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2006年7月の13件の記事

2006年7月30日 (日)

【遊】きょうの収穫(古本市)

神保町では、古本屋がほとんど閉店していて(日曜日のせいで)、夕方まで時間をもてあましそうだった。
そんな折、新宿のデパートで古本市を開催しているというポスターを発見。
地下鉄で新宿の京王百貨店に向かう。
催事場には、全国各地の古書店が出店。
ここで、たっぷりと時間をかけて物色した結果、収穫多数。
いったん支払いを済ませた後、もう一度まわってみたら、北海道(たぶん旭川あたり)から来ている古書店のコーナーを発見。
そこで見つけた本。

Miyoshi_humioOotsuka_ainuChiriyukie_syoshi三好文夫 『シャクシャインが哭く』
 (潮出版社/1972)
北海道の友人から奨められて、探していた本。
こんなところで見つかるとは・・・。

『知里幸惠書誌』 知里森舎 編 (2004.6)
これはいい。少し高かったけれど思い切って購入。


Gaikotsu_huzoku古本市ではなく、新宿の新刊書店で購入。
ずっと品切れだったのだが、2刷がようやく出た。
宮武外骨 『猥褻風俗辞典』
 (河出文庫/2006.5/2刷)

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【遊】きょうの散歩(神保町界隈)

わけあって休日出勤。
そして、昼間は時間をつぶす必要ができたので、神保町へでかけた。
ひさしぶりに時間をかけて歩いたのだが、日曜日の午前10時前といえば古書店も開いていなかった。
地下鉄の「小川町」から神保町へ向かい、御茶ノ水に出た。
さらに、ニコライ堂をまわって再び神保町へ。
そうかぁ。 日曜日って、古本屋はたいてい休みなんだ。

歩いた順番に、写真を並べてみよう。
ちなみに、古本屋街では本の収穫なし。
それでも、ひらしぶりの古本屋めぐりは楽しかった。

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この「時代屋」という新刊書店は面白かった。
時代小説やら、歴史ものばかり集めている。
さらには、懐かしいおもちゃや小物を集めたコーナーも。
小川町交差点近く。http://www.jidai-ya.com/

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P7300013P7300014P7300015P7300016P7300018 P7300019P7300020P7300023P7300024P7300025P7300026P7300028         

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2006年7月23日 (日)

【遊】夏休みはキャンプ場へ

今年の夏休み(お盆休み)は、初日(8/12)が新宿花園神社の「上々颱風」ライブ。
翌日から、2年ぶりに妙高のキャンプ場へ行くつもりだ。

「休暇村妙高笹ケ峰キャンプ場」
新潟県妙高市笹ヶ峰
予約電話番号 0255-82-3168

妙高市観光協会
http://www.myoko.tv/spot/details.php?id=24

P8160094P8160093妙高高原の杉野沢温泉からさらに奥に入る。
笹ヶ峰貯水池(乙見湖)の北側。
妙高山や火打山の登山口。




広々としたオートキャンプ場で、ロッジや常設テントもある。
使用料はまずまず。広々としていて、静かで、とても気に入っている。
麓においしい蕎麦屋があり、このキャンプ場へ行くときはいつも訪れる。
近くに苗名滝という名所もある。

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【読】【雑】萱野茂さん

あやうく見逃すところだったが、北海道に住む友人が電話で教えてくれた。

教育テレビ ETV特集
第146回 7月22日(土)
ある人間(アイヌ)からの問いかけ ~萱野茂のメッセージ~
http://www.nhk.or.jp/etv21c/update/2006/0722.html

今年5月に亡くなった、北海道二風谷の萱野茂さんの業績を偲ぶ番組。
貴重な映像だった。
あらためて、萱野さんの偉大さを感じた。

Kayano1Kayano2『萱野茂 アイヌ文化講座
  アイヌ語が国会に響く』

   1997/5 草風館
『萱野茂 アイヌ文化講座 II
  アイヌ文化を伝承する』

   1998/7 草風館
昨年5月、二風谷を訪れる予定だったが、事情があって北海道行き(帰省)そのものが中止。 残念なことをしたものだ。
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/__b32b.html

Kayano_hanaya萱野茂さんの最後の出版物となった
『イヨマンテの花矢 続・アイヌの碑』
 朝日新聞社 2005/11/30

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2006年7月20日 (木)

【読】きょうの収穫

仕事帰りに駅ビルの本屋で、2冊購入。

Itsuki_bookmagazine4『五木寛之ブックマガジン 初夏号』 KKベストセラーズ 2006/7/7
ワンコイン・マガジン(500円)のこのシリーズ。
4冊目がそろそろ出ているかな、と思い、五木寛之コーナーをのぞいてみたら、あった。
この号には、再読してみたかった「蒼ざめた馬を見よ」 の全文が掲載されていたり、最近のインド旅行のエッセイがあったり、フランソワーズ・サガンとの対談があったりと、なかなか充実した内容だ。
『風の王国』 の全面改訂版がこの冬に出版される、という広告もあった。
「サンカ」の末裔との接触によって五木さんが知った新事実をベースに改訂したというから、発売がいまからたのしみだ。

Okamoto_tarou岡本太郎 『沖縄文化論 ―忘れられた日本』 中公文庫 1996/6
五木さんの本(昨日、このブログで紹介)で知ったものだ。
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/_11_503a.html
岡本太郎という人は、例の「芸術は爆発だぁ~!」の印象が強烈で、いったいどんな文章を書くのかと思っていたが、こう言ってはナンだが、しっかりとした素晴らしい文章である。

このところ、読むよりも買うほうが多くて、読みたい本がたまるいっぽうだが、これでいいのだ。

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2006年7月19日 (水)

【読】こころの新書 (11)

五木寛之さんの 「こころの新書」 シリーズ(講談社)
『大陸へのロマンと慟哭の港 博多 / 日本の原郷 沖縄への旅』

Kokoro09これもまた、刺激的で興味ぶかい内容だった。
第一部 「ここは"往還の地"である」
博多は、五木寛之少年が、敗戦後、朝鮮半島から引き揚げてきて上陸した港である。
<ここは、私が朝鮮半島から引き揚げてきてはじめて踏んだ日本の地だ。 いわば帰国難民として、母国への第一歩をこの場所からスタートしたのである。>

引き揚げ者の苦難、ことに、「不法妊娠」ということばで呼ばれた、肉体的な被害をこうむって帰国した女性たちのことが胸をうつ。
福岡県糟屋郡古賀町の「国立福岡療養所」と、佐賀県三養基郡中原町の「国立佐賀療養所」。
あるいは、福岡県二日市温泉にあった「二日市保養所」。
こういった施設に、被害を受けた女性たちが収容され、人工中絶(堕胎)手術を受けたという事実。
一般には知られていない戦後の暗闇を、五木さんは執拗に掘り返す。

いっぽう、「日本から母国へ引き揚げる人びともいた」という、五木さんらしい視点も示される。
<ところで、一般に「引き揚げ」という場合、片道だけのことを考える。 もちろん割合としてはそれが多い。 だが、逆に日本にいる外国人が母国へ帰るという「引き揚げ」もあったのである。>
つまり、たくさんの中国人、朝鮮人(その中には強制連行されてきた人も多いはずだ)、その他の国籍の人びとだ。

ほかに、第一部で興味ぶかかったのは、甲斐大策さんという大連(旧満州)生まれの画家のはなし。
「アフガンに惚れこんだ日本人モスレム」
<彼は1960年代後半からほぼ毎年アフガニスタンを訪れ、アフガン人と義兄弟の契りを結び、イスラム教に入信している。>
という魅力的な人物だ。 文字どおり「漂泊」を地でいっている。

第二部 「神と人と自然が共生する空間」
興味ぶかかったのは、岡本太郎が沖縄に強くひかれていたということ。
『沖縄文化論―忘れられた日本』(中公文庫)、『岡本太郎の沖縄』(日本放送出版協会)といった本が紹介されている。 読んでみたくなった。
ぼくの好きな歌い手である古謝美佐子さんや安里勇さんが出てきたり、御嶽(うたき・神の降る場所)、『おもろさうし』、「沖縄アクターズスクール」など、五木さんの目のつけどころ(関心のまと)は、さすがである。

Kokoro6ところで、このシリーズのオリジナル(ハードカバー)の6冊目を、先日、BOOK OFFでみかけて手に入れた。
五木寛之 『日本人のこころ 6』 (講談社・2002/7)
 ― 取材ノート 原日本人の豊かな生き方 ―
これまでに新書版で読んだシリーズの総集編といった感じで、各巻に登場した人たちや、ゆかりの人たちとの対談集の体裁をとっている。
おもしろそうだなぁ。

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2006年7月18日 (火)

【楽】須藤もんさんライブ・ツアー

須藤もんさんが、10月に西の方でライブ・ツアーをする。
お近くの方は、ぜひお運びくださいますよう。

P1300005詳細は、須藤もんサイト
http://homepage2.nifty.com/sudomon/
左写真 2005/1/30 吉祥寺「のろ」
 (チープチーパーズとの共演)
CHEPERS HOMEPAGE
http://homepage2.nifty.com/cheap_cheapers/

●10/4(水) 京都 「まほろば」
京都市左京区高野西開町15
TEL 075-712-4191
共演 オクノ修
19:30開演 ライブ・チャージ1,500円

●10/5(木) 広島 「楽座」
広島市中区立町6-1 立町ウィング BF1-A
TEL 082-246-1019
詳細未定
http://www13.ocn.ne.jp/~rakuza/

●10/6(金) 岡山 「カフェ・ド・萌」
岡山県笠岡市中央町18番地の7
TEL 0865-63-0511
共演 あおやぎとしひろ
詳細未定
http://ckcom.cool.ne.jp/moehilyousi.htm

●10/8(日) 大阪 「Heaven Hill」
大阪市北区堂山町7-18 伊勢屋ビル201
TEL 06-6315-7776
共演 あおやぎとしひろ
詳細未定
http://heavenhill.hp.infoseek.co.jp/

●10/9(祝) 飛騨高山 「摩訶舎」(まかしゃ)
高山市西之一色町3丁目(飛騨の里内)
TEL 0577-34-6286
共演 あおやぎとしひろ
詳細未定
http://makasha.zashiki.com/indexmenu.htm

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2006年7月14日 (金)

【楽】須藤もんさんのライブ

たくさんの人に聴いてほしいから・・・。

Sudomon_2須藤もんさんのライブ・スケジュール
(9月までの予定)
詳細は「須藤もんサイト」
http://homepage2.nifty.com/sudomon/

●7/16(日) 吉祥寺 「MANDA-LA 2」
 2nd アルバム 『隧道』 発売記念ライブ

 ゲスト  中川イサト/告井延隆/あおやぎとしひろ/くみこ
 アルバムに参加している告井さん、あおやぎさん、くみこさんの他に
 昨年8月にこのお店で初共演した、中川イサトさんがゲスト出演
 JR中央線/京王井の頭線吉祥寺駅南口徒歩2分
 TEL 0422-42-1579
 18:00開場/19:00開演 ライブ・チャージ 2,000円(ドリンク別)

 曼荼羅グループ http://www.mandala.gr.jp/
 センチメンタルシティロマンス(告井延隆さん)
  http://www.sundayfolk.com/scr/pr/
 中川イサトさん http://www002.upp.so-net.ne.jp/n-1310/

●7/30(日) 西荻窪 「のみ亭」

●8/5(土) 高円寺 「稲生座」
 写真 2004/1/18 高円寺「稲生座」ライブ
 (あおやぎとしひろさん、くみこさんのグループ「チープチーパーズ」と共演した)
 CHEAPERS HOMEPAGE http://homepage2.nifty.com/cheap_cheapers/
P1180039



●8/26(土) 前橋 「Cool Fool」
  8/19→8/26に変更 (7/18追記)

●9/2(土) 上野水上音楽堂 「アコースティックボイス」出演
http://acovo.fc2web.com/
 写真 2004/9/23 「アコースティックボイス」
P9230059



●9/10(日) 国立 「奏(そう)」
 写真 2004/9/26 国立「奏」ライブ
P9260058
 

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2006年7月 9日 (日)

【遊】あきる野の蕎麦屋

あきる野市
http://www.city.akiruno.tokyo.jp/
に毎月一度は行く用があり、行くとたいてい立ち寄る蕎麦屋さんがある。

Kagaya_2

手打そば 加賀屋
 あきる野市山田962-1
 TEL 042-596-1648 月曜定休

06708kagaya03もりそば 840円(税込)
つなぎに、山芋、地粉、たまご、水を使っているのが珍しい。
季節のてんぷらがサービスで付く。
また、煮物が100円(税込105円)でメニューにあったりする。
営業時間はAM11~PM3だが、手打なので、蕎麦がなくなり次第閉める。
土日のお昼どきはいっぱいになるので、要注意。
女性数人がやっている、気どらないお店。
06708kagaya02_106708kagaya01店先で季節の野菜を販売していることもある。
きのうは、ここで、とうもろこし、枝豆、いんげん、なす、トマトを購入。
一袋105円(税込)。
五日市街道沿い、JR武蔵五日市駅の東、約4キロほど。「山田」交差点の東(拝島方向から行くと手前)の街道沿いに大きな看板あり。看板から左折(南へ)。駐車場があるがそれほど広くないので注意。
電車の場合、最寄駅はJR五日市線「武蔵増戸」駅。
 

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2006年7月 7日 (金)

【演】子の千三百六十五番

ひさしぶりの演芸日誌にもかかわらず、既出のネタでもうしわけない。
このタイトルだけで、落語好きの方ならニヤリとするはず。

宝くじがまたはずれた。
狙いは一等六千万円。
出資額1600円。
売れ残りの最後の8枚(1枚200円)に賭けたのだが、世の中そう甘くはなかった。
それでも、1000円と200円が当たっていたので、よしとしよう。

「子の千三百六十五番」のハナシだった。
上方落語「高津の富」(こうづのとみ)である。

めんどうなので、あらすじは本から引用しよう。
Kamigata_rakugo相羽秋夫著 『現代上方落語便利事典』
 (少年社・1987年)から引用
高津の富(こうづのとみ) 古典
百万長者とふれこみの男が、宿屋の亭主に高津神社の富くじを買わされ、虎の子の一分までとられてしまう。 大ぼらを吹いた手前、そのくじが当たったら半分は亭主にやると約束。
翌日、高津にやってきて、当たりくじを照合すると、何と一等の千両が当たっているではないか。(以下略)
高津神社は、大阪市南区高津町に現存する。東京では「宿屋の富」と名を変える。
当たりくじを照合するくだりに落語のリアリズムが冴える。

ぼくは、桂枝雀の演ずる音源が好きだ。
何種類かの録音があるが、なんといってもこれだ。
Shijaku18ban桂枝雀 『枝雀十八番』 東芝EMI(TYX-90098-106)
 (桂枝雀 六日間連続独演会)
 昭和56年(1981)10月1日~7日(4日は中入)
 大阪サンケイホール
この噺のクライマックスは、一等千両が当たっているのになかなか気づかない(当たるはずなどないという思い込みから)「一文無しのからっけつおやじ」が、何度も何度もじぶんの富札の番号を確認するくだり。
しかし、その前段の、二等が絶対俺に当たると言い張る別のおやじのひとり芝居(二等の五百両が当たったらこうする・・・)の部分だ。
枝雀のこの録音では、「日頃念ずるビリケンさんの夢のお告げ」で二等はワイに当たる、というクスグリがたまらなく好きだ。

ぼくも、一等六千万円が当たったあかつきのことを夢みていた数日間だったが・・・。
はかない夢。

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2006年7月 5日 (水)

【読】加計呂麻島

ずっと気になっていた作家がいる。
Shimao『その夏の今は 夢の中での日常』
 島尾敏雄 講談社文芸文庫 (1988.8)
 巻末に「著者に代わって読者へ」(島尾ミホ)と
 吉本隆明による「解説」がある。
ほとんど予備知識なしで読んだのだが、これが面白かった。
予備知識なし、というのはウソで、じつは吉本隆明さんの著書から、この作家の人となりについての知識はすこしあったし、若い頃、ぼくの友人が読んでいるのを見たりしていた。
そんなこともあって、ずっと気になっていたのだ。

島尾敏雄が人間魚雷の特攻隊長として南の島で敗戦をむかえるという特異な体験をした人であることは、よく知られている。
「出孤島記」 「出発は遂に訪れず」 「その夏の今は」 という三つの小説は連作のようになっていて、この敗戦まぎわの体験を素材にしている。
いつ出撃命令が出るかわからない、死と隣り合わせの極限状況。
隊長だった主人公(島尾敏雄) と島の娘(後に奥さんとなるミホさん)との恋。
出撃準備命令が出てあわや出発(死への旅立ち)というまぎわでの敗戦の詔勅。
そういった、今の時代からはとても想像できない当時の状況が、たんたんとした筆づかいで描かれているが、そのいっぽうで、幻想的な感じもある。
この作家の文章は、どうやらぼくの肌にあっているようだ。
暗くて重い内容だろうなぁ、という先入観があって、ぼくはこれまで敬遠していたのだった。

ところで、この島尾隊長(中尉)のいた特攻隊の基地があったのが、奄美諸島の加計呂麻島(かけろまじま)である。
島尾敏雄の小説の中で、この島の名は固有名詞として出てこない。
どこか南の不思議な島といった想像をしながら、ぼくは読んでいた。

別の一冊、『はまべのうた ロング・ロング・アゴウ』(講談社文芸文庫)所収の、「はまべのうた」のおしまいに作者の付記があり、そこにこの島の名が記されていた。

 (これは昭和20年の春に加計呂麻島でつくりました。
 祝桂子ちゃんとその先生のために)

カケロマとは、なんと不思議な響きだろう。
Shimatabi『沖縄・奄美《島旅》紀行』 斎藤潤 光文社新書(2005.7)
― 以下、この本から引用 ―
 加計呂麻島 一度は訪れてみたい島
加計呂麻島 ときけば、その名を知っている人は大半が嬉しそうに目を細めるだろう。
いろいろな意味で、一度は訪れてみたい憧れの島だから。
ダイバーは、日本で(いやいや世界で)もっとも美しい海がある島というし、文学愛好家にとっては島尾敏雄が特攻隊長として滞在していた島尾文学発祥の島。・・・

琉球弧をなす諸島のなかで、奄美はいちど訪ねてみたいと思っている島のひとつだ。
その奄美大島に寄り添うように、加計呂麻島がある。
その面積77平方キロにたいして、海岸線の長さが148キロと異様に長い。
(お隣の徳之島は、248平方キロ、90キロ)
加計呂麻島は、それほどいりくんだリアス式の海岸線に囲まれている島なのだ。
(上述書の記述による)
行ってみたいな。 いつか。

島尾 敏雄(しまお としお)
1917年4月18日 - 1986年11月12日。横浜市出身。
長崎高商を経て九州大学を繰り上げ卒業。
第十八震洋特攻隊隊長として、奄美大島に赴任。
戦後、赴任地の島の娘であったミホと結婚し、神戸で富士正晴らとともに「VIKING」創刊。
上京して吉本隆明、奥野健男、詩人の清岡卓行らと雑誌「現代評論」を始めるが、妻の病気のため妻の実家がある奄美に帰島。
鹿児島県立図書館奄美分館長などを務めた。
また、カトリック信徒であった夫人の親戚に勧められ、昭和31年(1956年)に奄美の聖心(みこころ)教会で、カトリックの洗礼を受ける。(洗礼名ペトロ)
その後、名瀬市から指宿市西方に住所を移し、鹿児島純心女子短期大学で教鞭をとっていた。
妻は同じく作家の島尾ミホ。
長男は写真家の島尾伸三で、漫画家のしまおまほは孫にあたる。
心因性の精神症状に悩む妻との生活を描いた『死の棘』は小栗康平によって映画化されカンヌ国際映画祭に出品された(審査員大賞受賞)。
作品は主に超現実主義的な「夢の中での日常」などの系列、戦争中の体験を描いた「出孤島記」などの系列、さらに家庭生活を描いた「死の棘」などに大別される。
 ― Wikipediaより ―

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2006年7月 2日 (日)

【楽】ハスリンダン

浅川マキのレコードを聴き、古い友人のことを考えていたら
とつぜん、こんなフレーズがよみがえってきた。

♪ それからの私は 残された私は
 彼のあとを追うために 拳銃を買った
 ハスリンダン いい男だった・・・ ♪

「ハスリンダン」という曲名だったと思う。
浅川マキの公式サイトやネット検索で調べてみた。
1972年の 『ブルー・スピリット・ブルース』 に収録されているようだ。
このアルバムは手元にない。

そういえば、70年代初め、つまり、ぼくらが20台の頃には、浅川マキをよく聴いていた。
Darkness浅川マキ 『DARKNESS 浅川マキ作品集』
 1960年代~1970年代/1980年代
夜が明けたら/ふしあわせという名の猫/寂しさには名前がない/かもめ/赤い橋/カソリン・アレイ/別れ/にぎわい/裏窓/あの男が死んだら/セント・ジェームス病院/こんな風に過ぎていくのなら/それはスポットライトではない/あたしのブギウギ 他、全27曲
(東芝EMI CT25-5157・5158)

「ガソリン・アレイ」や「セント・ジェームス病院」、「それはスポットライトではない」など、米国の原曲よりも前に、ぼくは浅川マキの日本語詞で聴いていたんだなぁ。

カンケイないけど、浅川マキって、タバコがよく似合う。

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2006年7月 1日 (土)

【楽】浅川マキと旧友のおもいで

本編のウェッブ・サイト 「晴れときどき曇りのち温泉」 に、浅川マキのことを少しだけ書いたことがある。
http://yamaoji.hp.infoseek.co.jp/kura.html#asakawa
【2016/2/5 訂正…サイト変更のため】
http://yamaoji.web.fc2.com/kura.html#asakawa

http://yamaoji.hp.infoseek.co.jp/music.html
【2016/2/5 訂正…サイト変更のため】
http://yamaoji.web.fc2.com/music.html

<<晴れときどき曇りのち温泉 この一枚、この一曲>>
「資料蔵・人名編」の浅川マキの項でも触れたが、ぼくにとって思い出のライブ録音である。
1971年の大晦日。 新宿紀伊国屋ホールは熱気が溢れていた。
客席で煙草をふかしている輩などもいて(はた迷惑な話だが)、今では考えられないようなライブだった。
浅川マキ(vo)、今田勝(p)、荻原信義(g)、稲葉国光(b)、つのだひろ(ds)、杉浦芳博(g)、他。
収録曲は「別れ」「赤い橋」「にぎわい」「ちっちゃな時から」「朝日樓(朝日のあたる家)」「かもめ」「少年」「死春記」「ピアニストを撃て」「オールド・レインコート」「ガソリン・アレイ」「さかみち」、以上12曲。
「ガソリン・アレイ」での つのだひろ のドラムスが圧巻。・・・

いまから35年も前の古いはなしだが、新宿紀伊国屋ホールで浅川マキの大晦日ライブがあり、友人と二人で聴きに行ったのである。
そのライブ録音がレコードになっている。

Makilive浅川マキ 「MAKI LIVE」 (紀伊国屋ホール)
 東芝EMI ETP-72055
浅川マキ(vo)、今田 勝(p)、荻原信義(g)、稲葉国光(b)、
つのだひろ(ds)、杉浦芳博(g)、他

浅川マキ オフィシャル・サイト
http://www.toshiba-emi.co.jp/asakawa/main.htm
浅川マキ - UNIVERSAL MUSIC JAPAN  【2016/2/5】
http://www.universal-music.co.jp/asakawa-maki

浅川マキさんの近況を、ぼくはよく知らないが、当時はデビュー後まもない頃。
池袋の「文芸座」や、新宿の「蠍座」といった個性的なホールでライブをやっていて、熱心なファンも多かったのだ。
・・・と書いていて、気になったので公式サイトを見ると、今年もまた、大晦日公演を新宿 PIT INN でする予定という。 ご健在である。

はなしは変わるが、このライブに一緒にいった中学の頃からの友人は、一昨年の暮れ、病に冒されこの世を去った。
12年前、北海道の地方都市に戻り、翻訳や地方新聞に書評を書いたりといった著述業をしていた。
大手出版社から、彼が翻訳した書籍が多数出ている。

Kisimoto_works1Kisimoto_works2Kisimoto_works3

ぼくの手元にある、彼の仕事(翻訳)の一部。
『ヒットラーへの聖火 ベルリンオリンピック』
 ダフ・ハート・デイヴィス著 岸本完司訳
 東京書籍 1988/5/17
 ザ・スポーツ・ノンフィクション 2

『ドミンゴの世界』
 ダニエル・スノウマン著 岸本完司訳
 音楽之友社 1987/11/10

『知られざるフリーメーソン』
 スティーブン・ナイト著 岸本完司訳
 中央公論社 1987/10/10

彼が亡くなる直前まで地元の新聞に連載した書評コラムがあり、これを集めた本が出版準備中だという。
そんな友人のことを考えながら、浅川マキの古いレコードをあらためて聴いている。

【2016/2/5 一部訂正(リンク)、Amazonリンク追加】

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