【読】この本がおもしろそう
暑い。
なかなか本が読めない。
通勤電車の中は涼しい、というか寒いぐらいに冷房がきいているのだが、座ると眠くなってしまう。
暑くて、毎日ぼーっとしている。
読みかけで投げ出したままの本がたくさんあるけれど、無理してコムズカシイ本を読むこともないし。
そんなわけで、この本を読んでみようかと思う。
おもしろそうなのだ。
だいぶん前に、大型古書店(ブックセンターいとう)でみつけたもの。
正高信男さんの本は、これまでに何冊か読んでいて、好きなのだ。
正高信男 『天才はなぜ生まれるか』
ちくま新書 466 2004.4発行
こんな内容の本だ。(カバーそで より)
<日本人にとって「個性的な=独創性を備えた人間」を育てるという目標は、半ばトラウマのようについてまわる事柄である。 では、その個性を彩っている独創性は、どのように形作られるのだろうか。 ここで厄介なのは、それが、ある能力の欠如による結果として生み出される場合が多いということである。 歴史に大きな足跡を残した六人の個性的な生涯をたどりながら、様々な障害が逆に独創性を形成していく意外なプロセスを解き明かす。>
とりあげられている六人。
カッコ内はこの本の章題。
トーマス・エジソン 1847-1931 (うわの空のエジソン)
アルベルト・アインシュタイン 1879-1955 (癇癪持ちのアインシュタイン)
レオナルド・ダ・ヴィンチ 1452-1519 (外国語のできないレオナルド)
ハンス・クリスティアン・アンデルセン 1805-1875 (古典嫌いのアンデルセン)
アレクサンダー・グラハム・ベル 1847-1922 (付き合いべたなベル)
ウォルト・ディズニー 1901-1966 (落ち着きのないディズニー)
私はひねくれものなので、こういうタイトルを見ただけで嬉しくなる。
正高信男 (まさたか・のぶお)
1954年生まれ。 1983年、大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。
学術博士。 専攻は認知神経科学。
アメリカ国立衛生研究所、マックスプランク精神医学研究所、東京大学理学部助手などを経て、現在は京都大学霊長類研究所教授。
主な著書に 『ニホンザルの心を探る』(朝日選書)、『いじめを許す心理』(岩波書店)、『赤ちゃん誕生の科学』(PHP新書)、『子どもはことばをからだで覚える』『0歳児がことばを獲得するとき』『ケータイを持ったサル』『父親力』(いずれも中公新書)、『ヒトはなぜ子育てに悩むのか』(講談社現代新書)などがある。
― 本書著者紹介 ―
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