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2006年4月 5日 (水)

【山】白馬岳(1)

ハクバという呼び方を、ぼくはしない。
「しろうま」という伝統的で正しい呼称をつかいたい。

白馬岳(しろうまだけ) 2933m

 日本アルプスへの初見参が白馬(しろうま)岳であった人は少なくないだろう。 高峰へ始めての人を案内するのに、好適な山である。 大雪渓があり、豊富なお花畠があり、眺望がすこぶるよい。 私の知人で、この頂上から生まれて初めて日本海を見たという人もある。 (中略)
 この立派な山に、以前は信州側にはこれという名が無く、単に西山と呼ばれていた。 それがいつ頃からか代馬(しろうま)岳と名づけられ、それが現在の白馬岳と変わった。 代馬よりは白馬の方が字面がよいから、この変化は当然かもしれないが、それによってハクバという発音が生じ、今では大半の人がハクバ山と誤って呼ぶようになっている。 この誤称は防ぎ難い。 すでに膝元からして白馬(はくば)村と唱えるようになった。
 代馬岳という名の起こりは、山の一角に、残雪の消えた跡が馬の形になって現れるからであった。 田植にかかる前の苗代掻(なわしろかき)をする頃この馬の形が見え始めるので、苗代馬の意味で代馬と呼んだという。 (後略)
  ― 深田久弥 『日本百名山』 から ―

ぼくは、この山域へ三度行っている。

1990年6月下旬 (6/22夜~6/24)
 栂池~白馬大池~白馬岳(白馬山荘泊)~大雪渓
1991年7月下旬 (7/19夜~7/21)
 大雪渓~頂上宿舎(泊)~杓子岳・鑓ヶ岳~鑓温泉~猿倉
1996年6月下旬 (夜行一泊、大雪渓~頂上宿舎)
 このときの山行記録がないが、悪天で頂上は踏まなかった

いずれも、新宿発の急行アルプスという夜行列車を利用し、早朝に大糸線の駅に着くという、強行スケジュールだった。
最初の山行のとき、白馬山荘から鑓温泉に下る予定だったが、雪解けが遅く鑓温泉へのコースは危険(ザイルがないと危ないという小屋の人のはなし)と聞いて、大雪渓を下った。
この山行は、天候に恵まれ、すばらしい展望がえられた。

(写真は、白馬山荘前から南方向の展望) ※ 2006/4/6 山名を訂正
左から杓子岳、白馬鑓ヶ岳、手前に丸山、中央奥は立山連峰と剣岳)

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コメント

素晴らしい映像が続きますね。

投稿: 玄柊 | 2006年4月 5日 (水) 21時26分

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