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2006年1月29日 (日)

【読】魅力的な本

南方熊楠(みなかた・くまぐす)については、このブログを始めた頃に、ちょっとだけふれたことがある。
→ 2005年9月20日 【読】正造、熊楠、外骨
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2005/09/post_bbbd.html

また、本家のサイト「晴れときどき曇りのち温泉」でもとりあげた。
→ 「資料蔵」 人名編
http://yamaoji.hp.infoseek.co.jp/kura.html#minakata

2年ほど前から、ぼくが関心を寄せて調べている、明治生まれの「巨人」である。
南方熊楠全集(平凡社)という、膨大な全集も出ている。
同時期に活躍し、その後の日本の民俗学に大きな影響を与えた柳田国男とは好対照で、生前も死後も脚光を浴びなかった人だが、近年、再評価する動きが高まっている。

本屋にいくと、熊楠関係の書籍が多くなった。
先日も、新宿の大きな書店の民俗学のコーナーを見ていたら、南方熊楠に関する新刊が出ていた。

minakata『南方熊楠英文論考 ネイチャー誌篇』 集英社 2005年12月
 飯倉照平(監修)・松居竜五・田村義也・中西須美(訳)

南方熊楠がイギリスの「ネイチャー誌」に投稿、掲載された英語論文の全訳。
ほとんどが本邦初訳という、画期的な本だ。
(平凡社の熊楠全集に一部が英文で掲載されていたり、日本語に翻訳されたものもあるが、彼の重要な論文である)

この本を見たとき、手にとって数分間迷ってしまった。
箱入りの立派な本である。欲しい・・・だが、高価だ。
結局あきらめて、書棚に返した。
うしろ髪をひかれるとは、このことだ。

今日、近くの図書館に行ったのでリクエストしてみた。
この市の図書館のどこにも入っていないから、都内の他の図書館を照会してくれるという。
そういう手があったのだ。
できれば、市立図書館で購入してくれるといいのだが。
(いずれ、懐具合のいいときに買ってしまいそうな気もする・・・)

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コメント

今日、深川へ行く用事があったので、ついでに一ヶ月ほど前に岩波古典文学大系を買った古本屋に寄りました。一冊380円、今新刊で買うと2000~4000円の本です。前回買い残したものを5冊購入、全部で30冊ほどあったものはまだ全然売れていません。結局、時間をかけて来るのは面倒なので、結局全部買ってしまいそうです。やまおじさんんも、この本、高いとは行っても買ってしまいそうですね。

投稿: 玄柊 | 2006年1月29日 (日) 22時16分

今日の仕事帰りのかばんの中に、もう入っていたりして(笑)。
最寄り駅の駅ビルの本屋に、平積みになっていました。
けっこう売れるんじゃないかな。
隠れ(?)熊楠ファンが多いのかも。

投稿: やまおじさん | 2006年1月30日 (月) 20時54分

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