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2006年3月15日 (水)

【山】那須岳

那須岳(なすだけ)
日光国立公園内、栃木県那須町にある複数の火山の総称。
現在も蒸気と火山ガスを盛んに噴出しているハゲ山の茶臼岳(1897m、山自体の最高地点は1915m)、切り立った岩壁上の朝日岳(1896m)、緑に包まれた三本槍岳(1917m)等がある。
茶臼岳以外の山はすでに噴火活動を終えている。
火山特有の広い裾野を持っており、この広い那須野を超えると東北(みちのく)である。

茶臼岳には頂上のすぐ下までロープウェイが設置され、訪れる観光客も多い。
サンダル履きの人や日傘を差して山頂を歩いている女性を見かけるが、これは危険である。
この山はごろごろした火山礫でできており歩きづらい上、風が強く天候の急変によるロープウェイの運休も多い。
運が悪いと下りは歩いて帰らなくてはならないことさえあるので、ロープウェイを使う時でもそれなりの装備であがったほうが無難。
 ― Wikipediaから ―

那須岳(茶臼岳)に登ったのは確かだが、正確な日時をおぼえていない。
登った、というよりも、観光客として足をはこんだ、と言う方がよさそうだ。

20年も前のことだ。
仕事仲間と、那須の保養所へ行ったことがある。
ワゴン車を借りて、6人ほどで一泊か二泊の小旅行だったが、その帰途に立ち寄ったのだ。

ロープウェイで、かなり上まで登ることができ、そこから歩いてもさほど時間はかからない。
たくさんの観光客にまじって、ぞろぞろ歩いていった。
火山だから歩きやすくはないが、普通のかっこうで頂上まで行ける。
下りはロープウェイを使わずに歩いて下りた。
登頂の感激はなかった。

深田久弥の 『日本百名山』 でも、那須の歴史や那須岳の地誌を書いているだけで、深田久弥自身の登山記は、珍しく何もない。

kuusatsu_hyakumeizan『空撮 日本百名山』 (山と渓谷社) という、いいガイドブックがある。
この本で、那須岳の航空写真を見た。
茶臼岳、三本槍岳、朝日岳と、なかなか堂々とした山容なのだ。

山は、やはり静かに歩きたいものだ。
ロープウェイもありがたいが、誰でも登れるようになってしまった山は、つまらない。
ロープウェイで中腹まで行くことができても、そこから先は山歩きの世界、というのがいい。
那須岳(茶臼岳)は、そういう意味で残念ながら失格である。

大雪山の旭岳、黒岳もロープウェイを使って気軽に登れるが(天候さえよければ)、あそこの山の上は別世界なので、まだいいと思う。
ぼくなりの基準として、普通の革靴で頂上まで行ける山は、観光地のようでよろしくない。 登山靴とまでは言わないが、せめてスニーカーか長靴じゃないと頂上まで行けないような山が望ましい。

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コメント

那須岳は去年、秋の紅葉の次期に登りました!
ロープウェイで茶臼岳まで。そのあと反対側にある煙草屋旅館まで下りました。
ここの露天風呂は気持ちよかったです。翌日は別の道を朝日岳まで登り、そこから
歩いて下山しました。残念ながら天気があまりよくなかったので三本槍岳はパスしました。
確かにロープウェイで茶臼岳山頂までいけるため、観光客がたくさん登っていましたが、
反対側は対照的に登山者だけで静かな山歩きでした。朝日岳からの下山路は高度感の
あるところもあり、軽登山靴じゃなくて、重登山靴でも十分な登山道でした。

投稿: 黒豹の保安官 | 2006年3月17日 (金) 09時00分

>黒豹の保安官さん
なるほど。
那須岳も、きちんと登ればいい山なのかもしれない、と思いました。
人がわんさか集まる山も、たいてい、その密集地帯を離れると信じられないほど静かだったりしますものね。

投稿: やまおじさん | 2006年3月18日 (土) 00時21分

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