【読】岩波ジュニア新書
岩波ジュニア新書(岩波書店)には、いい本がある。
書店や図書館にいけば、たくさん並んでいるので、ときどき眺めてみる。
少年少女向けといっても内容がしっかりしていて、じゅうぶん読み応えのある本ばかりだ。
500冊以上ある中で、ぼくが手元に置いておきたいと思って入手した本の一部を紹介しよう。
出版界の常で、新本では入手不可能なものもあり、南方熊楠のものなどはネットの古本販売で手に入れた。
517は、最近、図書館で見つけて新本を買った。
どれも、ぼくには愛着の強い本だ。
岩波ジュニア新書
139 『図解 新東京探訪コース』 五百沢智也 著
地図作りを学び、ヒマラヤを踏査した著者が、探検家の眼と技術で
「東京」にアタックする。
268 『南方熊楠 森羅万象を見つめた少年』 飯倉照平 著
東洋と西洋のあらゆる知を独学で総合しようとした型破りな明治の
博物学者、南方熊楠。
429 『はじめての和楽器』 石川憲弘 著
筝・尺八・三味線・打楽器の演奏家たちが、その魅力と奏法を
わかりやすく解説。8cmCD付。
517 『近代社会と格闘した思想家たち』 鹿野政直 著
生命の尊厳をかかげて闘った田中正造や柳田国男、与謝野晶子ら
25人の思想家を描く。
| 固定リンク
« 【楽】五周年 | トップページ | 【山】深田百名山 »
「【読】読書日誌」カテゴリの記事
- 【読】北方謙三と船戸与一(2023.01.06)
- 【読】北方謙三版「水滸伝」に嵌る(2023.01.02)
- 【読】2022年12月に読んだ本(読書メーター)(2023.01.01)
- 【読】いつも読みたい本ばかり(2022年総集編に代えて)(2022.12.25)
- 【雑】小松由佳さんのこと(2022.12.04)
「南方熊楠」カテゴリの記事
- 【読】独学のススメ、ブログの効用(2016.01.09)
- 【雑】水木しげるさん(2015.12.01)
- 【読】赤坂憲雄×鶴見和子(2015.08.06)
- 【遊】国分寺「ライトハウス」と町田「高原書店」(2014.05.24)
- 【読】大型古書店で(2011.04.03)
コメント
ご指摘のようにこのシリーズいいですね。茨木のり子さんお本も入っているはずです。
投稿: 玄柊 | 2006年3月 5日 (日) 21時10分
茨木のり子 『詩のこころを読む』 (岩波ジュニア新書 9) 1979年ですね。こんど探してみます。
投稿: やまおじさん | 2006年3月 6日 (月) 22時06分