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2008年7月22日 (火)

【読】ほんとうは怖い感染症

感染症一般というよりも、新型インフルエンザが怖い。
この本を読んで、だいじょうぶだろうかという気になった。

Okada_harue_kansenshou_2岡田晴恵  『感染症は世界史を動かす』
 ちくま新書 580  2006年2月発行 286ページ

1918年 スペインかぜ
1947年 イタリアかぜ
1957年 アジアかぜ
1968年 香港かぜ
1977年 ソ連かぜ

これらは、皆、新型インフルエンザ、つまりインフルエンザウィルスの 「大変異」 (フルモデルチェンジ) が引き起こした、世界的規模の大流行の記録である。
人類は、この新型ウィルスに対して、今のところ無力である。
あらかじめワクチンの用意ができないからだ。
(新型ウィルスに対するワクチンが準備できるまで、半年かかるという)

ちなみに、風邪とインフルエンザは全く違うが、普通のインフルエンザなら予測によって予防ワクチンの準備が可能。
毎年おこなわれる、インフルエンザ予防接種がこれだ。
毎年流行するインフルエンザは、ウィルスの 「小変異」 (マイナーチェンジ) なので、ある程度予防策がとれる。


高病原性H5N1型鳥インフルエンザは、これまで人類が経験してきた過去の新型インフルエンザとは、大きくちがうという。

今のところ、トリからしか感染しないが、人間のあいだで感染がひろがるように変異するのも、どうやら時間の問題らしい。
それほど、ウィルスってやつは、ヒトの手に負えないものらしい。


忘れずに、心の準備をしておこうと思う。
それにしても、日本の行政がこういうことに鈍感である、ということもこの本でよくわかった。

あと30ページほどで、ようやく読み終える。



― 以下、Wikipediaより ―

H5N1の特性
伝染力
H5N1は野鳥に感染することによって世界中に広がる可能性がある。H5N1は突然変異と遺伝子の再集合を起こすことにより、今まで感染しなかったヒトなどの動物に感染するようになることも考えられる。

高い変異率
インフルエンザウイルスはRNAウイルスであるため、突然変異率が高い。また、新たな変種が生まれる原因には、同じ宿主に2種類のインフルエンザ・ウイルスが感染した場合、ウイルス・ゲノムが分割されることによって遺伝子の再集合が起こり、遺伝子組み換えが起こることがある。これにより、病原性のなかった株がヒトに対して病原性を持つようになる可能性がある。

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コメント

この記事とは関係がなくて申し訳ないのですが、
やまおじさんも興味を持たれるのではないかと思ってお知らせします。
「日本熊森協会」というHPをご覧下さい。
自然保護のナショナルトラスト運動のようなものですが、中学生たちが立ち上がったというところがすごいのです。
私のブログにも少し紹介しましたが、星野道夫さんの本を読んでいるときだけに、感銘をうけました。
「魔法のことば」「ノーザンライツ」をゲット。
「星野道夫と見た風景」「アラスカたんけん記」読みました。

投稿: モネ | 2008年7月23日 (水) 10時13分

>モネさん
ご紹介いただいたサイト、モネさんがブログに書いていらっしゃるURLが違っているようですね。

http://homepage2.nifty.com/kumamori/
日本熊森協会
ここですね。

投稿: やまおじさん | 2008年7月23日 (水) 20時17分

ありがとうございます。
そこです!
早速訂正いたします。

投稿: モネ | 2008年7月23日 (水) 21時16分

>モネさん
「日本熊森協会」、興味ぶかい活動ですね。

投稿: やまおじさん | 2008年7月23日 (水) 21時31分

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