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2005年10月 7日 (金)

【山】急行アルプス

二日ほど前のこと。
勤め先から帰る夜の電車の中で、大きなザックを通路に置いて座っている男性をみかけた。ああ、これから夜行列車で山にいくんだな、いいな、と思いながら見ていた。
ぼくと同年輩の単独行らしい人。ザックにカバーをかけていたが、横にマットを付けていたから、たぶんテント山行だろうと思った。

また、昔話で淋しいのだが・・・ひと頃、週末のたびに夜行列車で北アルプスや八ヶ岳などへ、夜行一泊、二泊の山行を続けていた。だいたい月に2回のペース。多いときは、毎週末に行っていたもので、元気があったなぁと自分でも感心する。

たいてい、金曜の夜、仕事場を定時にあがって急いで自宅に帰り、用意していたザックをかついで立川か新宿駅に行った。急行アルプスという、特急列車のお古のような車両の夜行列車には、ずいぶんお世話になった。
夜行列車といっても灯りがついたままだし、人の話し声も聞こえてなかなか眠れるものではない。一週間の仕事の疲れがたまっているのに、妙に興奮しているし、リクライニングシートもそれほど楽ではないのである。

登山口の松本、大町、白馬などの駅には、翌朝暗いうちに着く。
駅からタクシーならいいが、バスの場合は始発時刻まで待つことになる。
乗物を降りて歩き始めるのだが、寝不足でいつもフラフラしながら登っていた。登っている途中でどうしようもなくなり、道端で横になって仮眠をとったこともある。一日目の宿泊地(山小屋か小屋近くのテント場)に着くと、早めに夕食をとって、あとはバタンキューである。

一泊の場合は、翌日頂上まで行って、下山して帰宅という、まことにハードな山行を続けていた。体はきつかったが、充実した日々だったなぁ・・・と思う。
なつかしい急行アルプス、まだ走っているのかなぁ。

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コメント

苦労しても、それでも、山はいいんですね。昨日、旭岳へ行き山の懐の大きさ、雪に覆われた美しさ、紅葉の見事さをつくづく感じました。体全体が吸い込まれるようでした。海とは違った感覚でした。ある高度から上は、人間の思いを越えています。

投稿: 玄柊 | 2005年10月 8日 (土) 08時28分

旭岳! あぁ!なつかしい。
山はいいなぁ。

投稿: やまおじさん | 2005年10月 8日 (土) 08時39分

高い山に登ってのみ感じる幸福感、ありますね。

投稿: bluestar | 2005年10月 9日 (日) 13時47分

私もだいぶ前ですが「アルプス」に乗ったことがあります。その時はすでに特急車両(ベージュと赤の電車)だったのですが、もう少し前は急行車両(橙と緑)でした。
今はもう廃止されましたが似たようなダイヤでハイシーズンの臨時列車で「ムーンライト信州」という快速電車が運行されているようです。

投稿: こまっちゃん | 2005年10月 9日 (日) 22時22分

あっ、こまっちゃんだ!
コメントありがとうございます。
ベージュと赤の車両は「あずさ」の旧型車両ですね。今は「特急かいじ」で使われている車両です。電車の世界にも、お古(といっては悪いかな)があるんですね。
「ムーンライト・・・」かぁ、モダンな名前になったんだ・・・。

投稿: やまおじさん(いっちゃん) | 2005年10月11日 (火) 21時45分

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