【遊】国分寺薪能(1)
国分寺にある 「史跡武蔵国分寺跡」 でおこなわれた、薪能(たきぎのう)をたのしんできた。
能、狂言の実演を見るのは初めてだ。
駅のポスターで知り、無料観賞に応募したのだった。
JR西国分寺駅から歩くこと20分ほど、武蔵国分寺跡の公演広場が会場。
今年が16回目だという。
プロではなく、佐渡市(国分寺市の姉妹都市)から来た「真野能楽会」という、いってみればアマチュアの方々による演能。
そもそも「薪能」とは何か。帰ってからWikipediaで調べてみたところ――
戦後「薪能」(本来の薪能は日中から演能を始め、夕暮れまで演じる形式だった)と称して夜間の野外能が盛んになり、この場合仮設の能舞台も用いられる。舞台の床と寸法が適当で、四方に柱があり、橋懸を用意できれば、能はいかなる場所でも演じられる。
―― ということらしい。
まあ、能書きはともかく、なかなかに面白いものだった。
なによりも野外というのが気持ちいい。
演目は、狂言「三本柱(さんぼんのはしら)」と、能「羽衣」の二本。
開演前に、国分寺市・佐渡市の両市長と国分寺市観光協会会長の挨拶、 武蔵野大学講師による解説などがあり、途中休憩をはさんで、実質2時間弱。
もっとわかりにくいものかと思っていたのだが、これがまあ、みごとなものだった。
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