【楽】ヒット曲のちから
一青窈(ひととよう)と北原ミレイ。
二人の歌い手を並べたことに、意味はない。
しいて言えば、爆発的にヒットした曲の歌い手ということか。
ヒット曲のちからは大きい。
たまたま、この二人のベスト・アルバムを中古で手に入れた。
残念ながら、私が「いい」と思う曲はそれぞれ一、二曲しかない。
一青窈は、なんといっても 「ハナミズキ」 という名曲がすばらしい。
この人の、クセの強い歌い方は、きらいじゃない。
ヒットした 「もらい泣き」 もいいのだが、私には 「ハナミズキ」 の奥の深い歌詞ほど、迫ってこない。
私ごのみの歌唱なので、もう少し聴きこんでみようと思う。
一青窈 「BESTYO」
2006.11 コロンビア COCP-34052
アルバムタイトルが面白い。
ひととようのベストアルバムということか。
(収録曲 16曲)
ハナミズキ/翡翠/もらい泣き/一思案(ひとしあん)/月天心/影踏み/うれしいこと。/江戸ポルカ/大家(ダージャー)/さよならありがと/指きり/アリガ十々/かざぐるま/金魚すくい/あこるでぃおん~Long ver./てんとう虫
北原ミレイ 「ゴールデン・ベスト」
東芝EMI TOCT 10952
「ざんげの値打ちもない」(阿久悠作詞)よりも、私は 「石狩挽歌」 (なかにし礼作詞) を買う。
寺山修司作詞の 「海猫」 という歌も入っているが、がちがちの艶歌ふうで、いただけない。
浅川マキや山崎ハコにはいい歌詞を提供しているのに、不思議だな。
※ 寺山修司作詞・山崎ハコ作曲 「テンポイントの詩」 (『山崎ハコ ライブⅡ』)がある。
北原ミレイといえば、山崎ハコが楽曲提供した 「納沙布岬」 というすばらしい歌がある。北原ミレイ 「納沙布岬」 C/W 「さいはてへ」
山崎ハコ 作詞・作曲
(シングル・レコード)
SMS SM07-99
前にも紹介したジャケットだが、上村一夫の絵がいい。
(上村一夫は、あの 『同棲時代』 で一世を風靡した劇画家)
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