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2008年2月22日 (金)

【読】大江戸 えねるぎー事情(続)

Ishikawa_ooedo_energy_s石井英輔 著 『大江戸 えねるぎー事情』 講談社文庫

この本の著者、石井英輔さんという人の経歴がおもしろい。
てっきり学者さんかと思ったら、そうではなかった。

『大江戸ボランティア事情』(1996.10.30 第一刷) の著者略歴によると
1933年、京都生まれ。
国際基督教大学と東京都立大学理学部中退。
ミカ製版株式会社取締役、武蔵野美術大学講師。
著書に 「大江戸神仙伝」「大江戸仙境録」「大江戸遊仙記」「大江戸仙界記」「いな吉江戸暦」「大江戸えねるぎー事情」「大江戸テクノロジー事情」「大江戸リサイクル事情」「泉光院江戸旅日記」 などがある。

別の本(『雑学 大江戸庶民事情』 講談社文庫)には、ご自身の経歴が書いてあった。
それによると、「はじめて意識して江戸と取り組もうと思った」のは、昭和51年(1976)の春頃のことで、製版会社の経営に携わりながら、SFを書いていたという。

そのSF第一作が、『大江戸神仙伝』 という小説。
主人公は化学者で、妻を亡くした四十代の独身男、元製薬会社の研究所員。
彼が、ある時、突然、文政五年(1822)の江戸へタイムスリップするという話、らしい。

雑学スタイルの著書を二冊買ってみたが、雑多な内容なので、正直なところあまり読む気がおきない。
それよりも、『大江戸 ○○事情』 シリーズのような、系統だてられた内容の方がいい、と思う。

それにしても、江戸時代って、知れば知るほどおもしろい時代だ。
多才な人物も多く輩出していた。

この著者の本には、巻末に必ず、参考文献と挿絵の出典がていねいに掲載されていて、これまた、たいへん参考になる。
興味を持たれた方は、だまされたと思って、いちど本屋さんか図書館でご覧になるといい。
小説の方は、おもしろいかどうか保証のかぎりではない。

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