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2007年8月26日 (日)

【楽】【読】きょうの一枚、一冊

暑いなぁ。
まだまだ夏は続くのか。

LPからダビングしてあるMDで、山崎ハコの 『幻想旅行』 を聴いている。
ライブに行けないのがつらいな。
Hako_genso1aHako_genso1b山崎ハコ 『幻想旅行』
 1981.11 キャニオン・レコード
なぜ、こんないいアルバムがCDで再発売されないんだろう。


収録曲(全10曲)
A面) 幻想旅行 / 北北東 / 終点まで満員 / 東北・都 / 雪の道
B面) サンクチュアリーへ / 港の歌 / さくら / 歌は旅 / 旅路

「サンクチュアリーへ」という歌が好きだ。
工藤順子作詞/山崎ハコ補作詞/石黒ケイ作曲/井上鑑編曲
工藤順子の詞が秀逸。 石黒ケイの曲もいい。
ちょっといつものハコさんとちがうぞ、といった感じの、「ほんのりと明るい」曲調なのだ。

♪ 積み上げすぎた世の中は / 生きてることが見えないよ / 知らぬふりして歩くには / 道が長くてたまらない / まぶしく続くハイウェイ / きっとあそこへ続く道 / ほこりまみれのハイウェイ / 夢がころがるあの国へ / ヘイヘイストップ北へ北へ行くんだ / ヘイヘイストップ背中に見る苫小牧 / 忘れた歌が私を呼ぶんだ / そこはそうよサンクチュアリー ♪

一番の歌詞をぜんぶ書き写してしまった・・・。
著作権をうんぬんするのなら、誰でも聴けるように、復刻してくれい!
中古レコード市場にも出ていないじゃないか――と、レコード会社に文句を言いたくなる。

Akasaka_touhoku_renaissance_2『東北ルネサンス』 赤坂憲雄 編
  ― 日本を開くための七つの対話 ―
小学館文庫 2007.8.12発行

 ※ 『日本再考――東北ルネッサンスへの序章』
  (2002.3 創童舎 発行) の文庫化

赤坂憲雄氏と下にあげた各氏との対談集。括弧内は章題。
2002年3月~9月、東北電力創立50周年記念の公演イベントとして行なわれた対談がベースになっている。

五木寛之 (東北の可能性)
中沢新一 (縄文の記憶を求めて)
谷川健一 (精神史の古層へ)
高橋克彦 (蝦夷とはだれか)
高橋富雄 (はじまりの東北)
井上ひさし (ふたたび吉里吉里へ)
山折哲雄 (生と死の風景から)

五木さんとの対談を読みはじめているが、刺激的な内容だ。
五木さんの近作 『日本人のこころ』 シリーズ (講談社)をベースに、「日本史の闇」を掘り起こす対談。
赤坂氏から、イザベラ・バードの旅や菅江真澄についての発言もある。

赤坂 <五木さんは最近、『日本人のこころ』 と題したシリーズを出されていて、たいへん刺激的な内容なんですね。 (略) このシリーズのなかで、五木さんは 「私たちは本当の日本を知らない。 日本人の心を知らない」 と繰り返し指摘されていたかと思います。>
五木 <赤坂さんがおっしゃった「私どもは日本を知らない」というのは、実は私の実感なんですね。私は生後間もなく当時の朝鮮半島に両親とともに渡りまして、十三歳で敗戦、十四歳で引き揚げたんです。(略)その後に、金沢に住み、そして京都を訪れというふうにしているうちに、何だこりゃという感じが非常に強くなってまいりまして、海外へ行って海外のことなどを得々と喋っているけれども、自分は肝心の日本のことを何も知らないじゃないか、日本というのはいったいどういう国なんだと、自信喪失とともに、非常に強い好奇心が湧き起こってまいりました。>

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