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2008年7月 3日 (木)

【読】星野道夫さんをめぐって(続々)

こんな本も手に入れた。

『ベア・アタックス クマはなぜ人を襲うか』 I・II
 S.ヘレロ 著
 嶋田みどり・大山卓悠 訳
 日本クマネットワーク 解説
 北海道大学図書刊行会  2000.9

この市の図書館に置いていないのでネット注文したのだが、届くまで時間がかかった。

『星野道夫 永遠のまなざし』 (小坂洋右・大山卓悠/山と渓谷社) の中で知った。
訳者の一人、大山卓悠さんが日本語訳を買ってでた経緯が、詳しく書かれていたのだ。

その前に読んでいた 『クマにあったらどうするか』 (姉崎等/木楽舎) の中でも紹介されていたので、どんな本なのか気になっていた。

英文の原著は星野さんも持っていたという。
だが、星野さんはこの本を読まずに亡くなってしまったらしい。
原著者は、星野さんとも交友があり(訳者もそうだが)、そんないきさつから、星野さんの死後、日本語版を出すにあたって、あらたな章が追加された(補章 星野道夫の死)。

というわけで、読むのはまだまだ先になりそうだが、ここに紹介しておきたい。

原著
BEAR ATTACKS
Their Causes and Avoidance
Stephen Herrero

スティーヴン・ヘレロ (Stephen Herrero)
1939年米国サンフランシスコ生まれ。 カリフォルニア大学バークレー校で動物行動学の博士号取得。 1968年よりカナダのカルガリー大学に勤務。 現在、環境計画学部教授。 主な研究分野は、野生動物生態学、保全生物学。 1999年来日し、北海道をはじめとするクマ生息地を訪ね、各地で講演や関係者との意見交換を行なった。
(本書著者紹介より)


― 本書巻頭 「日本語版によせて」 (スティーヴン・ヘレロ) より転載 ―

 1996年、極東ロシアのさらに遠隔の地カムチャッカ半島の南端で、私にとっては世界最高の写真家だった男、"星野道夫"がヒグマに殺された。 (中略) およそ二十年間にわたって、彼は毎年何ヵ月も自然のなかで暮らし、グリズリー(ヒグマ)やムース(ヘラジカ)のような危険を秘めた動物にそっと近づき、事故に遭うこともなく、優れた写真を撮りつづけた。 彼がこれらの動物たちをよく知り、理解していたからできたことだ。
 その彼が、なぜクマに殺されたのか? その答は、悲しいことに、星野氏を殺したクマは、彼が愛した、まだ人間によってそこなわれていない野生のままのクマではなかったということだ。 彼を殺したのは、野生のクマのカリカチュア――攻撃的に食物を得ようとする性格のクマが、何ヵ月にもわたって不適切に保管された人間の食物や生ゴミを食べ、その攻撃性がさらに助長されていたのだ。 (後略)
 

Bear_attacks_1Bear_attacks_2 

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