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2006年12月17日 (日)

【読】きょうの収穫

大型古書店 「ブックセンターいとう」 で入手。 売価800円(定価1900円・税抜き)。
Ainu_gunzou『アイヌ群像・民族の誇りに生きる』
 1995.1.25 御茶の水書房
1992年1月から94年8月まで、毎日新聞北海道版に連載された 「エテケカンパ」(手と手を結ぶ) で紹介された、26人のアイヌ群像。
以下、目次からこの本に登場する人々。

民族自立への道を探る (秋辺徳平さん)
畏敬される真のエカシ (山本多助さん)
アイヌの心作品に (床ヌプリさん)
織りの伝承者 (杉村京子さん)
「アイヌ新法」意義を唱える (門別薫さん)
先祖を大事にする人 (川村兼一さん)
アイヌ文様刺繍家 (チカップ美恵子さん)
屈服せぬ民族の血 (小川隆吉さん)
屈辱をバネに炎のアイヌ魂 (山本一昭さん)
父の遺志を受け継いで (貝沢耕一さん)
石狩アイヌの誇り (豊川重雄さん)
民族の課題を背負って (石井由治さん)
揺るがぬ信念 (笹村二朗さん)
ユーカラと語り部 (白沢ナベさん、中本ムツ子さん)
大学の教壇に立つ (清水裕二さん)
アイヌの心を刺す (小川早苗さん)
棟梁の気概 (貝沢輝一さん)
先住権を背に (沢井アクさん)
情熱の化身となって (伊藤稔さん)
異なることの美しさを (豊岡政則(アトイ)さん)
民族衣装に心包んで (北川しま子さん)
同胞の痛み重ねて (多原良子さん)
自由な感性に生きる (砂沢チニタさん)
カムイコヤイライケ(神に感謝する) (葛野辰次郎さん)
ウコチャランケの精神宿る (萱野茂さん)
誌上対談 アイヌ民族の「復権」 (野村義一氏、武者小路公秀氏)

彫刻家・砂沢ビッキのお嬢さんが砂沢チニタさん。
<理解とか、共生と盛んにいわれるけれど、そんなのきれいごとだよ。・・・アイヌ問題にかかわる人って、アイヌは目がきれい、心がきれいなんてよくいうけど、むしずが走る。 だって、そうやって運動してる人って自分が気持ちいいだけ。 贖罪意識を表に出す人に 「それなら、ここで首つってみて」 って言ったことがあるの。 そしたら青ざめて黙りこんじゃった。 被害者・加害者の意識を超えなかったら前へ進めない。 ・・・>
なかなか強い人だ。
アイヌ史の編集を完成させたいという。 興味がわく。

この本のカバー写真(上)にあるアイヌ文様刺繍作品は、チカップ美恵子さんの作。

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コメント

この中で川村兼一さんだけ直接言葉を交わしたことがあります。彼も我々と同世代。砂澤チタニさんは、やはり我々と同世代くらいで、ビッキの二番目の奥さんの子供でしょうか。ハッキリものをいう人ですね。この本の存在も認識していませんでしたが、図書館で借りたかもしれません。

投稿: 玄柊 | 2006年12月17日 (日) 21時52分

>玄柊さん
砂沢チニタさんは、1960年、旭川近文生まれです。お母さんは、九州・唐津の出身、武蔵野美大を卒業した方だそうです。
チニタはアイヌ語で「夢」を意味する言葉。
砂沢ビッキさんは、この娘さんを可愛がられたそうですが、監視されるような可愛がられ方で、そんな父親に反発して家出をくりかえしたとか。
写真を見ると、意思の強そうな美形の女性ですね。

投稿: やまおじさn | 2006年12月18日 (月) 21時32分

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