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2008年4月11日 (金)

【楽】【読】バーボン・ストリート・ブルース

高田渡さんの 『バーボン・ストリート・ブルース』 が文庫になった。

Bourbon_street_blues高田渡 『バーボン・ストリート・ブルース』
 ちくま文庫 2008.4.10

渡さんが亡くなって、はやいもので三年になる。
四月十六日が命日だ。

文庫本になったというので、今日、書店で購入。
じつは、単行本も持っている。
真鶴海岸野外ステージでのライブに出演されたことがあり(2001年8月)、その時にサインをいただいた単行本だ。
私は、それまで高田渡さんの熱心なファンではなかったので、その日、はじめてライブで聴いた。
「生活の柄」も、そのとき、はじめて聴いた。

 この日のことは、私のWEBサイト(晴れときどき曇りのち温泉)にも書いた。
 http://yamaoji.hp.infoseek.co.jp/books.html
 http://yamaoji.hp.infoseek.co.jp/kura.html#wataru
 http://yamaoji.hp.infoseek.co.jp/m_wataru_baku.html

※2015/4/15追記
上記のURLは下のように変わっています。

 http://yamaoji.web.fc2.com/books.html
 http://yamaoji.web.fc2.com/kura.html
 http://yamaoji.web.fc2.com/m_wataru_baku.html

その後、北海道の美瑛に帰省していたとき、たまたま渡さんと茶木みやこさんのお二人が、ライブ・ツアーで美瑛にみえていた(四季の情報館)。
聴衆はわずかだったけれど、いいライブだった。

高円寺のライブハウスに、お客さんとしていらしていたのをみかけたこともある。
三鷹の駅前でもおみかけした。
朝の通勤時間帯だった。
ツアーに出かけるところだったらしく、奥様が自転車でお見送りに来ていた。
渡さんは、じゃあな、というように軽く手をあげて、ギターと荷物をかついで駅の階段をのぼっていった。
その風情に、いいなあ、と感じた。

じかに対面できたのは真鶴のサイン会だけだったし、そのときも言葉をかわすことはなかったけれど、なんとなく親しみをおぼえる人だった。
クセの強い人だった。
でも、私は渡さんの歌が好きだ。

享年五十六歳といえば、今の私と同じ年齢。
もっと歳上だと思っていたが、1949年1月1日の生まれ(戸籍上では)だったことを、この文庫巻末の年譜を見て、あらためておもいだした。

この文庫には、単行本に載っていない写真も追加されているようだ。
年譜も単行本にはなかったものだ。
720円(税別)。
ちくま文庫は少々高いけれど、いい本なので紹介した。


(下) 単行本 山と渓谷社、2001年8月15日発売、1500円(税別)
(右下) アルバム 「ヴァーボン・ストリート・ブルース」 (1992年、CD再発売)

Bourbon_street_blues3_3Bourbon_street_blues2_3Bourbon_street_blues_cd_6











「Green it 真鶴 2001」 ちらし (2001.8.18~19)
19日、ここで、上々颱風と高田渡さんの野外ステージを体験した。

Manazuru2001_1Manazuru2001_2

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