いいライブだったな。


恵比寿アートカフェ・フレンズ
http://artcafefriends.com/
2008年8月9日(土) 18:00開場/19:30開演
Shang Shang Cafe Vol.1
白崎映美、西川郷子、猪野陽子
上々颱風をビッグ・バンドとするなら、こちらは、選りすぐりのメンバーによるコンボ演奏とでも言おうか。
(譬えがちょっとおかしいけれど)
猪野陽子さんのピアノだけをバックに、二人の歌姫、白崎映美と西川郷子が歌う。
陽子さんの歌もあったし(彼女も歌がうまい)、映美ちゃんと郷ちゃんも小道具(ピアニカ、パーカッション)を使ったりしたけれど、基本的にはピアノだけの伴奏。
陽子さんが足首に鈴をはめて、足踏みして鳴らしていたのが効果的だった。
シンプルな演奏スタイル。
これが、とてもいいのだ。
余計な楽器の音がない分、ボーカルがよく通る。
大きなホールとちがって、間近で演奏が見られる。
サウンドはあくまでもアコースティック。
しかも、あの三人娘(?)だけの歌とくれば、これはもう最高だ。
途中、短い休憩をはさんでの二部構成。
曲目は、ざっとこんな感じ。
「祭りが終わるよ」(?)という曲名紹介で拍手がわいたけれど、これだけは私の知らない曲だった。
第一部
守ってあげる、Sara、流れのままに(郷ちゃん)、海鳴りの丘(映美ちゃん)、夜の河を渡れ(陽子さん)、二人をのせチャイな、愛より青い海
第二部
ダイナ(陽子さんピアノソロ)、A列車で行こう(映美ちゃん)、虹の彼方に(郷ちゃん)、ヨコスカ・バーニング・ナイト、東京の夜、祭りが終わるよ(?)、Let it be、いつでも夢を、菜の花畑でつかまえて(陽子さんアコーディオン伴奏)
アンコール
歌うは夢(猪野陽子さんの作った新曲だそうだ)
大半が上々颱風の持ち歌だけれど、まるで別の歌のように、生き返った感がつよい。
「流れのままに」「海鳴りの丘」のように、持ち歌を変えたのも新鮮だった。
今回は、ひさしぶりに家人も同行。
彼女も、シアワセそうな表情で見入っていたっけ。
予約整理番号が9番、10番だったので、前列のテーブルに座ることができた。
開場から開演まで1時間30分もあるため、夕食をとらずに出かけ、お店で食事をした。
値段もそこそこで、しっかりした料理が出てきた。
私の席からは、ピアノに向かう猪野陽子さんが間近に見られた。
正面に白崎映美さんと、西川郷子さん。
わずか、2、3メートルの至近距離。
照明もやわらかで、演奏中の表情がよく見えた。
こういうライブはいいな、と思う。
さすがに人気のある三人。
店内は満席で立見もでるほどだった。
またやってほしいな。
ユニット名は、「上三颱風」(しゃんさんたいふーん)か、「上風」(しゃんぷー) ―― というのは映美ちゃんが言っていた冗談だけれど、こうなるとユニット名がほしくなる。
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