【読】キヨスクで買ってしまう
雑誌を買う習慣が、だいぶん前からなくなってしまったが、たまに買う。
通勤途中のキヨスクに、表紙をこちらに向けた雑誌があると、つい目がいってしまうのだ。
電車の中吊り広告で気になっていたが、あまり期待していなかった。
今朝、キヨスクでその顔(表紙)を見て、つい、ふらふらと手にとってしまったのだ。
気になっていた国立・立川特集は、雑誌全体の半分くらい。
それが、なかなか面白い。
立川は、つい数ヶ月前まで、25年間ほど住んでいた街。
軍都のおもかげが残っていたり、昭和記念公園、競輪場、モノレール、大きなデパート(伊勢丹、高島屋)と古いデパート(第一デパート、from中武)、カメラ・パソコン・家電の量販店(ビックカメラ)、映画館のない「シネマ通り」、新しくできた映画館、・・・等々、面白いものがたくさん雑居している街だ。
いっぽう、国立は、学園都市ともいうべき瀟洒な街。
いまは引っ越してしまったようだが、山口百恵さんの家もあった。
それでも、一歩裏通りに入ると、昔のおもかげが残っている、これまた不思議な街だ。
大学通りに大きなマンションが建って、話題になった。
駅前から北へ延びる広い大学通りの桜並木は圧巻。
キヨスクで、やはり「顔」にひかれて買ってしまった雑誌がある。『サライ』 2005年6月2日号 (この雑誌は隔週刊)
夏目漱石特集
この表紙をキヨスクで見たときは、驚いた。
ふつう、同じ雑誌は重ねておくのだが、横に並んで立てられていたから、夏目漱石が何人もこっちを向いていたのである。
この号は売れただろうなぁ、と思う。
なかなか力の入った特集で、楽しませてもらった。
ブログを始める前だったが、友人たちにも宣伝したものだ。
| 固定リンク
「【読】読書日誌」カテゴリの記事
- 【読】2023年1月に読んだ本(読書メーター)(2023.02.02)
- 【読】北方謙三と船戸与一(2023.01.06)
- 【読】北方謙三版「水滸伝」に嵌る(2023.01.02)
- 【読】2022年12月に読んだ本(読書メーター)(2023.01.01)
- 【読】いつも読みたい本ばかり(2022年総集編に代えて)(2022.12.25)
「こんな本を手に入れた」カテゴリの記事
- 【読】北方謙三版「水滸伝」に嵌る(2023.01.02)
- 【読】五木さんの桐野夏生評(2022.03.21)
- 【読】今年も総集編(2019年・読書編 -2-)(2019.12.28)
- 【雑】紅梅、ほころぶ(2018.01.10)
- 【歩】小春日和、図書館で過ごす(2017.11.29)
コメント
北海道へ戻ってから、車で移動し、後は家にこもるので、電車を利用しなりました。つまり雑誌は本屋でしか出会えない。電車の全く乗らないのも寂しいです。そのかわり、古本屋で「サライ」「太陽」などの特集を買うようになりました。
投稿: 玄柊 | 2006年1月28日 (土) 07時15分
ぼくは玄柊さんとは逆に、古本屋をのぞくことが少なくなりました。
ちかごろはもっぱら、ネット販売の古本かBOOK OFFです。
旭川にもいい古本屋がありそうですね。
『北海道大百科事典』は、旭川(永山)の古本屋からネットで購入しました。
投稿: やまおじさん | 2006年1月28日 (土) 07時53分