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2007年9月 3日 (月)

【読】沖浦さんの新刊

沖浦和光(おきうら・かずてる)さんの新刊が出たことを新聞広告で知って、さっそく購入。
Okiura_tabigeinin1_2Okiura_tabigeinin2沖浦和光
 『旅芸人のいた風景 遍歴・流浪・渡世』
 文春新書 587 2007.8.20発行

9月2日(日)朝日新聞の書評欄にも簡単に紹介されていた。
<新春に訪れる門づけ芸人、疳の虫を封じる祈祷師、村ぐるみで旅興業を行う「役者村」・・・。<アルキ筋>といわれるこうした人々は、明治政府により圧迫され、戦争を境に姿を消した。街道筋に育ち、彼らの姿を実際に見た最後の世代である著者が、記憶を裏づけながら由来と現況をたどる。> (朝日新聞 2007.9.2)

「彼らの姿を実際に見た」 というところが、沖浦さんの強み。
「定めなき浮世、道に生き、道に死す」 ――本の帯の惹句がいい。

沖浦和光 (おきうら かずてる)
1927年、大阪府生まれ。東京大学文学部卒。桃山学院大学名誉教授。比較文化論・社会思想史専攻。国内外の辺境、都市、島嶼を歩き、日本文化の深層をさぐる研究・調査を続けている。 (文春新書 著者略歴)

沖浦さんといえば、五木寛之さんとの対談がいい。
『日本人のこころ 6』 の帯写真で、五木さんと話している人物が沖浦さん。

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