トップページ | 2005年10月 »

2005年9月の13件の記事

2005年9月30日 (金)

【雑】輸入車

人さまの車を運転するのは、できるだけ遠慮しているが、仕事となるとそうもいかない。
前の職場で、社長の自家用車を運転して分室に荷物を運ぶ仕事を仰せつかったことがある。車はセダン・タイプのVOLVO。右ハンドルのオートマチック車だったので、なんとか運転できるだろうと思った。

職場は、新宿西口。大型カメラ店が軒を並べる繁華街。そこから、郊外の東村山市というところへ向かう。
エンジンをかけて出発。西口の雑踏は車道だか歩道だかわからないほど人が多いので、おそるおそる車を進め、最初の交差点を左折しようとウィンカーを出した・・・つもりだった。だが、ウィンカーは点滅せず、フロントガラスのワイパーが動き出した。
な、なんだ、こりゃあ!
・・・そう。 VOLVOの右ハンドル車のウィンカーは、左側のレバーだったのだ。

輸入車って、おかしい。

| | コメント (0)

2005年9月29日 (木)

【雑】クルマ

こんどは、クルマの話。
運転免許を持ったのは、かなりオクテで40歳のときだった。
若い頃はそれどころではなかったし、その後も、車を必要としなかったのである。

山に通うようになってから、あんがい車も便利だなと思いはじめた。登山口までバスがあるようなところはいいが、アプローチが長くてタクシーを使うような山は、やはり車が便利である。
唯一の難点は、車を置いて登った後は、同じ場所まで戻らなければいけないこと。つまり、縦走路には使えない。もっとも、その頃は山小屋に遊びに行くのが目的のような登山を続けていたので、高速道路の渋滞を除けば、車ででかける山行はじつに快適だった。

免許をとってすぐに買ったのは、T社の1300CC。さすがに軽自動車では山道はきびしく(四駆の軽もあるけど)、ある程度の馬力があってリーズナブルな車にした。その車も、免許とりたての(運動神経もよくない)オジサンのことだから、すぐに傷だらけになってしまった。岩に乗り上げてハラを打ったり、バックで岩にぶつけたり・・・。

その後、ディーラーの口車に乗せられて、やはりT社の四駆RV車に替えた。この車、キムタクがTVコマーシャルをやっていたそうだが、買うときは知らなかった。だから、カメラと違ってミーハーな購入動機ではなかった。そんなことはどうでもいいが。
フルタイム四駆のせいか燃費は悪いが、街中を走るのも快適だし、オフロードでも全く問題ないので、気に入って乗っている。

車好きな人はあれこれ凝るのだろうけど、クルマに関してこだわりがないので、まあ、丈夫で長持ちしてくれて、気持ちよく運転できればいいのである。

| | コメント (4)

2005年9月28日 (水)

【雑】ミノルタ派

今回は、カメラの話。
デジタルカメラではなくて、フィルムの一眼レフである(銀塩カメラなどとも言うらしい)。

今から30年も前、まだ勤めはじめた頃に、一眼レフ・カメラを思い切って月賦で買った。
メーカーは、ミノルタに決めていた。その動機が、デザインとか性能ではなくてTVコマーシャルというのだから、ミーハーもいいところだ。キャンディス・バーゲンというアメリカの女優が出演するコマーシャルだった。”アンチュー・キャンディス・バーゲン?”というコピー文句は今でも忘れない。
もう一つ、篠山紀信がミノルタの一眼レフを使っていたことも、ミノルタに惹かれた一因。これもミーハーだなぁ。(とくに紀信ファンではなかったけれど。)
そういえば、新妻喜永さんという山岳写真家もミノルタだ。
コマーシャルも紀信も新妻さんも、みな”XD”という当時のミノルタの最高機種だったが、ぼくには手が届かず、弟分の”XG-S”で手を打った。”XD”は、それからだいぶ後に中古を手に入れた。

動機がこんなことだから、最初に思い切ってニコンを買っていれば、今頃はニコン党だったかもしれないが、なにしろニコンは雲の上のカメラだった。

ミノルタの良さは、親しみやすさだと思う。レンズも悪くない。
ただし、あの電子式シャッターだけはいただけない。ボタン電池が切れてしまうと、固定スピードのシャッターも切れず(つまり、完全なマニュアル操作で使えず)、お手上げである。機械式シャッターなら、電池がなくても固定スピードのシャッターだけは切れるという。

ともあれ、この2台(XG-Sと中古のXD)には愛着があり、長いこと使っていないが、いまだに健在。レンズにカビが生えないように気を使っていたが、先日、望遠レンズを処分しようと中古ショップに持って行ったら「中にカビが生えているので」と、値段がつかなかった。大切にしなきゃなぁ・・・。

ここ数年は、もっぱら安いデジタル・カメラですませている。とにかく手軽で便利。
デジカメならどのメーカーでもよく、こだわりは全くないので、逆輸入もののオリンパス製。厚ぼったくて重くて使いにくいけれど、買い替えようという気にはならない。愛着もわかない代わりに、これといって欲しくなるような機種もないのである。

| | コメント (2)

2005年9月27日 (火)

【山】山小屋の煙

気がつけば、いつのまにか秋風がここちよい季節である。
この時期、不思議なことに薪ストーブの煙の匂いが懐かしい。

八ヶ岳南端、標高2400メートルの場所にある山小屋へ通いつめた時期がある。いまにも倒れそうな木造の古い小屋だった。
小屋主さんの人がらを慕う常連客が多く、その中から「居候」と称して小屋の仕事の手伝いをしながら滞在する、ボランティアのような連中が何人もいた。ぼくもその一員としてひんぱんに通っていたのである。

登山口から数時間登りつめていくと、小屋まであと数十メートルというところで、煙の匂いがただよってくる場所があった。ああ、もうすぐ小屋だなと思いながら登っていくと、とつぜん小屋の姿が目に飛びこんでくる。
煙突からかすかに煙が出ていて、人の気配が感じられる嬉しさといったら、なかった。
小屋に着くと、小屋番さんが出迎えてくれてお茶を出してくれる。残雪の頃や秋口、薪ストーブのぬくもりは殊にありがたかった。

あの小屋の思い出は、薪ストーブの煙の匂いとしてぼくの中に残っているんだなぁ、と思う今日この頃である。

| | コメント (1)

2005年9月26日 (月)

【楽】秋刀魚の唄

もうひとつの秋の味覚、秋刀魚。
上々颱風の名曲に「秋刀魚の唄」がある(3枚目のアルバム所収)。 ラテン風の曲調でノリがよく、♪サンマ 苦いか塩っぱいか♪ というリフレインが面白く、楽しく、哀しい唄である。 ・・・と、ここまでは余談。

子どもの頃、北海道の田舎(村か町)に住んでいたので、動物性蛋白質はもっぱら魚だった。サンマ、開きホッケ、アキアジ(鮭のことをこう呼んでいた)など、よく食べさせられた。
肉類は、たいへんなご馳走で、めったに口にすることがなかった。カレーライスには「てんぷらかまぼこ」と呼んでいたさつま揚げか、缶詰の貝類が入っていた。

都市ガスはもちろんのこと、プロパンガスも普及していなかった頃のこと。サンマは薪ストーブの上か、七輪で焼いていた。
近くに商店もないようなところだったから(父の仕事の関係で、学校の隣りの教員住宅だった)、魚も行商のような人がオート三輪(知らない人もいるだろうなぁ)で売りに来ていた。
アキアジなんか、腹に筋子の入ったやつをまるまる一尾、買っていた記憶がある。
なつかしい思い出である。

sanmanouta

| | コメント (2)

2005年9月25日 (日)

【雑】捨てがたいもの

宿替えのために身辺整理中である。
若い頃はこれほど荷物がなかったのに、いつのまにか本とCD、その他雑貨が山のようになっていて、途方に暮れてしまう。
CDやレコードは、まず捨てられない。いろんな思い出が詰まっているから、なんてのはウソで、たんなる貧乏性であることと、手放してしまうと二度と手に入らないものが多いからだ。
問題は、古い本。
読み終えた本や買ったまま読んでいない本がたくさんあるのに、なかなか処分できない。
読みたいと思って手に入れた本が、いつのまにか場所ふさぎになっている。読み終えた本も二度読むことは少ないのに、いつか役にたちそうに思えて、なかなか捨てられない。なんだか、自分の一部を捨ててしまうような気がして。これを愛着、あるいは執着という。

モノに囚われずに、鳥のように自由になれたらいいなぁ・・・。

| | コメント (2)

2005年9月24日 (土)

【遊】秋の恵み

栗、梨、柿、葡萄・・・秋の恵みの季節である。
山梨県勝沼町のなじみの葡萄園に行って葡萄摘みをしてきた。

budoudana 「ぶどう狩り」という言葉はよくないと思う。狩ってしまってはいけない。・・・というのは屁理屈だけど、栗は拾うもの、梨や柿はもぐもの、葡萄は摘むものだと思うのだ。

毎年お世話になっているこの葡萄園では珍しい品種も作っていて、今日はそれを見せてもらい、摘ませていただいた。葡萄作りも天候との勝負なので、なかなかたいへんな仕事だ。一本の木が房をつけるようになるまで、何十年もかかるそうだ。

budou写真は、わりとポピュラーな「甲斐路」「ロザリオビアンコ」「ベリーA」だが、葡萄園で見せてもらった珍しい品種には、「桃太郎」(マスカット系だが桃のようなくびれがあるもの)だとか、やはりマスカット系で中国語の「ニューナイ」(牛の乳の意)なんてのもあった。

| | コメント (2)

2005年9月23日 (金)

【楽】気分は上々(しゃんしゃん)

♪月に一度のぜいたくだけど・・・♪ という歌があったけど(かぐや姫)、今日は年に何度かのぜいたく。 上々颱風(しゃんしゃんたいふーん)のライブに聴衆として参加する。

5月の世田谷パブリックシアター、7月の花園神社に続いて、今年三度目の参加。
会場は江東区の文化センターで、家からはバスと電車で1時間半以上かかる。もっとも、彼らのライブには全国からファンが集まるから、ぼくなんか地元である。

毎回、いろんな試みで楽しませてくれるライブだ。
今回もゲストがいるらしいので、うーん、楽しみ。 気分は上々。

| | コメント (3)

2005年9月22日 (木)

【読】楽しい終末

明日から三連休。だからといって、これは「週末」の誤変換ではない。
池澤夏樹という作家の『楽しい終末』という本(文春文庫)の話。
てっとりばやく言えば、終末論。人類は、このままではいずれ滅亡するだろう、という深い諦めにも似た気分になる本だが、感情的でなく、いかにも理科系の池澤さんらしい緻密な考察に満ちている。

ぼくが子供の頃、人類が滅亡するなどという馬鹿げたハナシは空想かSFの世界だけだった。
だが、ここ十年か二十年のあいだに、いよいよ人類は自分の首をしめながら滅亡に向かっているという気分になってくる。
核兵器の恐怖、不完全な原発の怖さ、エイズという「レトロウィルス」の蔓延、オゾン層破壊、森林破壊と砂漠化、地球全体の温暖化、そして国の間の貧富の格差の広がり(いわゆる南北問題)、・・・。
日々、マスコミや出版物では危機感をあおっているけれど、さて、ぼくらに何ができるのか。

自分を省みて、加害者でもあり被害者でもある、といったジレンマ。まさに自分で自分の首をしめている状態。
池澤さんが言うように、今のところ悲観論が圧倒的に優勢だが・・・
「人間が人間らしく生きて幸福な日々を送ることは全体としての自然、全体としての宇宙の存在意義に逆らうものではない」ことを、なんとかして証明しなくてはいけない。
他人はいざしらず、ぼくは生涯かけて、しつこく考え、こだわり続けよう・・・そんな気になっている。

ikezawa_shumatsu

| | コメント (1)

2005年9月21日 (水)

【演】宿替え

生まれてこのかた、引越しの数なら他人に引けをとらない。
そんなことは自慢にもならないが・・・。

またまた引越しである。
さすがにこのトシになると億劫になるが、そこで思い出したのが「宿替え」という言葉。古典落語の演目として有名なこの言葉には、「引越し」よりも気楽な響きがある。(桂枝雀の大ファンなので、上方落語の「宿替え」の軽さが好きだ。)

♪家なんて はじめから 仮の宿♪ という歌(山崎ハコ)もあった。
な~に、宿をちょっと替えるだけさ、と自分に言い聞かせながら、ただいま宿替えの準備中。
落語のように、家財道具を風呂敷一枚に包んで、よっこらせと歩いて行くだけではすまないけれど・・・。

| | コメント (0)

2005年9月20日 (火)

【読】正造、熊楠、外骨

これも五木さんの本(僕のみつけたもの)に出ていた話。
このエッセイ集が出た当時(1987、8年頃)の新札に使われた文化人(諭吉、稲造、漱石)にふれて、「どうしても文化人の顔を紙幣につかうなら」ということで、五木さんが選んだ明治期の3人。
田中正造については、あまりよく知らないが、宮武外骨(みやたけがいこつ)、南方熊楠(みなかたくまぐす)の二人は最近ぼくの関心の的なので、思わずニヤリとしてしまった。
(田中正造は、たしか北海道にも縁がある人らしいので、少し調べてみようと思う。)

五木さんのこのエッセイ集では、五木さんが「みつけた」さまざまな「モノ」のカラー写真がとても綺麗なのだが、この文章(面白反骨居士宮武外骨)には、木本至著「評伝・宮武外骨」という箱入りの本の写真が載っている。思わず欲しくなるような体裁の本だ。

| | コメント (1)

2005年9月19日 (月)

【読】五木サンの誤解

本棚の整理をしていたら、五木寛之の『僕のみつけたもの』(集英社文庫/1989年)というエッセイ集がみつかった。

そういえば、ろくに読まずに放っておいたなぁ・・・と思いながらパラパラめくっていたら、アイヌのトゥキパスイ(日本語で捧酒箸、アイヌ語で地方によってはイクパスイともいう)のきれいな写真があった。 ところがエッセイの文章を読むと、なんと「ヒゲベラ」とあって、「このヘラを持ってヒゲを持ち上げながら酒を飲んだ」と「教えられた」というようなことが書いてあって、びっくり仰天。

トゥキパスイは、アイヌの人々が儀式の時にこれで酒をすくって神に捧げるヘラ状の道具なのである。(ヒゲを持ち上げるヘラ、というのは大きな誤解だというこということが、たいていの本に書いてあるから、ちょっと調べればわかるはずなんだけどなぁ。)

うーん、五木さんにしてこの大誤解。こんなウソを五木さんに教えたのは、どういう人なんだろ・・・。

mitsuketamono

| | コメント (0)

【雑】始めてみようかなぁ・・・

掲示板の他に、ブログを始めてみました。
その時々に書きたいことを書いてみたいと思っています。
ブログを使うのは初めてなので、いろいろと試行錯誤しながらですが、ひとつヨロシク。

| | コメント (2)

トップページ | 2005年10月 »