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2007年6月22日 (金)

【読】おやじ、かぁ・・・

勢古浩爾さんの本を、ひさびさに読んでいる。
Seko_oyajiron_1勢古浩爾 『おやじ論』
 PHP新書 242 2003.3.28発行
身につまされる。
たまたま今日は50台後半に突入した誕生日。
この歳になると、誕生日もくそもないが(じぶんで忘れていた年もあった)、年に一度の節目ではある。
<どこまで続くぬかるみぞ。 しかり。 ぬかるみ、である。 もう、子どものときからぬかるんでいたぞ。 このぬかるみのなかを五十数年間歩いてきた。 途中には、平坦で快適な道もなかったわけではない。 けれど歳をとるにつれて、やたらぬかるみ度が増してきたような気がする。 そこから、まだまだ一歩一歩足を抜いていかなければならないのである。 まさか、その中に立ち尽くしたままでいるわけにもいかないではないか。> (『おやじ論』 あとがき)

もう一冊、三分の二ほど読んで中断しているが、こちらも面白い。
Tsurumi_chikuma鶴見良行
 『大地と海と人間 東南アジアをつくった人びと』
 ちくま少年図書館 100 筑摩書房 1986.3.30発行
鶴見良行さんは、鶴見和子・俊輔姉妹のいとこだった、ということを知った。
1926年ロスアンジェルス生まれ、1994年没。
少年少女向けシリーズの一冊として書かれたものだが、学ぶことが多い本だ。
<植民地主義の時代が400年もつづき、その力が圧倒的になるので、アジア、アフリカ、南北アメリカの原住民は、ヨーロッパ勢にたちまち負けてしまったような印象を受けます。/しかしこうした世界史の書き方は、いかにもヨーロッパ中心です。 よく見ると、ヨーロッパはそれほど強力ではなかった。 植民地主義が東南アジアをいちおう傘下におさめたのは、ようやく19世紀なかばからです。 そんな時代になってからも、支配者の力は植民地のすみずみにまでは行きわたらず、住民が昔ながらの暮らしをつづけている土地が広くあったのです。> (『大地と海と人間』 P.54)

東南アジアの歴史上の人物、10人が紹介されている。
そのほとんどは、私には名前を聞いたこともない人たちではあるが。

ガジャ・マダ(インドネシアをはじめて統一したマジャパイト王国の宰相)
イマム・ボンジョール(19世紀、スマトラで起きたイスラムの反乱指導者)
スカルノ(この人物だけは、さすがに知っている)
ラッフルズ(オランダに対抗してシンガポール島を獲得したイギリス人)
ヤップ・アロイ(マレーシアのセランゴール戦争に勝利した華人のスズ鉱山開拓者)
マット・キラウ(イギリスに対する反植民地闘争の首謀者、マレーシアの英雄)
タダラート王(スペインに抵抗し、ミンダナオにイスラム国家を建てた王)
リサール、ボニフォシア(フィリピン独立革命運動の指導者)
レクト(フィリピンの政治家)

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コメント

遅くなりましたが、誕生日おめでとう。おやじか・・心は若いのですが。アジアの人々を知らずにいることを改めて知りました。スカルノだけです。

投稿: 玄柊 | 2007年6月23日 (土) 07時40分

藤岡藤巻さんの歌「息子よ」を思い出します。
「いいか、息子よ 言っておきたいことがある
“人生は流れる河のようだ・・・・”というのは“嘘”だ
人生は“河”じゃなく“沼”だ♪」
まあ、いわゆるコミックソングなんですが、
安易に笑っていられないものが。年齢のせいでしょうか?

話は変わりますが写真のテントICIのゴアライトですよね?変わりもんなんかそれのグリーンが欲しかった。。

投稿: どぅか | 2007年6月23日 (土) 09時28分

>玄柊さん
おたがいに、いいトシになりました。
もちろん、じぶんではそう思っていないのですが。
勢古さんも言っています。
心は少年のまま、なんてのは嘘で、ガキのままです(私の場合ですが)。

>どぅかさん
おひさしぶりです。
このコミックソング、聴いてみたい気がします。
テントは、ずばりICIゴアライト2~3人用というもの。一人だと余裕。
かみさんとキャンプのときもこれです。
大きなキャンプ用テント(安物)は処分してしまいましたので、山もキャンプもこれです。
ICIで緑色って、ありましたっけ?
たしかにこの黄色は、どぎついですね。
雪山では、この色が映えるので好きなんですが・・・。
晴れた日にこのテントの中で上を向いて寝ていると、眩しすぎるのが難(笑)。

投稿: やまおじさん | 2007年6月23日 (土) 11時21分

どぎついかなあ。。
普通にテントのイエローだと思いますよ。
ただ私が変わり者なだけ。。

投稿: どぅか | 2007年6月23日 (土) 13時28分

>どぅかさん
けっこう目立つ色ですよ。嫌いではないんですけど。
このゴアライトは気に入っています。
フライシートがなくてもいいのが長所です。
ただ、構造的に問題ありです。
雨降りのとき、フライがないと出入りに傘が必要(笑)。ひさしがあるといいのですが。
結局、別売のフライシートを使ってます。とほほ。

投稿: やまおじさん | 2007年6月23日 (土) 13時44分

うん。これよさそうですよね。
売り出された頃、バイク雑誌で見ていいなあと思っていました。すでに仕事を始めていたので、ツーリングに行っても ビジホを使うことが多くなってやめましたが。。
確かにこれだけ間口があると、フライは必需品ですよね。そうでないと雨の日に入口を開けて本を読むなんて楽しいことできそうにない。

投稿: どぅか | 2007年6月23日 (土) 20時15分

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