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2005年10月 3日 (月)

【山】幌尻岳とカール

テレビをほとんど見ないが、朝はニュースや天気予報を見るためにNHK総合をつけている。今朝の番組で、北海道日高山脈の幌尻岳(ぽろしりだけ)の秋景色が紹介されていた。
ぼくは登ったことがないけれど、日高山脈は北海道にいる頃から憧れの山域だった。
番組では、沢登りの後に到達した幌尻岳の山頂付近の様子が映されていた。
いい山だ。
日高山脈は古い地層なので、山頂付近にカールが残っていて、沼もあり、エゾサンショウウオなどもいるという。ナキウサギも紹介されていた。
ナナカマドの赤と、ダケカンバの黄色がみごとだった。

本州でカールの残っている山として、立山、仙丈岳、赤石岳などが知られている。カールとは、氷河によって削られた半球形の地形である。北アルプスにも、たくさん残っているという。五百沢智也さんの著作「鳥瞰図譜=日本アルプス」(講談社)が詳しい。

穂高連峰の涸沢カールは、紅葉の名所として名高い。
ずいぶん前、秋に訪れたことがある。紅葉の時期にはすこし早かった。涸沢の山小屋は超満員で、雨の中、文字通りすし詰め状態で寝た。翌日は晴れて気持ちがよかった。穂高岳山荘まで登ってもう一泊し、奥穂、前穂から岳沢に下って上高地に戻る、というコースだった。また訪ねてみたい山である。

秋の山には、他にもたくさん思い出がある。続けて書いてみたい。

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