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2008年3月11日 (火)

【読】日本の探検家たち

前に書いたかもしれないが、別冊太陽(平凡社)に面白いものがでている。

Taiyo_nihon_tamkenka別冊太陽 『日本の探検家たち』
  ― 未知を目指した人々の探検史 ―
 2003.10.19 2600円(税別)

カラー図版が豊富で、なかなかいい。

<とりあげられている人々>
間宮林蔵/松田伝十郎/近藤重蔵/松浦武四郎/最上徳内/高田屋嘉兵衛/郡司成忠/伊能忠敬/土方久功/早田文蔵/笹森儀助/鳥居龍蔵/大黒屋光太夫/福島安正/榎本武揚/河口慧海/能海寛/大谷探検隊/青木文敦/西川一三/木村肥佐生/日野強/今西錦司/槙有恒/今西寿雄/堀田弥一/梅沢忠夫/中尾佐助/川喜多二郎/白瀬矗/西堀栄三郎/植村直巳/ジョン万次郎/嶋谷市左衛門/岩本千綱/天野芳太郎

知らない名前も多いが、興味ぶかい顔ぶれだ。

もう一冊、これは以前このブログで紹介したことがある。
http://yamaoji.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/4_e7ba.html

Edo_no_tabinikki_2ヘルベルト・プルチョワ 『江戸の旅日記』
  ― 「徳川啓蒙期」の博物学者たち ―
 集英社新書 2005.8.22 700円(税別)

<とりあげられている人々>
貝原益軒/本居宣長/高山彦九郎/菅江真澄/古川古松軒/橘南谿/司馬江漢/松浦静山/富本繁太夫/渡辺崋山/松浦武四郎

今読んでいる、『静かな大地』 (花崎皋平) の中に、古川古松軒の名前がでてきた。
松浦武四郎が、この古松軒をそうとう手厳しく批判(非難といった方がいい)している、というくだりを読み、そんなにひどい人物だったのか、と、あらてめて引っぱりだしてみたのがこの本。

ヘルベルト・プルチョワ(スイス生まれ、この本は日本語で書かれている!)は、古松軒をあんがい高く評価している。
こういうところが面白い。
花崎さんは、松浦武四郎サイドに立って書いているので、古川古松軒という、江戸幕府が奥羽と蝦夷に派遣した「巡見使」(いってみれば、役人の視察団)に随行した人物を、評価していない。

ものの見方には、いろいろあるものだ。
(と、今は控えめに書いておこう)

ともあれ、『静かな大地』 は読み応えのある本だ。

Shizukana_daichi_bunko

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