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2005年12月 9日 (金)

【演】かぜうどん

週末なので、じっくりと季節の落語ネタを。
桂枝雀の「かぜうどん」という、寒い季節にぴったりの演目。
この噺も、ぼくは大好きだ。

kazeudon桂枝雀 『八五郎坊主・風邪うどん』
昭和51年(1976)2月14日収録 大阪朝日生命ホール
(東芝EMI) 桂枝雀 上方落語傑作集

小米(こよね)から、二代目桂枝雀を襲名したのが昭和48年10月。
それからさほど経っていない時期の録音。
小米時代の、声が裏返ってしまうような〝ハイ〟な状態から脱却して、風格さえ感じさせる。

「風邪うどん」とあるが、「かぜうどん」の方がいい。
枝雀の著書 『まるく笑って 落語DE枝雀』(PHP研究所/1983年)でも、ひらがなで表記している。

物売りの呼び声のあれこれをおもしろおかしく紹介するマクラから、聞く者をひきつける。
さすがである。
話の筋は簡単だが、めんどうなので省略。
聞きどころは、うどん屋と酔っ払ったお客とのやりとりだ。

サゲは、演題の「風邪うどん」にからんでいるので、ネタばらしをしてしまうのも不粋だからやめておこう。
枝雀理論の「サゲの四分類」によれば、この演目のサゲは「ドンデン」、つまりどんでん返しの面白さにある。

shijaku桂枝雀 著 『まるく笑って 落語DE枝雀』
PHP研究所 1983.6.3

枝雀ファン、上方落語ファンにおすすめの一冊。
枝雀落語の魅力がよくわかる。
この本で、「サゲの四分類」を展開している。
真面目な内容でありながら軽妙。楽しく読める。

枝雀による「サゲの四分類」
ドンデン、謎解き、へん、合わせ。
詳しく紹介するとたいへんなので、これも省略。

省略ばかりで、ドーモスイマセン。 あっ、これは三平か。
では、枝雀流に。 「スビバセンネー」

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コメント

気まぐれネットがつながりました。枝雀で気分もホットになりました。

投稿: 玄柊 | 2005年12月10日 (土) 08時33分

玄柊さん、おひさしぶりです。
なんとかつながるようになりましたか。
よかったですね。

投稿: やまおじさん | 2005年12月10日 (土) 14時46分

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