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2006年12月15日 (金)

【山】岩菅山のおもいで

岩菅山(いわすごやま)
長野県下高井郡山ノ内町。 長野電鉄湯田中駅の東13km。
標高2,295m。 志賀高原北東部にある火山。
裏岩菅山と岩菅山の2峰からなる。
(三省堂 「コンサイス日本山名辞典 修訂版」 昭和54年版)

さきほどの投稿(【雑】うれしかったこと)を書いたあとで、風呂に入りながらおもいだした。
穂高で出会った女性(以後Aさんと呼ぶ)と、そのパートナーになられた男性(以後Yさん)と、三人でこの山に登ったことがある。 1992年6月のことだ。
この地味な山のことを、ぼくは知らなかった。

Aさんはもちろん山好きな方だったが、結婚された相手のYさんは、山というよりももっと広い範囲の、自然を愛する方。 そのYさんの誘いで、お二人に連れていってもらう形の、一泊二泊の山行だった。
湯田中駅までは列車。 そこからバスで登山口にはいる。
道々、スミレの名前やらぼくの知らない草花のことを教わりながら(Yさんは歩く植物図鑑のような方)、ゆっくりと登りついたのが、無人の避難小屋。
もちろん自炊である。

ここから、やや尾篭な、個人的なおもいで。
その数日前に、ぼくは胃の検診(バリウムを飲んで撮るレントゲン写真)を受けていた。
あれは後がたいへんで、うまく始末しないと、バニラシェイクのような液体が体内で固まってしまって難儀する。
その時のぼくは、まさにそういう「体内で固まった」ものを抱えての登山だったのだ。

避難小屋の外に簡易便所があったので、そこで頑張ることしばし。 ようやく成果があった。
あまり利用者もいないだろう簡易便所に、大きな置き土産。
その間、なかなか雪隠からでてこないぼくを、お二人はどのように思っていたのかな、などと、今ごろになってつまらないことを思い出し、ひとりで苦笑している。

あれは、あじわい深い山だった。
ひたすらピークをめざす山登りではなく、のんびりと道草をくいながら歩く山旅のよさを教えてもらった山行だった。
これまでたくさん山に登ったけれど、不思議と細部まで覚えているものだ。
登りながらかわした会話の断片、岩清水の感触、道端に咲いていた小さな花々の記憶・・・。 ついきのうのことのように、よみがえってくる。

写真も撮ったはずだが、整理が悪く、夜遅くに探しだすのもたいへんなので、とりあえず書いてみた。

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