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2005年10月 2日 (日)

【歩】朝の空気

ウィークデーのクセで、休みの日も朝6時前に目がさめてしまう。
年齢のせいもあるかもしれないが、早起きの毎日である。
朝のひんやりとした空気が心地よい季節になった。
この空気は、山小屋やキャンプ場の朝を思い出させて、なんとなく懐かしい。

ほんの少し前、せいぜい50年か100年前までの生活は、お日さんがのぼる頃起き、日が沈んで暗くなると眠る生活だったはず。夜は、せいぜいランプか焚火の明かりだけ。さっさと寝て、次の日に備える生活。
ぼくの理想(夢かな?)は、山の中でのそんな生活であるが、なかなか実現しそうもない。それでも、夢見ることを続けていれば、何かのきっかけが訪れるかもしれないのだ。
かすかに臭ってくるゴミ焼却場のケムリをかぎながら、そんなことを思っている。

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コメント

まさに我々の少年時代は、水道はなくポンプ
暖房は薪か石炭、ラジオだけでテレビ・コンピューターなし。電話や車の所有は夢の夢、随分変化しました。我々は大きな変化の真っ最中で過ごしました。どちらが本当に人間にとって素晴らしい生活なのか・・。こうしてコンピューターで会話するのも楽しいですが・・。

投稿: 玄柊 | 2005年10月 2日 (日) 07時13分

「便利さ」は、いちど味をしめてしまうと捨てられないのでしょうね。車を使うのはやめましょう、と言って自分だけ使わないことは可能ですが(パソコンや携帯電話なんかも同じ)、世界中そんなことができますか?・・・というあたりが、池澤夏樹さんの『楽しい終末』という本で、しつこいくらい追求されているテーマです。

投稿: やまおじさん | 2005年10月 2日 (日) 08時45分

そうそう、昨日図書館から電話があって「「楽しい終末」入りました」って。楽しみです。

投稿: bluestar | 2005年10月 2日 (日) 09時08分

池澤夏樹さんのエッセイは、独特の語り口と、緻密な論理性、それに叙情性もあって、ぼくは好きです。小説も面白いと思います。詩も書く人ですが、ぼくは読んでいません。書評の分野でもいい仕事をしているようです。

投稿: やまおじさん | 2005年10月 2日 (日) 19時56分

「朝の空気」が美味しいと感じることは健康な証拠ですね、きっと。昨日観た映画「蝉しぐれ」の初めの画面は朝景色からでした。文四郎が早く目覚めて伸びをしながら小川に顔を洗いに行ってみると、少女お福も隣の洗い場で洗濯をしていました。朝の空気が爽やかなイントロでした。

投稿: bluestar | 2005年10月 3日 (月) 20時05分

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