【読】流されゆく日々
『風の王国』 (改訂新版) について、五木寛之さんが書いていた記事。
「日刊ゲンダイ」 (夕刊紙) 2006年12月14日
「流されゆく日々」 という、この連載エッセイ(口述筆記らしい)のタイトルは、石川達三「流れゆく日々」のむこうを張ってつけられた、いかにも五木さんらしいへそ曲がりなもの。
7000回を超えて、いまも連載されている超ロング・ランだ。『風の王国』(改訂新版)についてふれた部分を紹介しよう。
<夜、東京から持ってきた『風の王国』の新装版の見本を拾い読みする。 拾い読みというのは、こんどの新版が全文、横組みの活字だからだ。 最初はぎこちなく、スピードもでなかったが、やがて慣れてくると結構はやく読めるようになってきた。 慣れとはおそろしいものである。>
― 日刊ゲンダイ 2006.12.14
「流されゆく日々」 連載第7635回から ―
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