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2005年12月21日 (水)

【読】ちょっと難しい本

きのうは、ちょいとワケありでブログ投稿はお休み。
きょうは、またワケありでこんな時間なのに家にいる。
たまには、こんなこともある。

すこし前に、マーク・トゥエインの『ハックルベリ・フィンの冒険』を読んだが、とても面白かった。
長い小説で難儀したけれど、日本語訳もよくて読みやすく、大人が読むに耐えられる小説だった。

このところ、池澤夏樹さんの『世界文学を読みほどく』という興味深い本に触発され、そこでとりあげられている世界文学のいくつかを読んでいるのである。

ガルシア=マルケス『百年の孤独』も難しい本だったが、面白かった。
次が『ハックルベリ・フィンの冒険』、そしてこんどは、ウィリアム・フォークナーの『アブサロム、アブサロム!』(1936年)という、とんでもなく難しい小説に手をつけてしまった。

難しい、というのは、その構成、語り口、文体である。
けっして理解不可能な内容ではない。
要は、気合をいれて読まないと、なかなか理解しがたい内容ということだ。

この『アブサロブ、アブサロム!』は、アメリカ南部の架空の町を舞台にした、19世紀末から20世紀はじめにかけての物語。
トマス・サトペンという強烈な個性を持った男の生涯が語られる。
『百年の孤独』と同じように、この小説にも家系図がついていて、それを見ながら読まないと登場人物がわかりにくいという、手ごわい物語である。

こういう小説は、家でじっくり時間をかけて読むのがいいのだが、そうもいかない。
通勤の車中で、できるだけ集中して読み継いでいる。

集英社版『世界文学全集 78』 篠田一士訳 1979年発売。
A5版、2段組、300ページ強。 8ポイント活字で、目に悪い(笑)。
池澤さんがとりあげたテキストとは別の訳者によるもの。
近くの図書館から借りてきた。
読み始めてまだ30ページほどだが、魅力的な小説である。

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