【山】大雪山(続)
大雪山系には何度も登っているはずだが、高校山岳部のときの山日記も残っておらず、当時の写真もどこかに行ってしまった。
ぼくの記録(山日記)にあるのは、高校卒業後15年ほどたって、東京から北海道に帰省したおりに登ったときのものだ。
いきなり若い頃の写真で恐縮だが、この年は記念すべき年だった。
黒岳の標高(1984メートル)と同じ数字の1984年。
その年は 「黒岳標高年」 と呼ばれていた。
― ぼくの山日記から ―
1984年7月22日~23日 大雪山(黒岳~旭岳温泉)
7月22日 晴れ
美瑛 6:52 旭川 7:33/8:00 (道北バス)
層雲峡 9:48/10:20 (ロープウェイ)
5合目 10:27/11:00 (リフト)
7合目 11:15/11:25 (入林届)
黒岳頂上 12:43 (ガス)/13:10
黒岳石室 13:40 (泊り 1,000円)
この日は、近くの桂月岳まで足を延ばしている。
黒岳石室は、素泊り小屋。
翌日も晴れた。
朝、黒岳山頂で撮ったのが上に掲載した写真。
北鎮岳の「千鳥」形の雪田(雪形)がみごとだった。
その北鎮岳の山頂にも登り、中岳温泉という天然の露天風呂(施設も何もなく、自分で掘る山中の温泉)にも寄り、旭岳山頂を迂回して姿見ノ池まで下ったようだ。
なぜ旭岳山頂を目指さなかったのか、謎であるが、ガスが出ていて眺望がなかったせいかもしれない。
大雪山には、たくさんのおもいでがある。
桂月岳、愛別岳、北鎮岳など、あまり人が登らないピークにも登った。
黒岳石室、旭岳石室、白雲岳避難小屋、南の方の忠別岳避難小屋など、ひなびた山小屋もなつかしい。
高校山岳部(高校2年から3年にかけて在籍)の頃、部員なかまとテントを張って登ったこともあったし、春の残雪期に、黒岳の北斜面でツェルトを張って野営したこともある。
生きているうちに、また訪ねてみたいし、まだ行ったことのない東大雪やトムラウシにも行ってみたいものだ。
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コメント
忠別岳避難小屋は1991年夏に友人と泊まりました。黒岳は2003年秋に登頂しました。9月だったので紅葉は見事ですが、山頂は風が強く、しかも寒くてゆっくり昼食を摂ることが出来ませんでした。1984年は「黒岳標高年」ですか。すっかり忘れていました。
投稿: 玄柊 | 2006年3月 7日 (火) 23時08分
ぼくが忠別岳避難小屋に泊ったのは、たぶん、建て直す前。
小屋というより、小屋跡といった方がよさそうです。
ビニールを張っただけの仮小屋でしたので。
こぼれたご飯つぶを、エゾリスが食べに来ていたのを憶えています。
高校3年の時(修学旅行をさぼって、友人と二人で行ったと思う)だから、1969年かな?
昔のことです。
投稿: やまおじさん | 2006年3月 8日 (水) 21時37分