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2008年2月 2日 (土)

【読】池澤夏樹 『虹の彼方に』

これも、少しまえに買った本。
今日から読みはじめた。

Ikezawa_over_the_rainbow池澤夏樹 『虹の彼方に』
 
 ―池澤夏樹の同時代コラム―
 講談社 2007.9.11 1600円(税別)

2000年春から2006年末までの間、月刊 『現代』 の巻頭に書いたコラムを中心に、その他の新聞や雑誌に寄稿した文章をあつめたもの。
ちなみに、『現代』 巻頭コラムの前任者は五木寛之、その前は丸谷才一だったという。

<ぼくは自分が政治的な人間だとは思っていない。 本業は小説を書くことであり、現実の世界とは一線を画したところで、フィクションという形式を通じて人の心を解くことだ。 その仕事の合間に生活感のあるエッセーを書くのもいいだろう、と最初は思った。 / 「虹の彼方に」 という通しタイトルは言うまでもなく古典ミュージカル映画 『オズの魔法使い』 の主題歌…(略)…である。 / しかし時代はとても政治的だった。 政治の季節。 / その頃ぼくは沖縄に住んでいて、政治的話題は周囲に満ちていた。(後略)>
<Somewhere over the rainbow, skies are blue ……虹の彼方には青い空があるけれど、ぼくたちの周囲には強風が吹き荒れている。 その風に翻弄されながら、自分の考えという杭になんとかしがみついて書いたのがこれらのコラムである。(後略)>
 ― 『虹の彼方に』 まえがき ―

池澤夏樹さんの文章は、その硬質な感じが好きだ。
クールであり、暖かみがある。
べたべたしていない。
論理的である。

このコラム集で語られていることがらは、私たちをとりまく同時代の状況だ。
池澤さんらしい視点から語られるさまざまな話題に、ハッとしたり、うなずいたりしながら、読んでいる。

うーん。 あいかわらずヘタクソな紹介文で申しわけないが、興味をもたれた方は、ぜひお読みいただきたい。

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コメント

興味が湧きました。
読んでみたいです。

読みたい本がいっぱいあって、
時間がない。

時間はあるけれど、
どこかへ消えていく。

そんな状態です。

投稿: モネ | 2008年2月 3日 (日) 07時58分

先週水曜日にメイ・サートンを借りに図書館へ行き、偶然この本をみつけました。偶然にも同じ本を同じ時期に読んでいます。

投稿: 玄柊 | 2008年2月 3日 (日) 09時36分

>モネさん、玄柊さん
いつも、コメントありがとうございます。
これは旬の本、という感じです。
発行されてから数ヶ月たつので、図書館に入っているのですね。
ひとつひとつの文章が短いので、読みやすいものです。

投稿: やまおじさん | 2008年2月 3日 (日) 09時43分

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