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2007年12月12日 (水)

【読】江戸時代がおもしろい

明日のネタにとっておこうかと思ったが、おもしろい本を読みはじめたので紹介しておこう。
本屋ですこし前にみつけたもの。

Edo_hatamoto『旗本夫人が見た江戸のたそがれ』
  井関隆子のエスプリ日記
 深沢秋男 著  文春新書 606
 2007.11.20  \730(税別)

幕末期、江戸城に近い、九段坂下に住んでいた旗本夫人が残した日記を紹介する新書。
著者は、昭和女子大学の教授を勤めた人。
この旗本夫人 井関隆子 (1785/天明5年~1844/天保15) が残した日記は、鹿島神宮の大宮司だった鹿島則文のコレクション 「桜山文庫」 から、昭和女子大学図書館に譲渡された。

江戸時代のこの時期は、天保の改革があったり、飢饉が続いたり、蝦夷地の探検がすすんだり、菅江真澄が旅をしたり、ロシアが接近したり(順不同だが)・・・私にとって興味ぶかい時代なのだ。

日記には、天保の改革が行われた天保11年(1840)1月1日から、天保15年(1844)10月11日までの江戸の様子が、生き生きと伝えられている。
井関隆子は、「大変な読書家であり、絵も描き歌も詠み創作もしていた」 という女性。
酒も好きだった。

日記の実物写真が載っているが、この人の筆跡はとても美しい。
昔の人は、みんなこうだったんだろうな。
本人が描いた絵も載っている。 これまたすばらしい。

今日一日で、220ページの新書の半分ちかくまで読みすすんだ。
こういう本なら、通勤の電車・バスの中で二日もあれば読んでしまえるので、ありがたい。
私は家でほとんど本を読まない。
なぜか、乗物の中や病院の待合室のようなところで読むことが多い。
だから、それほどたくさんの本を読むことができず、読みたい本がたまるいっぽうだが、こういう本に出会うと、うれしい。

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