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2007年10月 4日 (木)

【読】国分寺のジャズ喫茶

Murakami_haruki1『村上朝日堂超短編小説 夜のくもざる』
 村上春樹(文) 安西水丸(絵)
 平凡社 1995.6.10
なぜこんな本を持っているかというと、BOOK OFF で見かけて、装幀が珍しかったのと安かったという、それだけの理由で買ったのだ。
もう何か月も前に買ったまま、本棚の隅に眠っていた。
段ボールのケースに入った本で(左の写真はそのケース)、洒落ている。
軽い内容なので、今日一日で読み終えてしまった。

村上春樹の有名な小説(ノルウェイの森だとか、ねじまき鳥クロニクルだとか、海辺のカフカだとか・・・)をまったく読んでいないのに、こんな変わった本を読むというのも、われながらヘソ曲がりだと思う。

村上春樹が、一時期、国分寺でジャズ喫茶のマスターをしていた(というか、経営者だったらしい、しかも大学生のときに)という話は知っていた。
国分寺は、毎日通過している最寄り駅。
いったいどのあたりに、そのジャズ喫茶があったのだろうと、気になっていた。

ネット検索で面白いサイトをみつけた。
東京紅團(とうきょうくれないだん)
http://www.tokyo-kurenaidan.com/
《村上春樹の世界》 国分寺を歩く
http://www.tokyo-kurenaidan.com/haruki-kokubunji1.htm

店の名前は 「ピーター・キャット」 といって、ジャズ喫茶というよりも 「ジャズ・バー」 の雰囲気だったらしい。
私も若い頃、ジャズ喫茶にはよく通ったクチである。
高円寺にあった 「サンジェルマン」 にはよく行った。
上京する前、北海道では、旭川にあった 「Cat」 という店に通った。

村上春樹 『夜のくもざる』 を読んでいたら、「ずっと昔に国分寺にあったジャズ喫茶のための広告」 という一篇が。
<この店では音楽がかかっています。 もしあなたがジャズ・ファンでなかったら、この音量はかなり不快なものになるでしょう。 しかし逆にあなたがもし熱烈なジャズ・ファンであるなら、この音量は物足りないことでしょう。 (中略) ジョン・コルトレーンのレコードもあまり置いていません。 キース・ジャレットのレコードはありませんが、クロード・ウィリアムソンのレコードは揃っています。 そのことで店主に詰め寄ったりしないでください。 もともとそういうことになっているのです。>

なんとなく、店の雰囲気が想像できる。
そして、村上春樹のジャズの好みも。


もう一冊、手許にあるので読んでみようかな。

Murakami_haruki2『辺境・近境』 村上春樹
 新潮社 1998.4.23
これも、BOOK OFFで、「見かけ」で買った本。
内容も、私には興味ぶかい。
どうでもいいが、村上春樹という人はもっとカッコイイ人かと思っていた。
いや、その・・・、春樹ファンには申しわけないけれど。

<人間はカンガルー脚だ! 考える葦もいいですが、 ここはひとつ元気に 外に飛び出しましょう。 ノモンハンの鉄の墓場から メキシコ大紀行 香川の超ディープうどん屋まで 村上の旅は続きます。>  (帯のキャッチ)

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コメント

東海道線で、もう10年以上前ですが、村上春樹を見かけました。顔分一致は五木の特許ですが、村上春樹は、友達にはなりたくないなと思いました。でも、それは否定的な意味ではありません。小説もエッセイも、その後もずっと読んで、その才能を、出会った後も感じています。

投稿: 玄柊 | 2007年10月 4日 (木) 23時16分

やまおじさんは、面白いところから春樹さんをご覧になりましたね。「夜のくもざる」そんなケースに入っているのがあったのですか。結構レアものかも。。
彼の短編も味があります。。

投稿: モネ | 2007年10月 5日 (金) 05時43分

村上春樹、読んでみると面白いですね。
この人の文章は好きになれそうです。
短編と旅行記、エッセイしか読んでいませんが。

投稿: やまおじさん | 2007年10月 5日 (金) 21時08分

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