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2005年9月20日 (火)

【読】正造、熊楠、外骨

これも五木さんの本(僕のみつけたもの)に出ていた話。
このエッセイ集が出た当時(1987、8年頃)の新札に使われた文化人(諭吉、稲造、漱石)にふれて、「どうしても文化人の顔を紙幣につかうなら」ということで、五木さんが選んだ明治期の3人。
田中正造については、あまりよく知らないが、宮武外骨(みやたけがいこつ)、南方熊楠(みなかたくまぐす)の二人は最近ぼくの関心の的なので、思わずニヤリとしてしまった。
(田中正造は、たしか北海道にも縁がある人らしいので、少し調べてみようと思う。)

五木さんのこのエッセイ集では、五木さんが「みつけた」さまざまな「モノ」のカラー写真がとても綺麗なのだが、この文章(面白反骨居士宮武外骨)には、木本至著「評伝・宮武外骨」という箱入りの本の写真が載っている。思わず欲しくなるような体裁の本だ。

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コメント

木本至の『評伝・宮武外骨』は、なんと定価が2万円もする豪華本とわかった。
ちょっと手が出ないけど、図書館にあるようなので借りて読んでみようと思う。相当な厚さの本らしい。

投稿: やまおじさん | 2005年9月22日 (木) 23時11分

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