【楽】「上々颱風8」と「闇を掘る」
明日は恒例の世田谷ライブ(上々颱風)なので、気分がもりあがっている。
きょうは、思い出話を書く。
ひさしぶりに、「上々颱風8」という8年前のアルバムを聴いた。上々颱風8
2000.6.21 発売 YW-S001
いいアルバムだと、あらためて思う。
退団前の後藤まさるさんと、吉田よしみさん、それに、今は亡きHONZIさんが参加している。
収録曲
しびれMambo/夏のバチ当り(罪とバチ '69)/ハラホロの涙―GREAT JOURNEY 2001―/GHETTO BLASTER/海鳴りの丘/FANTASY/恋の卍固め/平和が戦車でやって来る/紺碧の空/ものみな歌に始まる
硬軟とりまぜて、絶妙な配曲。
「硬」――ハラホロの涙、GHETTO BLASTER、平和が戦車で…、ものみな歌に始まる、あたりか。
「軟」――しびれMambo、夏のバチ当り、FANTASY、恋の卍固め、あたり。
その他の曲(西川郷子さんが歌う、海鳴りの丘、紺碧の空)は、「柔」という感じ。
「ものみな歌に始まる」 の詞は、じつにリリカル、すばらしく詩的である。
♪ Ahh すべては歌に 歌に始まる
Ohh はやく降りて来い 祭りの風よ … ♪
(作詞・作曲:紅龍)
上々颱風を聴きはじめたのは、2001年の春頃だった。
当時、このアルバム「8」と、2000年9月に藤沢市(神奈川県)の遊行寺境内でおこなわれたライブを収録した 「上々颱風パラダイス ライブ!」 を含めて、9枚のアルバムが出ていた。
一枚ずつ、CD店で買い求め、夢中になって聴き続けた。
アルバムごとに、感動・発見があった。
そして、この年(2001年)、7月の新宿花園神社 「七夕ライブ」、8月の真鶴海岸、10月のインストア・ライブ(新宿 タワー・レコード)、10月20日の遊行寺ライブと、立て続けにライブに行った。
なつかしい思い出である。
ところで、「闇を掘る」 という16ミリ映画があった。
2001年11月3日、東中野の小さなホールで自主上映を見た。
チラシをたいせつにとってあるので、載せておこう。
「ものみな歌に始まる」 という歌は、この映画の舞台でもある炭鉱町で生まれた。
こういう映画である。
― 朝日新聞 2001年11月11日 記事より ―
北海道の炭鉱に生きた人々を追ったドキュメンタリー映画 「闇を掘る」 (藤本幸久監督) =写真=が、東京都内で上映中だ。 事故で仲間を亡くし、閉山で仕事を失っても、消えることのない 「ヤマ」 への愛着を、5年がかりで記録した。 /映画は、閉山後の炭鉱マンたちの暮らしを見つめ、それぞれの心の中に生きる炭鉱の姿を描く。 (中略) 太平洋炭鉱(釧路市)の採掘現場や、戦前に日本が開発し朝鮮人労働者が強制連行されたロシア・サハリン州の炭鉱も取材した。 ……
【参考サイト】
goo映画 闇を掘る
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD32724/
上々颱風official website
http://www.mandicompany.co.jp/sst/sst_top_.html
Beats21 上々颱風(紅龍、白崎映美)
2001.3.22 インタビュー記事
http://www.beats21.com/ar/A01032203.html
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