【楽】鼓童 ON EARTH TOUR 2008
パルテノン多摩大ホール。
1000人は優にはいる大きなホール(1414席!)に、満員の聴衆。
このグループの人気の高さを知った。鼓童 ONE EARTH TOUR 2008
2008/5/24(土)
PM6:00開演
パルテノン多摩大ホール
http://www.kodo.or.jp/news/index_ja.html
1時間40分、休憩なしという予告だったが、アンコールを含めて約2時間の長丁場だった。
次から次へと繰りひろげられる和太鼓の饗宴に酔った。
ストーリー性のある、いい演奏だった。
大太鼓強打のフォルティッシモから、小太鼓(平胴太鼓)をそっと叩く、かすかなピアニッシモまで、このホールはよく聴きとれた。
感心したのは、篠笛の音が(もちろんマイクなど使わずに)よく響いたこと。
ダイナミックレンジの広い演奏だった。
15人のメンバーのうち、女性が5人(うち一人は踊り専門か?)。
その女性がたたく大太鼓の演奏がいっぷう変わっていて、そっと皮をなでるような、微妙な奏法。
これほどさまざまな音色を奏でることができるのかと、驚いた。
以下、この和太鼓集団の特徴を、Wikipediaの記事から引用。
<鼓童の舞台は和太鼓を主に使うが、笛・三味線・踊り・唄などもあり、全体で一つの流れを構成する。曲は、日本各地の伝統芸能を素材にしたもの(「大太鼓」「屋台囃子」「三宅」「山唄」「西馬音内」他)、現代音楽の作曲家などに依頼してつくられたもの(「モノクローム」「千里馬」他)、それからメンバー自身によるオリジナル(「族」「彩」他)がある。ツアーごとに演目は異なるが、公演は通常約1時間40 分である。 ツアーの公演の後半は、「大太鼓」や「屋台囃子」でクライマックスをかざると決まっている。 使用する太鼓は、宮太鼓(くり抜き胴のもの)と桶太鼓(桶胴で、ロープで締めてあるもの)と締太鼓(くり抜き胴で、ロープで締めてあるもの)に大きく分類される。宮太鼓はさらに胴の大きさ・長さによって「大太鼓」「中太鼓」「平胴太鼓」と呼ぶ。今では稀少な国産産ケヤキの胴に、牛の一枚皮が片面ごとに張った大太鼓は、面の直径は3尺8寸(1m25cm)、屋台の部分も含めると重さは400kgになる。使用する数は、国内の一般公演だと30個~50個程度になる。>
パルテノン多摩の一階駐車場わき(楽屋口)に、彼らのトラックが二台とめられていた。
明日は、東大和市(東京都)のホールで公演予定があるそうだ。
あれだけ全力を使って連日演奏するパワーはそうとうなものだ。
また機会があれば、聴いてみたい演奏だった。
| 固定リンク
「【楽】音楽日誌」カテゴリの記事
- 【遊】2022年に行ったイベント(2022.12.26)
- 【楽】西川郷子さん・星ノ飛ブ夜のこと(2022年の振り返り)(2022.12.23)
- 【楽】上々颱風、一日復活?(2022.06.05)
- 【楽】音楽を聴く日(2021.12.29)
- 【楽】2021年 ぼちぼちいこうか総集編(ライブ・イベント)その2(2021.12.26)
コメント