【読】NATIONAL GEOGRAPHIC 日本版
今日、立ち寄った BOOK OFF で、思わぬ収穫があった。
NATIONAL GEOGRAPHIC 日本版 1995年12月号
わずか105円。
ジェーン・グドールの特集が掲載されている。
「ジェンーン・グドール チンパンジーに捧げた35年の記録」
28ページもの特集だ。
(文=ピーター・ミラー、写真=マイケル・ニコルズ)
この女性のことは、星野道夫さんの本 『アフリカ旅日記 ゴンベの森へ』 で、だいぶん前に知っていた。
星野さんの本は、とてもよかった。
(図書館から借りて読んだが、その後購入した)ジェーン・グドール (出典:Wikipedia)
ジェーン・グドール(Jane Goodall,1934年4月3日 - )は、イギリスの動物行動学者、霊長類学者、人類学者、国連平和大使。
ロンドンで生まれ、幼い頃より動物が好きだっため23歳の時にアフリカへ渡る。そこで人類学者ルイス・リーキーに師事し、ルイスの薦めで1960年7月、26歳の時よりタンザニア・ゴンベのジャングルにてチンパンジーの研究を始める。 世界で初めて、草の茎を使ってアリを捕る行動の報告などで、人類固有とされてきた道具使用などの行為や能力がチンパンジーにも存在すること、チンパンジーの性格にも大きな個人差があることを確認するなど、目覚しい研究成果をあげ、チンパンジー研究の世界的な権威となる。1977年には、野生動物研究・教育・保護団体ジェーン・グドール・インスティテュート(JGI)を設立。1990年に京都賞受賞。2002年から国連平和大使を務める。2007年に京都大学は名誉博士号を授与することを決めた。現在、執筆のかたわら、ほとんど休みなく世界中をめぐり、講演や教育活動をおこなっている。
NATIONAL GEOGRAPHIC 日本版のバックナンバーは、BOOK OFF にたくさん置いてあり、一冊105円という廉価。
以前、エベレストの特集が載っている号を手に入れたことがあった。
(2003年5月号)
夢枕獏さんの山岳小説 『神々の山嶺』 で、「マロリーのカメラ」 の謎が物語の中心になっている。
「マロリーのカメラ」 と言っても何のことだかわからないかもしれない。
1924年、英国第三次エベレスト遠征隊のアタック隊の二人、ジョージ・マロリーとアンドリュー・アービンが頂上付近で消息を断つという事故があった。
その時、マロリーが持って行った、コダック社のインスタントカメラだ。
マロリーの遺品がいくつかみつかったものの、カメラは見つかっていない。
そのカメラが残っていて、フィルムの現像ができれば、彼ら二人がエベレストの初登頂に成功していたことが証明されるのだ。
この遭難事故のことは、私のWEBサイトに詳しく書いたことがある。
マロリーのことを、ずいぶん詳しく調べたものだった。
→ 晴れときどき曇りのち温泉
この一冊 「夢枕獏 神々の山嶺」
http://yamaoji.hp.infoseek.co.jp/b_baku_kamigami.html
http://yamaoji.web.fc2.com/b_baku_kamigami.html
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