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2005年10月29日 (土)

【遊】みんぱく

大阪の千里、万博公園の中に「国立民族学博物館」(みんぱく)がある。
いまから4年前の春、一度だけ訪れた。
半日がかりで見たが、それでも駆け足でざっと見ることしかできなかった。 それほど展示物の多い大きな施設である。

minpaku 国立民族学博物館
大阪府吹田市千里万博公園10番1号
http://www.minpaku.ac.jp
1974(昭和49)年6月7日創設。1977年11月15日開館。
世界の諸民族に関する資料の収集、保管、展示公開とともに、民族学に関する調査・研究のための大学共同利用機関として作られた。
展示場での写真撮影(個人利用目的)OKという、開かれた博物館。2001年のパンフレットによると、建築面積約17,000平米、延床面積51,000平米。





chise アイヌのチセ(住居)の内部
この時はまだ、アイヌ民族に対する関心がそれほどでもなかったので、ゆっくり見なかった。今となっては、残念な気もする。
もちろん、チセは、北海道の各地博物館に行けば、たくさん展示されているはず。

attushi アイヌの民族衣裳 アットゥシ織
オヒョウの木の皮の繊維で糸を作り、織機を使って織りあげる。
モレウノカというアイヌ紋様の刺繍がほどこされる。
たいへんな手間ひまをかけて作られる衣裳である。

santan サンタンチミップ
中国大陸から海を越えて渡ってきた、清朝の衣服。江戸時代、「蝦夷錦」と呼ばれて珍重された絹織物。
山丹服とも言われる。 山丹とは、アイヌ語でアムール川下流域の民族を指す「ジャンタ」という言葉から来ているという。
船戸与一の小説『蝦夷地別件』に、この山丹服を着たアイヌの首長が登場していて、ぼくは一度、実物を見たかったのである。
(※この写真が山丹服だったかどうか、ちょっと自信がない。なにしろ4年前のことなので。・・・まあ、それに近いとは思う。)

アイヌの民具について興味のある方には、萱野茂さんが今年7月に出版した書籍を推薦する。
萱野茂 著/清水武男 写真 『アイヌ・暮らしの民具』
株式会社クレオ 2005/7/25 \1800 ISBN4-87736-110-3

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コメント

サンタンチミップの色彩、雰囲気はいいですね。旭川博物館(アイヌ記念館はイマイチ!)は、アイヌ関連が非常に充実しています。この夏、山田秀三さんの展示があったのに気づかずに見逃しました。残念!
国立民俗学博物館、たしか梅棹さんが館長でしたね。京都には何度も行っていたのに、ここへは足を運ばなかったのが今では悔やまれます。

投稿: 玄柊 | 2005年10月30日 (日) 07時43分

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