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2007年8月29日 (水)

【読】吉里吉里人

赤坂憲雄 『東北ルネサンス』 を読んでいて、へぇーと思ったのは、巻末にちかい井上ひさしとの対談だ。
対談というのもおもしろいもので、相手によって話が微妙に噛みあわなかったりする。
この本では、高橋富雄さんという、東北大学名誉教授・福島県立博物館名誉館長の肩書きをもつ人との対談が、いまひとつだった。

井上ひさしの 『吉里吉里人』 という愉快な小説は、発売当時、読んだことがある。
Inoue_hisashi_kirikiri_2井上ひさし 『吉里吉里人』 1981年 新潮社刊
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000J7W4F8
たいそう分厚い本だったが、夢中になって読んだことを憶えている。
内容はほとんど忘れてしまったが。
赤坂憲雄さんと井上ひさし氏の対談で、この小説に触れている内容が興味ぶかく、ひさしぶりに読み返してみたくなった。
BOOK OFF にでもいけば安く手に入るので、買ってこようかな、などと思う。 悪い癖だ。
こんなふうに、すぐ読みもしない本がたまっていくのだろうな・・・。

もう一冊、柳田國男の 『遠野物語』 を井上ひさし流に書き直した 『新釈 遠野物語』 も読みたくなった。
Inoue_hisashi_toonohttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101168075

赤坂
 <(前略) 『遠野物語』という作品は、岩手県の遠野出身の佐々木喜善という東北弁のきつい語り部と柳田が出会って、その喜善の語りを柳田が筆記して、それをさらに文語体の文体を自分でつくり出して、いわば翻訳して形をなしたわけです。 つまり、井上さんの『新釈遠野物語』の試みにはいろんな意味合いがあると思うのですが、ひとつは、柳田が方言による語りの生々しさとか、ある場合にはいかがわしさとか、そういうものを消してしまった、殺した、それに対する批判、批評というものが井上さんにはおありになったんだろうなと感じています。>

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