラカーニャで行われた中川五郎67歳のバースデイ・ライブ&レコーディング

【収録曲】
【Disc 1】
1. 運命 運命 運命
玄侑宗久:詞/中川五郎:曲
2. 言葉
奈良少年刑務所の受刑者:詩/中川五郎:曲
3. 愛情60
金子光晴:詩/中川五郎:曲
4. しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん
高野文子:詞/中川五郎:曲
5. イマジン
ジョン・レノン:詞/曲〈中川五郎:日本語詞〉
6. どうぞ裸になって下さい
村山槐多:詩/中川五郎:曲
7. 90センチ
中川五郎:詞/曲
8. 真新しい名刺
金素雲:原作/アメリカ民謡:曲
【Disc 2】
1. Sports For Tomorrow[東京五輪招致スピーチにもとづき]
中川五郎:詞/トラディショナルブルース:曲
2. 二倍遠く離れたら
中川五郎:詞/曲
3. 消印のない手紙
桜井哲夫:詩/中川五郎:曲
4. 一台のリヤカーが立ち向かう
中川五郎:詞/曲
5. 1923年福田村の虐殺
中川五郎:詞/アメリカ民謡:曲
6. 風に吹かれ続けている
ボブ・ディラン:詞/曲〈中川五郎:日本語詞〉

さらに、森達也さんのこの本。
古本屋の店頭でみつけて(単行本)購入。

今年5月に読んだ後、手放してしまったのだが、福田村の事件に触れた部分は、覚えていない。
もう一度、図書館から借りて読んでみようかと思う。

そういえば、この小説もよかった。

読書メーターに書いた感想。

https://bookmeter.com/books/19154731

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