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2007年9月30日 (日)

【楽】【読】Portrait in Jazz

図書館へアルバータ・ハンターの伝記を返しにいったついでに、こんな本をみつけて借りてきた。

Portrait_in_jazz『Portrait in Jazz』 和田誠 / 村上春樹
  新潮社 1997.12.20
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103534079
和田誠が描いた26人のジャズ・ミュージシャンのポートレイトと、村上春樹の文章。
それに、村上春樹が選んだと思われる、各々のミュージシャンのアルバム・ジャケット写真が掲載されている。
和田誠の絵が、なんともいえず味があって、いい。


「Portrait in Jazz」
といえば、ビル・エヴァンスの有名なアルバムを思いだす。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000000Y59
このジャケット写真が秀逸。
まるで大学教授のようなビル・エヴァンスの澄ましたポートレイトだ。

Evans_portrait_in_jazzEvans_waltz_for_debbyこの本でとりあげられているエヴァンスのアルバムは、「Waltz for Debby」 で、音楽内容はもちろん素晴らしいのだが、ジャケットがまた洒落ている。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000000YBQ
Debbyというのは、エヴァンスの姪の名前。
その姪に捧げたワルツ曲が、アルバムのタイトル曲である。
そんなエピソードを知っていると、この少女のシルエットがなんとも可愛らしく見えてくる。

ところで、私がこのところ評伝を読んだり、アルバムを聴きなおしているエリック・ドルフィーだが、この本では 「Out There」 という、1960年8月に録音された初期アルバムがとりあげられている。
オリジナルのジャケットは、私が持っている輸入盤LPとちがって、無名画家によって描かれたと思われる、不思議な絵なのだった。
Dolphy_out_there_orgDolphy_out_there左がオリジナル盤、右がその後のジャケット。
ドルフィーの初期アルバムには、こういう例が多い。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000EMGIH8



邦題 「惑星」 と名づけられた、最初のリーダー・アルバム 「Outward Bound」 も、そうだ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000H0MNNU
左がオリジナル盤、右がその後のジャケット。
私が持っているのは右で、購入当時は、ドルフィーの国内盤がなくて輸入盤ばかりだった。
Dolphy_outward_bound_orgDolphy_outward_bound最近は、オリジナル・ジャケットに人気があるようで、発売される時はオリジナル・ジャケットが使われることが多いようだ。
でも、並べてみると、ドルフィーの写真が使われた再発売盤のジャケットもなかなかだと思うのだ。
ジャズのアルバム・ジャケットは、見ているだけで嬉しくなるものが多いなぁ。

雨の日曜日、ジャズのアルバムを聴きながらすごしている。

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コメント

もちろん、この本は私の愛読書です。並行して発売されたCD二枚も持っています。LPジャケットの魅力は、CDの比ではありませんね。この二日忙しかったのですが、私もレコードに針を落としてみたくなりました。

投稿: 玄柊 | 2007年9月30日 (日) 16時49分

>玄柊さん
これは、いい本ですね。
図書館から借りてきたので読んでみます。
この本に関連してCDも出ているんですか?

最近、レコードを聴くことが多くなりました。
CDで再発売されている昔のレコードも多いのですが、やはりLPジャケットの方が大きくて、ながめているだけでもいいものですね。

投稿: やまおじさん | 2007年9月30日 (日) 18時50分

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