【山】はるかな尾瀬
尾瀬には4回行った。
1988年から91年にかけて、いずれも6月、水芭蕉の時期。
ニッコウキスゲや草紅葉の尾瀬もよさそうだが、残念なことに、その後訪れていない。
「はるかな尾瀬」 になってしまった。― 深田久弥 『日本百名山』 から ―
尾瀬という名の由来については、小暮理太郎氏の委しい考証がある。 寛文六年(1666年)に編纂された『会津風土記』に小瀬沼とあるのが文献の最初だそうである。 それより約二十年前の正保図には「さかひ沼」と記されていたという。
尾瀬沼は会津と上州の国境線が湖上を通過しているので、、「さかひ沼」の称があったのであろう。
高層湿原である尾瀬には、東側の尾瀬沼と西側の尾瀬ヶ原の二つのエリアがあり、尾瀬沼の北に燧岳(燧ヶ岳)、尾瀬ヶ原の南西に至仏山がある。
またいつか訪れてみたいと思う、いいところだ。
尾瀬への入口(入山口)は、
・片品村(群馬県)の奥の「鳩待峠」
・片品村(群馬県)の奥の「大清水」
・檜枝岐村(福島県)の奥の「沼山峠」
の三ヶ所がよく利用されている。
ぼくの尾瀬探訪歴。
・1988.6.19(夜行バス)~6.24
大清水~尾瀬沼(テント泊)~燧岳(往復)~尾瀬ヶ原(テント泊)~至仏山(往復)~鳩待峠
・1989.6.3(夜行バス)~6.4
鳩待峠から尾瀬ヶ原散策(当時の会社の人たちと)
・1990.5.31(夜行バス)~6.3
沼山峠~尾瀬沼(テント泊)~尾瀬沼一周~沼山峠(妻と二人で)
・1991.6.1~6.3
鳩待峠~尾瀬ヶ原(竜宮小屋泊)~尾瀬沼(長蔵小屋泊)~沼山峠(妻と二人で)
深田百名山の燧岳と至仏山には、一回目の探訪のときに登っている。
山登りに燃えていた時期だったので、ずいぶんパワフルなテント山行をしていたものだ。
この頃、夜行日帰りで北アルプスに通い始めたり、いちばんたくさん山に行っている。
燧岳と至仏山については、あらためて書きたい。
そういえば、これより何年か後だったと思うが、車で檜枝岐から沼山峠まで行ってみたことがある。
檜枝岐には「会津駒ヶ岳」という、深田百名山にも選ばれているいい山があるが、その登山口まで車で登ってみた。何度か計画しながらこの山に登れなかったのは、今もって残念である。
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コメント
高名な尾瀬、一度はと思いながら実現しなかったもののひとつです。その代わり、今は水芭蕉を見放題です。
投稿: 玄柊 | 2006年3月18日 (土) 13時47分
水芭蕉は、北海道の裏山にいくらでもありましたが、こどもの頃は、いいものだと思っていませんでした。
匂いもきついし、近くで見るとグロテスクな感じがしました。
本州に来てから、尾瀬や、白馬の湿原で群生しているのを見て、美しいと思うようになったのですから、われながら身勝手なものだと思います(笑)。
投稿: やまおじさん | 2006年3月19日 (日) 21時38分