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2006年6月 6日 (火)

【読】吉本さんの粘り強さ

気になる本なので、買ってしまった。
吉本隆明さんの新刊。

吉本さんって、大正13年うまれだったんだなぁ。
ぼくの父親と同年代だ。
もっと若いと思っていたが、この本の写真を見ると、ご高齢という感じがする。

それにしても、お元気な方だ。
いろんな持病をかかえながらも、「自前の思想」を深め続ける、このパワーはどこからくるのか。
吉本さんの難しい著作はそれほど読んでいないし、吉本ファンでも信奉者でもないが、同じ時代を生きる信頼できる大先輩という感じで、ずっと敬意を払ってきた。
この人の粘り強さ、じぶんの頭で考え続けることを継続する、その生き方に感服する。

Yoshimoto_oinokekata吉本隆明 『老いの超え方』
 朝日新聞社 2006年5月30日 1700円(税別)
― 帯から ―
 ご老人は超人間である
  今年83歳になる戦後思想の巨人は糖尿病を
  かかえ、白内障と腸がんの手術をし、
  歩くことも本を読むこともままならない。
  そんな不自由をどのように自由に生きるのか?
 吉本老体論の決定版、ついに刊行!

楽しみな一冊だ。
巻頭、ダンベルで体を鍛える?吉本さんの写真がほほえましい。
(表紙にもその写真がある)
インタビュー構成で、やさしく読めそうな本だ。

今日、赤坂憲雄さんの 『東西/南北論 ―いくつもの日本へ―』 (岩波新書・700) を、ようやく読了。
こちらも、刺激的な内容だった。 いずれ後ほど、紹介してみたい。

さて、明日からは、吉本さんの 『中学生のための社会科』 にとりかかろうかな。

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コメント

最近、遠い人だった吉本隆明が近い人になったという気持ちが沸き上がっています。この本は特にその気持ちになる本です。

投稿: 玄柊 | 2006年6月 6日 (火) 23時15分

吉本さんの著作を難解とぼくが感じるワケは、ひとつには、出てくる外国の人のことをぼくが知らないこと(例えばフーコーとか)。
もう一つは、吉本さんの論旨がわかりにくいことがあります。
ぼくの読解力が足りないこともあるのでしょう。

今日、『悪人正機』という、糸井重里さんによるインタビュー形式の本を入手しました。
糸井さんによれば、吉本さんは「ウソをつかない人」ということですが、ぼくも同感です。
対談では、吉本さんの言いたいことがよくわかる気がします。

投稿: やまおじさん | 2006年6月 7日 (水) 22時05分

「悪人正機」もすごく参考になる本ですね。お金の部分は特に好きな部分です。旭川にも吉本や清岡さんの古本がいっぱい置いてあるところを見つけました。

投稿: 玄柊 | 2006年6月 7日 (水) 23時30分

吉本さんの著作を読んで感じるのは、とことん考える、つきつめて考える、その粘り強さです。
その考え方に100%同意できるのでもないのですが、こんな風に考えればいいのか、という勉強になります。

投稿: やまおじさん | 2006年6月 8日 (木) 22時16分

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