【雑】シクラメン
けっして水やりを怠っていたわけではないのに、出窓に置いてあるシクラメンがすっかりしおれていた。
原因は、受け皿から水を吸い上げるフェルトに、苔がたくさんついていたためらしい。
上から水をやって、生き返った。 フェルトもきれいに掃除したから、これからは受け皿から水を吸い上げるだろう。 ・・・ごめんね、おざなりな世話をしていて。ところで、このシクラメン。
原語は cyclamen (サイクラメン)。
さらに英名は sowbread、これを明治初期にブタノマンジュウと直訳したことがあるという。 breadを饅頭と訳したわけだ。
これではあんまりだ、ということで、牧野富太郎がカガリビバナ(篝火花)と命名した。 なかなか詩的な名前ではないか。
【コンサイス カタナナ語辞典 第2版 (三省堂)から】
シクラメン cyclamen ← ギリシャ語 kyklaminos ← kyokos(円)
サクラソウ科の多年草。西アジア原産。ハート形の葉で、春、赤・白・紫色などの炎のような花をつける。観賞用。和名ブタノマンジュウ(豚の饅頭)、カガリビバナ(篝火花)。 花ことば「はにかみ」「過ぎ去ったよろこび)。・・・語源は、結実すると花柄がくるくると巻き込むことから。 ブタノマンジュウは明治17年(1884)東大助教授大久保三郎が英名 [sowbread]を直訳して命名。 その後明治末期に牧野富太郎がカガリビバナと命名。
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