【遊】モクレン
長いあいだ思いちがいをしていたことに、つい先日気づいた。
モクレンとハクモクレン。
白色のハクモクレンのことを 「モクレン」 だと思っていたが、紫色のシモクレン(紫木蓮)の正式名がモクレン、白いのは「ハクモクレン」なのだった。
過去、このブログでもウソを書いていたかもしれない。
まあ、どちらも木蓮の仲間ではあるが。
ハクモクレンは 「ハクレン」、「ビャクレン」 と呼ばれることもある。
ハクモクレンはそろそろ散りはじめて、紫色のモクレン(シモクレン)が目だつようになった。
土曜日、ハクモクレンとシモクレンのあいのこのような、薄い紫色のものを見かけた。
図鑑で調べてみると、マグノリア・スーランジアナという、モクレンとハクモクレンの交雑によってできた園芸品種だという。
日本で、サラサモクレン、ニシキモクレンと呼ばれるものもこのグループに入る――とあった。
(『山渓ポケット図鑑1 春の花』 山と渓谷社)
以下、豆知識。
(『図説 花と樹の事典』 柏書房 より)
<モクレンの渡来は古く、10世紀の『和名類聚抄』に記載が見られる。 ハクモクレンは江戸時代、貝原益軒の『花譜』に記載があり、玉蘭をハクモクレンと読ませている。
ハクモクレンは1789年にイギリスに、19世紀にはフランスに渡り、在来品種と交配されて数多くの園芸品種が生まれた。
マグノリアは欧米でも人気の高い花木で、アメリカ合衆国ではルイジアナ、ミシシッピ両州の州花となっている。>
写真は、3/25(火)、錦糸町駅前で。
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