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2005年11月25日 (金)

【読】百年の孤独

二週間かけて、ようやく読み終えた。 ふぅーっ。
ガルシア=マルケス 『百年の孤独』 (鼓 直 訳/新潮社/1999年)
不思議な物語。

 「仕方がないさ。時がたったんだもの」
 つぶやくようなその声を聞いて、ウルスラは言った。「それもそうだけど。
でも、そんなにたっちゃいないよ」  (百年の孤独 P.350)

池澤夏樹さんがいうように、「民話の面白さを大量に用意して、それを巧妙に組み上げていった」、「四百頁を超える話を支えるだけのストーリーがあり、構造がある」、「しかし、基本的な材料は民話的な語りである、こういうことが実現できるとは、誰も思っていなかった」
(池澤夏樹 『世界文学を読みほどく』 新潮社 P.305)
という、人を酔わせるような魅力がある。

まったく突拍子もない連想だが、アイヌのユカラを思いおこしてしまった。
〝神謡〟とも呼ばれるカムイ・ユカラではなくて、〝英雄叙事詩〟の長いユカラ。
とんでもない人間が出てくる物語。 それでいて、きわめて人間くさい物語。

ただし、・・・疲れた^_^;
この先しばらくのあいだ、こういうハードな読書はしないだろうなぁ。

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