【楽】【読】大衆音楽の真実
たいそうなタイトルだが、これは中村とうようさんが書いた本の題名。
1986年1月初版で、発売後間もなく手に入れて読んだと記憶している。
この本と同時期に発売されたレコード(2枚組み、正続2セット)も手に入れて何度も聴いていたのだが、長らく友人に預けていて、手元になかった。
ひさしぶりに戻ってきたので、写真を掲載し簡単に紹介しよう。
この本とレコードは、たくさんのことを私におしえてくれた。
スープ・レコードというレーベル、今はないのかもしれないが、おもしろいレコードがたくさん出ていた。
中古レコード店かネット・オークションでしか手に入らないのかなぁ・・・さびしいな。
ネット検索でみつけた、このスープ・レコードの紹介記事をいくつか。
■ひらげ日記■ http://hirage.cocolog-nifty.com/diary/
http://hirage.cocolog-nifty.com/diary/cat2744668/
■ダメな音盤収集家♪■
http://plaza.rakuten.co.jp/finemusic/
■diskunionお茶の水ソウル/ブルース館 ストアブログ■
(このブログは情報満載でうれしい)
http://blog1.musicfield.jp/du_do10/archives/2006/12/index.html
『大衆音楽の真実』 中村とうよう
ミュージック・マガジン社 1986.1.10 505ページ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4943959067/
― ポピュラー音楽って何なのか。 いつ、誰が作ったのか。 それは、どんな価値を持っているのか。 "大衆"の捉えなおしが必要となっている今、あらゆる常識をくつがえす新しい角度でアジア、アフリカ、中南米とグローバルに目をくばり、わかっているようでわからなかった大衆音楽の本質を豊富な資料を駆使して解き明かした初めての本。 ―
【目次】
ポピュラー音楽の源泉 / ラテン・アメリカ音楽の形成 / 混血音楽の国際性 / 白人にポップ音楽はあるか / ジャズ ―― メタ音楽の苦悩 / 40~50年代の大転換 / 第三世界に還る大衆音楽
『THE PEOPLE'S MUSIC ― The Global Re-view Of Pop ―』
『THE PEOPLE'S MUSIC ― The Global Re-view Of Pop II ―』
SOUP RECORDS (JAPAN) TW1, TW3
中村とうよう 企画・選曲・解説
【収録内容】 曲目は省略、[ ]内は演奏者
第1集 全32曲
ブラジル(ショーロ) / キューバ(ソン) / ガーナ(ダゴンバ) / インドネシア(クロンチョン) / アルゼンチン(タンゴ) / エジプト / ブラジル(サンバ) / アメリカ [ダイナ・ワシントン] / ハワイ / スペイン(カンシオーン) / ブラジル(サンバ) / アメリカ [ビリー・エクスタインとサラ・ヴォーン] / インド / パキスタン(ガザル) / マレイシア / インドネシア(ダンドゥット) / キューバ(ハバネラ) / キューバ(ダンソーン) / ペルー(ウァイノ) / アメリカ(ケイジャン) / アルゼンチン(タンゴ) / キューバ(ソン・モントゥーノ) / アメリカ(ゴスペル・ソング) / 南アフリカ(ジャイヴ) / 日本(阿呆陀羅経) / イギリス / ドイツ / トリニダード(カリプソ) / アメリカ [キャブ・キャロウェイ] / キューバ(マンボ・バティリ) / アメリカ [スリム・ゲイラード] / 沖縄 [喜納昌吉]
第2集 全30曲
アメリカ(バンジョー・ソロ) / ハワイ(スティール・ソロ) / インドネシア(クロンチョン) / ブラジル(サンバ) / キューバ(ソン) / プエルトリコ(ボレーロ) / 南アフリカ(カウェラ) / ルーマニア / インド(映画主題歌) / パキスタン(ガザル) / エジプト / トルコ(ヒジャーズ) / ギリシャ(レペレーティカ) / インド(バジャン) / ネパール / 中国(歌謡曲) / スペイン(フラメンコ) / ポルトガル(ファド) / スリランカ(バイラ) / マダガスカル / メキソコ(ソン・ハローチョ) / アルゼンチン(チャカレーラ) [アタウァルパ・ユパンキ] / ブラジル(サンバ) / トリニダード(カリプソ) / アメリカ [ビリー・コステロ] / ガーナ(ハイライフ) / コロンビア(クンビア) / インドネシア(レゲエ・ジャワ) / ザイール(リンガラ・ミュージック)
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コメント
読了するの?
投稿: BlogPetのやまうさぎくん | 2007年9月 3日 (月) 16時05分
インドの映画音楽は、インドで映画を観たのでだいたいの感じはわかります。それにしても膨大な音楽集成という価値のある本とレコードですね。
投稿: 玄柊 | 2007年9月 3日 (月) 18時42分
>玄柊さん
いつも、コメントありがとう。
このレコードは買っておいてよかったと思っています。
こういうレコードこそ、CDで再発売してほしいと願っています。
投稿: やまおじさん | 2007年9月 3日 (月) 19時26分