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2008年7月27日 (日)

【楽】あつい夏に聴くアルバム

ちょうど一年前にも、このアルバムのことを書いたっけ。

昨夜からちょいと時間がかかったけれど、三枚組LPを二枚のCDに収めることができた。
できぐあいのチェックをかねて、ヘッドホーンで全曲聴きなおしている。

1956年といえば、半世紀前の演奏。
今聴いても、まったく 「イキ」 がさがっていない。
それどころか、新鮮ささえ感じる。

暑い夏には、うってつけの音楽だなぁ。

むし暑い部屋で、熱いジャズを聴いている。
汗をかきかき、アイスをかじりながら。

Hampton Hawes Quartet
 ALL NIGHT SESSION  Vol. 1,2,3

 CONTEMPORARY RECORDS  1958

 Hapmpton Hawes, piano
 Jim Hall, guitar
 Red Mitchell, bass
 Bruz Freeman, drums

 Recorded the night of November 12th & morning of November 13th 1956,
 at Contemporary's studio in Los Angels.
 Sound by Roy DuNann.  Produced by Lester Koening.

スタジオ録音だが、夜から朝にかけて全曲(16曲!)録音したものらしい。
一発録りだと思う。
ナマ演奏の躍動感が伝わってくる。

All_night_session_12All_night_session_23Vol1_jacketVol2_jacketVol3_jacket   








【参考】
http://www.geocities.jp/iascii/player/Hawes.htm より

Hampton Hawes
1928年11月13日 Californnia 州 LA 生れ。
77年5月22日、LA の病院で脳出血のため物故。
ハイスクール卒業後、Dexter Gordon, Wardel Gray らと演奏。
51~52年に Shorty Rodgers, Howard Rumsey のバンドに加わり、才能を認められた。
その後軍隊にとられ、除隊後の 54年にトリオを結成、名声を得た。
50年代末には麻薬に冒され暫くジャズ界から離れていた。
64年に復帰、以後、ジャズ祭や楽旅で活躍。 

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コメント

LPを自分でCDにする、1950年代の「イキ」が今によみがえる、やまおじさんは夏い夏にはふさわしいことをやっていますね。それにしても、JAZZを演奏する人は早死にがおおいですね。Hampton Hawesは、49歳で亡くなったのですね。

投稿: 玄柊 | 2008年7月28日 (月) 06時37分

どうしてなんでしょうね。
以前、村上春樹の『ポートレイト・イン・ジャズ』をとりあげたときに、調べてみたことがありますが(2007/10/2)、ぼくらの年代まで生きなかった人も多いですね。
やっぱり、酒と麻薬のせいなのかなぁ。

投稿: やまおじさん | 2008年7月28日 (月) 20時29分

うーん、送って頂いた音源聞きました。いつものCDの音とは明らかに違って、山崎ハコ同様、ハンプトン・ホースも生々しくきらめいています。いいですね。感心しました。

投稿: 玄柊 | 2008年7月30日 (水) 08時31分

>玄柊さん
気に入っていただけたようですね。
音がいいかどうか、私にもよくわかりませんが、思ったよりもうまくデジタル化できました。
もっとも、CDでも発売されているアルバムで、聴き比べてはいませんが。
1950年代のジャズ演奏ですが、現代でも通用する斬新さがあると思います。
引き続き、デジタル化大作戦継続中・・・。

投稿: やまおじさん | 2008年7月30日 (水) 21時21分

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