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2008年1月30日 (水)

【読】蟻の兵隊

すこし前に、朝日新聞の特集記事で知った本。

asahi.com >歴史は生きている >7章:アジア・太平洋戦争と国共内戦 >記憶をつくるもの
http://www.asahi.com/international/history/chapter07/memory/index.html

Arino_heitai『私は「蟻の兵隊」だった』
  ― 中国に残された日本兵 ―
 奥村和一・酒井誠 著
 岩波ジュニア新書 537 2006.6.29

<軍の命令で敗戦(1945年)後も、中国で戦った人たちがいた。 共産党軍と国民党軍の内戦にまきこまれ、残留兵2600人のうち550人が戦死した。 戦闘で重傷を負った奥村は6年間、捕虜生活を送り帰国した。 その彼を待ち受けていたのは逃亡兵の扱いだった。 なぜ残留させれれたのか、老いてなお、戦争の真実を明らかにする元日本兵の執念。>

こういうことがあったとは、全く知らなかった。
奥村さんは1924年生まれ。 私の父親の世代だ。
1944年8月に徴兵され、中国山西省で敗戦を迎えたが、残留を命じられ(ポツダム宣言違反の軍命令)日本軍部隊の一員として戦闘を続行した。
その戦闘は、なんと、1949年4月まで続いたのだという。

中国大陸やソ連に抑留された人たちのことは知っていたが、敗戦後4年近くも、日本軍が生き続けていたとは、驚愕である。

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