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2008年4月19日 (土)

【読】この本がほしい

ネットで調べると、古書でたくさんでまわっている。
けれど、高くて手がでない。
手元に置きたい本だ。

図書館から借りてきて、拾い読みしてみる。
いつか手に入れたいな。

Chiri_mashio_ainugo『知里真志保著作集』 平凡社 1975-76
 別巻 Ⅰ 分類アイヌ語辞典  植物編・動物編
 別巻 Ⅱ 分類アイヌ語辞典  人間編

知里真志保の未完の遺作だ。
1953-54年に刊行されたものの復刻。



― 出典:Wikipedia―

知里 真志保(ちり ましほ、1909年2月24日 - 1961年6月9日)は、北海道幌別町字登別町(現在の登別市)出身の、アイヌの言語学者。専攻はアイヌ語学。姉は、『アイヌ神謡集』の著者・知里幸恵。大学での指導教授は、金田一京助。

アイヌ民族の視点からアイヌ語を理論的に研究し、『分類アイヌ語辞典』で朝日文化賞を受賞。その他にも、アイヌ語地名研究者の山田秀三とも共同しながら、アイヌ語学的に厳密な解釈を徹底させたアイヌ語地名の研究を進め、数々の論文や『地名アイヌ語小辞典』などを刊行し、北海道の地名研究を深化させた。また、言語学者・服部四郎との共同で北海道・樺太各地のアイヌ語諸方言の研究を行いアイヌ語の方言学の基礎を築いた。その業績はもはや「アイヌ学」という一つの学問を築き上げている。

真志保は京助を敬愛していたが、アイヌとしての自意識もあり、感情的な部分も含めて、学問的な批判は京助に対しても容赦しなかった。 また、先駆者であったジョン・バチェラーはもとより、研究仲間だった河野広道や更科源蔵、高倉新一郎らの著述における問題についても辛辣な批判を繰り広げた。

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コメント

高そうな本ですね。神田の古本屋あたりなら、手にとって見られるでしょうか。

投稿: 玄柊 | 2008年4月19日 (土) 14時20分

>玄柊さん
神保町の古書店(店名は忘れました)で、知里真志保著作集全6冊揃いを見かけたことがあります。
ただし、紐でくくって高い棚の上にありました。
35000円ぐらいだったと思います。
ネットの古書販売でも、6冊揃いで3万円~5万円の値がついています。
この別巻2冊(分類アイヌ語辞典)だけなら、平凡社から新刊で出ています(27300円)。
欲しいですねぇ。

平凡社のサイト
http://www.heibonsha.co.jp/

投稿: やまおじさん | 2008年4月19日 (土) 22時39分

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