« 【雑】宛名書き | トップページ | 【山】恩師からの年賀状 »

2005年12月27日 (火)

【読】旅先にもっていく本

短い旅や、何泊かの山行のとき、本を持っていくべきかどうかでいつも迷ってしまう。
旅の途中、乗り物の中とか、山小屋やテントの中で、手持ちぶさたになることがあるものだ。
そんな時、読み物があるといい。

山へいくときは、荷物の重量をすこしでも減らすために重い本はご法度なのだが、よく持って歩いたのは図鑑類だ。 これがけっこう重かったりする。
途中の駅で地方紙を買うことも多かった。
あの地方紙というのは、地元で読むとなかなか面白いものである。

これまで、山で読んだ読み物のなかでいちばん印象に残っているのは、友人の書いた小説だった。
読んだ場所は、槍・穂高連峰中腹、涸沢カールのテントの中。
季節は早春のゴールデンウィーク。
残雪の上にテントを張ったが、雪が降って寒かった。
夜中に何度もテントに積もった雪をおろし、テントのまわりの雪かきをした。
翌日、北穂の斜面では遭難者も出て、たいへんだった。

そんな状況の中で読んだ小説は、インドを舞台にしたものだった。
雪の降りしきる涸沢カールのテントの中で、ひとりインドの情景に思いを馳せた。
あれは不思議な体験だった。


ところで、この年末年始、ひさしぶりに郷里の北海道に帰る。
なにか一冊、本を、と思ったのだが、あいにく読みかけの難しい小説しかない。
例の、フォークナーの難解小説 『アブサロム、アブサロム!』 がそれだ。
300ページもある小説の、まだ三分の一も読んでいない。
なにしろ活字がぎっしり詰まっていて、ひとつひとつのセンテンスが長い。

旅先に持っていって読めるかどうかわからないが、しょうがない、持っていくとするか。
図書館の返却期限が、1月の5日。
さてさて、期限までに読み終えることができるかどうか。

|

« 【雑】宛名書き | トップページ | 【山】恩師からの年賀状 »

【読】読書日誌」カテゴリの記事

こんな本を読んだ」カテゴリの記事

コメント

インドの小説は、どんなものだったのしょう。ちょっと、興味がありますね。私もインドへ行って15年にもなりますが、いまだにその記憶が体全体に残っています。この体験は、死ぬまで尾を引くでしょう。

投稿: 玄柊 | 2005年12月27日 (火) 23時18分

玄柊さんもよくご存知の小説です。
インド、行ってみたいところです。

投稿: やまおじさん | 2005年12月28日 (水) 14時42分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 【雑】宛名書き | トップページ | 【山】恩師からの年賀状 »